「ここ数か月」の続きです.
優先したいものがあれば、
諦めなければいけないこともある。
その諦めなければいけないことが、
コーラスでした。
優先したいものがあれば、
諦めなければいけないこともある。
その諦めなければいけないことが、
コーラスでした。
コーラスのあった日は、
私は意気揚々と帰ってくるのです。
歌詞の意味から、発音、
アルトのメロディーを覚えるのは、
容易くはありません。
さらに毎週新曲が出るのは、
私には、むちゃハード。
それでも、
歌う前の体操、発声練習、
パート練習、
パート練習、
みんなと合わせる時間、
同じ方向の人と
同じ方向の人と
喋りながら帰る時間は、
他では得られない時間。
他では得られない時間。
二つのコンサートで歌えたなんて
どんなに嬉しかったことか。
どんなに嬉しかったことか。
ところが、
日本に帰ってトロムソに戻ると、
指導者が留守で自主練。
都合が合わない間に
指導者が留守で自主練。
都合が合わない間に
二か月の夏休みに。
5か月のブランクが
できてしまいました。
自分で練習するつもりだったけど
なかなか一人でする気にならない。
「ハルコ、どうしてる?」
などと聞いてくれる関係も
できていない。
(友人も訳があり、今休会中)
(友人も訳があり、今休会中)
11月の50周年コンサートで、
私は歌えるのだろうか?
必死になればできるけど、
労力も時間もどれほどか、
自分でわかっている。
優先順位の高いものにかける時間を
犠牲にしなければいけない。
それでは後悔するのは明らか。
辞めたとしても、
これに代わる時間を
すぐ見つけられるとも思えない。
すぐ見つけられるとも思えない。
そこで、「完璧を目指さず、続ける」
ことにしました。
しかし、
送られてきた次の新曲候補の楽譜を見て、
ギョギョギョ。
ギョギョギョ。
アフリカの歌で、
現地の言葉と
ノルウェー語といっても、
nynorskという別物。
nynorskという別物。
もう無理…
練習開始の日、
辞める決心をして、
皆さんに挨拶する文を
皆さんに挨拶する文を
紙に書いて行きました。
練習開始前、指導者のAnitaに
辞める理由を話すうちに
涙がこみ上がってきたのです。
自分でも思ってもいませんでした。
Anitaは、私の話を全部聞いてから、
こう言いました。
「わかった。
じゃあ、私からの提案よ。
家で練習しなくていい。
コンサートのことも考えないで。
ただ、練習日はここに来て歌う。
家から出てきて、
みんなに会って、歌うことが、
貴方にとって必要なはずよ」。
貴方にとって必要なはずよ」。
まさに図星でした。
でも、思いもしていなかった提案です。
「そんなことしていいんですか?」
「いいわよ」
「じゃあ、そうさせてもらいます。
ありがとうございます」
と、ハグハグ涙涙。
相談していた人にも
結果を伝えて、
ハグハグ涙涙。
自分の心の内を話せたことに、
乾杯。
それを受け止めてもらえたことに、
それを受け止めてもらえたことに、
感謝。
ずっと決められずにいる私を
見てきた相方さんと、
またまた、ハグハグ涙涙。
またまた、ハグハグ涙涙。
ここ数か月を経て
心が、やっと整いました。