先週は、
第17回Nordic Harp Meeting (NHM)に
参加してきました。
参加してきました。
今年はスウェーデン。
Rachelの講座参加者
Rachel撮影
これは、いつも一人旅、
私の世界、
未知なるものとの出逢いの場。
今年は、2年前に出逢った
Finland在住の美琴さんと
コペンハーゲンで合流。
二人で行けたのは、
嬉しかったです!
今年はまた格別。
Steinさんの逝去で、
「皆さんに会いたい、
嬉しかったです!
今年はまた格別。
Steinさんの逝去で、
「皆さんに会いたい、
いい場にしたい」
という想いが
という想いが
暗黙で伝わってきました。
実り多くて、
実り多くて、
何をお伝えしようか迷っていたら
一週間たってしまいました。
一週間たってしまいました。
厳選したんですけど、まだ長文。
お許しを。
※今年のプログラムは、こちらから。
●気取らない フラットな場
私がNHMで最も好きな点は、
気取らずフラットな場であること。
例えば、
食事、休憩時を
一目見ただけでは、
誰が講師か、プロか、素人か、
全くわからない。
皆が、自由に話し行動しています。
一目見ただけでは、
誰が講師か、プロか、素人か、
全くわからない。
皆が、自由に話し行動しています。
今回はホテルまで遠く、
「車がない人は、会場で寝れます」というので、
私は、寝袋マット持参で参加
(宿泊費無料)。
プロが、隣で
ガーガーいびきかいてるという・・・
想像できます?(笑)
Anouk(オランダ)Erik(スェーデン)Andoriano(イタリア)
Rachel(スコットランド)
みんなで弾く時間。
むっちゃフレンドリーですが、
さすがに演奏の存在感はたっぷりです。
●スタッフの
強力なチームワーク
NHMの参加費は、100EUR。
(受講料、コンサート、食事含む)
その安さには、
スタッフ・友人の協力があります。
特に今年は、主催者のErikが
個人的にとてもハードな時期。
そこで、Erikだけでなく、
スタッフ、講師陣まで、
料理からコンサートの進行、準備、
できることは
料理からコンサートの進行、準備、
できることは
誰でも、何でも手伝うという、
例年以上の「自主参加型」。
例年以上の「自主参加型」。
私も会場宿泊したお蔭で、
ちょっぴりだけど
手伝うことができて、
嬉しかったです。
メインスタッフに感謝を告げるErik
特に2回目参加の
Adoriano(イタリア)さん。
Erikと親しく、
自分の講座もコンサートも
強烈なインパクトで
強烈なインパクトで
私たちを楽しませてくれました。
その上、
他の人のコンサートの音響役、
その上、
他の人のコンサートの音響役、
ダンス、ダンスの演奏、
参加者が帰ってからの掃除まで、
参加者が帰ってからの掃除まで、
フル活躍。
お茶目で気持ちのよい働きぶりに、
感心するばかりでした。
お茶目で気持ちのよい働きぶりに、
感心するばかりでした。
●「Harp」を通した広がり
「ハープ」にも多種あること、
消滅しそうな楽器を愛し
守っている人がいること、
いつも感動します。
今回は、リラが、
ヴァイキングの時代を
物語る楽器として
印象に残りました。
印象に残りました。
異次元に感じていたアイスランドの伝統音楽も
今年は歌うことができて、
ぐっと親近感が増しました。
ぐっと親近感が増しました。
ハープの演奏技術を磨くだけでない
NHMの特徴です。
●Stein が残したもの
Stein の想い出の時間。
思い出深き人たちの語りと演奏、
Erik作のフィルムで、
涙と笑いに包まれました。
涙と笑いに包まれました。
ノルウェーハープと
古き楽器ランゲレークの響き合い。
SteinとMarits のハーモニーは、
他に例えようがないものでした。
SteinとMarits のハーモニーは、
他に例えようがないものでした。
急遽前日にプログラム変更。
Steinを6週間前に失くした
Steinを6週間前に失くした
Maritsが、
彼女を支える妹、友人と共に
参加することになったのです。
彼女を支える妹、友人と共に
参加することになったのです。
なんと、
このCD(1995発売)の
若きヒーロー6人のうち
成熟した4人の演奏でした。
成熟した4人の演奏でした。
ランゲレーク数台の演奏、
私は初めて聞きました。
私は初めて聞きました。
電子音に溢れる時代、
この繊細な音色の楽器。
この繊細な音色の楽器。
守るべき楽器だ、
とひしひしと実感。
今年は、
ランゲレイク誕生500年です。
ランゲレイクに 参加者も 挑戦
● 8か月ぶりハープ復活!
実は、私は手を痛めてから8か月、
ハープを弾いていませんでした。
奈未さんのレッスンも
10月から再開して頂いたものの、
まだ痛みがある。
まだ痛みがある。
「弾けなくてもいい」
と心駆られて参加したのです。
NHMでは、
私の弾く姿勢に
アドバイスをくださる方あり、
肩の力が抜けたプロの弾き方を
肩の力が抜けたプロの弾き方を
身近でまじまじ。
お陰で、帰ってきてから、
痛みなく
お陰で、帰ってきてから、
痛みなく
ハープを弾けるではないですか!
おまけに、
閉じていた蓋が開いたかのように、
したいことが浮かんできました。
したいことが浮かんできました。
久々の感覚です。
「人は独りでは、生きていけない」
「仲間がいると、自分が広がる」
あらためて、実感するNHMでした。
この場にいるって
何と恵まれてるのか。
一週間経って
ますます味わっています。