すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

春の夕べ 笛の音とともに 雲龍演奏会(報告その2)

2009-04-23 | 垂水たんけん隊

●教室にスポットライト登場!

今の教室を改築したのは、3年前。

教室としてだけでなく、
人が集まってほっとできる場にしたい。
演奏会などもできるようにしておきたい。

そこで、
天井には、
スポットライト用のレールを取り付けていました。

3年間、出番がなかったのですが、
スポットライトを買って、ようやくデビュー!

スポットライトとダウンライトだけで、
がらりと趣が変わっちゃうんですよ。

我ながらワクワクしてきました~!

● 皆さんの感想より

さて、さて、
演奏会はどうだったか、と言いますと・・・

皆さんの感想から少し紹介いたします。

【音色】

★雲龍さんは、木の実、コアガラスの笛、縦笛・横笛など8種類  の笛を吹いてくださいました。

・いろんな笛があるので、びっくりした。
 すごかった・・・とにかくすごかった!
・自然な澄んだ音色って、こういう音なんですね。
 清々しかったです。
・近くで聞けたし、日本の純粋な音ってこういう音なんだろうな、
 心に響くってこういうことなんだろうな、と思いました。
・笛の音が高温と低音の二重に聞こえたのは、気のせい・・・?

【揺らぎ】

・音は耳で聞くものと思っていましたが、頭の前の方まで響い  て、頭部で聞く音があるんだと思いました。
・いいものだけでなく、自分が避けていたことなど、
 心の中に隠れていたものが出てきったって感じでした。
・仕事が忙しかったので、静かな笛の調べに、
 固まっていたものが解けていくようでした。
・体や周りのものや空間に
 音がこんなに共鳴するのを感じたのは初めてです。
 私の体の中も頭の中にも
 揺らぎが起こっているって感じでした。

【感じるままに】

・心が洗われるってこういうことかな、と思いました。
・思っていたのとは違ったけど、なんか心に残りました。
・その場で感じるままに吹かれるって、すごいと思いました。
・前にも聞かせていただいたことがあるのですが、
 その時、その土地の思いで吹かれるからか、
 また違って聞こえました。
・感じるままに現す雲龍さんの笛の音と
 私の中の想いが響きあって、私の中の会話となる。
 遥かなる時間、空間、私自身の存在・・・・
 そんな静かに佇む時間となりました。

【垂水を知って】

   ・垂水たんけん隊の「垂水マップ」やお話があったので、
    雲龍さんの話や笛の聞き方も違ってきて、すごくよかったです。

【雲龍さんより】

 演奏会の前に垂水を案内していただいたので、
「垂水」のことをさらに感じることができました。
 また、垂水で吹かせていただきたいと思っております。

【豊吉より】

雲龍さんは、もちろん、
たくさんの方々にお世話になって、
素敵な演奏会になりました。
初演奏会、大成功でしょうか。

楽しく、実り多き演奏会となりました。

ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の夕べ 笛の音とともに 雲龍演奏会 (報告その1)

2009-04-22 | 垂水たんけん隊

2009.4.11より

●本番は、定員オーバー!

ついにこの日がやってきました。

S.L.S.すぎなで演奏会をするのは、初めてです。

なんせ手狭にて、定員26名。

ところが、当日は、30名に!

意外にも、全然大丈夫でした!

***** *** ***** ** ***** ***

雲龍さんは、ガイアシンフォニー6番に登場している方です。

そんな方が、どうして、豊吉さんのところへ・・・・?

そりゃ、誰だってそう思うでしょう。

実は、私がお呼びしたわけではないのです。
ご縁とは、こうやって訪れるものなのでしょうか・・・・

●笛より神社でつながった?

雲龍さんの笛の音を初めて聞いたのは、
2ヶ月前。

おむすびティータイムによく来てくださる方から電話がありました。

「突然なんだけど、来週、笛を吹く方がうちに来てくださることになったの。
なんだか有名な方らしいのよ。
それで、一番に豊吉さんにお知らせしたいと思って・・・」。

そう言われたら、嬉しいじゃないですか。
何にもわからないまま、喜んで伺いました。

その笛を吹く方が、雲龍さんでした。

でも、それだけで私は帰ってきました。

●「ここで、雲龍さんの演奏会をやったらどうだろう?」

その二日後が、おむすびティータイム

そして、おむすびティータイムの翌日。

一本の電話がありました。

「豊吉さんのところで、雲龍さんの演奏会やってみませんか?」
「え~~! なんで、また???」

雲龍さんの演奏会を津でもしたい」と思っていた方が、
おむすびティータイムに参加しておられ、
「ここで、雲龍さんの演奏会をやったらどうだろう?」
そう思ってくださったというのです。

●笛より神社でつながった?

雲龍さんの笛を聴いたその時の私は・・・

雲龍さんの笛の音に集中していたにもかかわらず、
私の脳裏に浮かんでくるのは、私の近所の神社のこと。

私は、神社信仰家ではありません。

ただ、
自分の近所にある神社、
昔から大事にされてきたはずの神社が、
「なんか怖いよね」と言われるのをよく耳にしていたのです。

私は子どもの頃から遊んでいたからでしょうか、
その神社が怖くありません。

だけど、怖がる気持ちがわからなくもない・・・・。

この土地に暮らす人にとっても、
この土地を訪れる人にとっても
神社、近所を「怖い存在」のままにしておいていいのかなあ?
なんとかしたい。

そんな思いが強くなっていたのでしょう。
でも、気になっていたのは、
神社だけではありません。

私の住む垂水には、狭いにもかかわらず、お寺や不動明というものが多く、
それらのことを何も知らずにいることが
自分で気になっていたのです。

雲龍にさんにそのことを話しました。
すると、神社仏閣で奉納演奏をしていらっしゃる雲龍さんから、
「そちらにも回りましょう」
と言ってくださったのです。

何かが、ぱっと開けたような気がしました。

それからと言うもの
あれよあれよと事が進み
11日の本番を迎えた、というわけです。

このお話の続きは、また次回で!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

18歳は、やっぱり新鮮だ!

2009-04-08 | おむすびティータイム

おむすびティータイム

今日はどんな人に出逢うかな?
おむすびティータイムは、
参加者で作るライブの場です。

2009年3月10日(火)より

今日の参加者は、13人。
中でも嬉しかったのは、18才の男性が参加してくれたこと。
自分の息子のような方の参加は、初めて!

「母が、仕事の合間を縫って参加しようとするのは、
どういう場なんだろう?
と思って参加しました。
でも、ドキドキです」。

よく参加してくれました。
ありがとう!

彼の進路によっては、「もう一度参加」は、ないかもしれません。
それなら、ぜひインタビューゲームをしてもらいたい。
私は、そう思いました。

だって、インタビューゲームには、
社会に出て役に立つことが、
たくさんありますから。

●「聞く自由」「話さない自由」

「聞きたいことを聞いてもいい」
「話したくないことは、話さなくていい」
『話す自由」はあっても
「聞く自由」「話さない自由」
て、案外言われていないような気がします。

この自由は、インタビューゲームの根底にあること。
そして、本来当たり前のことです。

でも、実際には、どうでしょう?

「聞けば、解ける誤解」
「聞かないから、わからないこと」
そんなことが、たくさんあるように思います。

「どう思われるか」を気にして、聞けない・・・。
話したくないのに断れなかった・・・・

と後悔することもあります。

三つの自由が当たり前であれば、心地よい関係になる。

そんな体験が、インタビューゲームでできるのです。

●「違い」を受け入れる

自分が思っているように他人が聞いてくれているとは、限らない。

これも本当は、当たり前のこと。

でも、「自分が話した通りに他人は聞いてくれている」と勘違いしてしまうものです。

インタビューゲームの中の聞いた話をまとめたものを読む場面。
特に声を出して読み上げるとき、違和感を感じたりします。
人によって受け取り方がずい分違うんだと感じもします。

自分と違う「他人」

自分が思っているのとは違う「自分」を

受け入れる練習にもなるんです。

●受け手による違い

この日、人数が奇数だったので、私は一つのペアの話を聞かせていただきました。

そして、同じ人の話を18才の男性と私がまとめました。

読み上げてみて、びっくり!

「18才の男性」と「47歳の女性」で、
受け止め方、着眼点が、こんなに違うんだ~!

思わず、感嘆・大爆笑!

2人のまとめた文をご紹介いたします。

★「新しい私」 ~「18才の男性」によるまとめ~

最近、とあることに気づきました。

それは、
「自分の努力の前に、あたりまえと思われている、実はそうじゃないものがある」
ということです。

これまでは
「私が!私が!」といった感じでしたが、
先日娘が高校を卒業しました。

するとどうでしょう。

ピチッとした制服に身を包み、
髪型もフォーマルな感じだった彼女に変化が訪れたのです。

まとめていた髪を下ろしたのでしょうか。
どこからか、前髪が現れ、髪にパーマがかかり、
まるで「よそのお姉さま」にでもなったかのように思いました。

当たり前のように一緒にいたあの子が、本当は当たり前ではなく、もっと素敵で、いろんなことを教えてくれる、とてもありがたい存在だと気づいた瞬間でした。

それ以来、娘のおしゃれを楽しんでいる私がいます。

それに、こうして自分が変わると、
見えてくるものが増えるだけでなく、
もっと多くのものを見たい・知りたいと思うようになりました。

新しい自分を精一杯楽しみたいです。

私生きています。

今を生きています。

★「18才の男の子と話せて、私幸せでした!」
        ~「47歳の女性」によるまとめ~


 私が今気になっていることは、二つ。

 一つは、

「自分が努力したら、誰かが助けてくれる」と思っていたけど、
違うんだ、逆だったんだということ。

環境が整っていたから、自分が努力することができていたんだ。
まず、そのことに感謝すべきだったんだ、
とつい最近気がついたのです。

そう思えるようになったら、
すべてがありがたいと思うようになりました。

もう一つは、「老い」について。

18才の娘が大学生になります。

制服で飾りっ気もなかった娘が、おしゃれをし始めたら、
なんと可愛くキラキラしていること!! 

親ばかというのではなく、
18才には、18才の美しさ。
若さゆえの美しさがあることを実感。

それはもう私には、絶対にありえないこと。

だったら、年老いていく私は、どうしたら美しくいられるだろうと考えました。

違う考えを受け入れるような度量を身につけたり、
ずっと学んでいくことが必要なんだろうな。
また、お茶の作法のように型を身につけ、
にじみ出てくるような美しさもあるといいな。

自分の意識一つで、世の中メッセージだらけなんですね。

やることいっぱいで、私幸せです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする