すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

ケーブルカーで一緒に上ってみましょう。

2024-04-08 | トロムソの観光
私たち、Påskeferie(イースターのお休み)も
新しい仕事の準備をしていました。
夏から
家の一部を貸し出そうとしているんです。
ホテルより うんとお安く。
そう、Airbnb です。

この部屋は、私が来た時は、
聞くのも恐ろしい「開かずの間」。
相方さんが時間をかけて積み上げた埃と共に
物置き場と化していました。

それを人が集まる場にしようと、
一念発起して、物を処分。
自分たちで床も張り替え、大改造。

日本人で集まったり、
音楽会をしたこともありました。
家族や友人が泊まってもくれました。
コロナ期は、相方さんの仕事場に。

今は、
私の体を助ける仕事なろうとしています。

この部屋、
キッチンはない、
トイレ、シャワーは
離れているんですよ。

それでも、Airbnb の経験者から
具体的なアドバイスをもらい、
「やってみるか!」となりました。

最小限の経費で、
使いやすく、心地よく。

ある物、ない知恵絞り切って、
「これなら、いけそう」
というところまで、ようやくきました。
(まだまだ途中ですけど)

うちは、バス停まで徒歩1分
最近、そのバスが、なんと
空港行きに変わりました。
乗り換えなしで空港から15分
町まで10分

便利でしょ?

ケーブルカーにもバスで20分です。

皆さん、今日は、ご一緒に
ケーブルカーで上ってみましょう。



ここがケーブルカー乗り場。
頂上まで ほんのちょっと。
チケット代は、片道270kr。
往復なら、540kr。
たっかーーー!!‼
しかし、
雪道、氷道を徒歩で行こうとして
ヘリコプターに助けられたツーリストが
何人いることか!



来た来た。

3月31日 15:44。
まだまだ太陽は低く輝いています。
この影の長さよ。

約5分で到着です。(はやっ)



地元の人は、
散歩で上ってきます。
もち、私にはできません(#^.^#)



標高425m。
それでも、雲を 雲の影を
見下ろせます。



トロムソの象徴的山
Tromsdalstinden (トロムスダールスティンデン)が
すぐそこに。
今日は、プロが撮影しているようです。



ここからは、足で上りますよ。
(上らなくてもいいんですけど)
これが、天候によって、
天国にもなれば、
スリルにもなる。



そこから斜面側にいくと・・・・
天気が良くても、かなりのスリル。
柵というものは、一切ありません。
が、転落の話も聞いたことがありません。
怖くて、近寄らないのでしょう。
柵がないお陰(?)
しかし、私たちは、ここを歩きました。
絶景です!



トロムソ島も一望できます!
周りの山々が青い海に白く浮き上がり
輝いています。
このような山々に囲まれて、
トロムソ島は守られているのです。



この小さな島・Håkøya(ホーコイヤ)は、
うちから見えています。
反対に Håkøyaから、うちも見えます。
小さくても自然に恵まれた島。
しかし、第二次大戦時の、
ドイツ軍艦が沈んだ跡も残る島です。



よーく見ると
真っ白な部分があるでしょ。
これは、
Prestvannet(プレストバーンネ)という湖。
うちから歩いて、20分。
スキーでも、徒歩でも 
凍った湖のど真ん中を横断するのは、
なかなか爽快です。

そして、
この季節、もう一つの楽しみ。
まだ見れるか、これが最後か、
とドキドキする。

日に日に時間を延ばして
明るくさす陽の光に
かき消されることなく
現れるその光。

より尊く感じるものです。

この日は
動きも速く、
かなり強かったようです。

そうだ!
写真の前にお知らせです。

ブログ・すぎなの風は、
4月から6月、お休みいたします。

次回は、7月第一週目になります。

皆さん、機嫌よくいましょうね。

今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございました。


2024.4.4.21:19


2024.4.4.22:19


2024.4.4.22:26
※ 写真は、3枚とも うちのベランダからです。
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すべてを「青」にこめて ヒマラヤン ブルー ポピー  

2023-06-29 | トロムソの観光
今日は、トロムソの花を ひとつ
紹介したいと思います。

トロムソの植物園は、
世界最北の植物園。
高山植物が集められていて、
ロックガーデンも綺麗です。
屋外だけで、
どの花も雪の下で越冬します。
(入場無料)

6月末から7月、
その中で、目を引く花があります。
この花を見るために
トロムソを訪れる人もあります。

ヒマラヤン ブルー ポピー
(Blå Valmuesøster)

こんなに大きい、温かい青色の花。
私はトロムソで初めて見ました。

トロムソの気候に合うのか、
公園でも、家の庭でも時々、
この花が見られます。

この花、うちの庭にほしいなあ。

なんて、思っていたら、
相方さんの親戚の方が、
庭から株を分けて下さいました。

あれが、5年前。

1年たっても、ひょろひょろ。
2年目、今にも消えそうで、
    場所を変えてみた。
3年目、消えはしないが、
    一向に大きくならない。
4年目、背丈は変わらないが、
    株が増えてきた。
5年目、今年。

なんと蕾だ、蕾をつけてる!


6月13日 9;36

ぐんぐん丈が伸びて、
ついに、つぼみがほころんできた!

6月20日 17:35

そして、




6月28日 10:43

名前は、ポピーでも、
そよ風にふわふわ揺らぐイメージとは、
全く違います。

がっちりと、まっすぐ
天に向かって伸びます。

蕾は重そうに垂れているのですが、
花を開くごとに
顔をぐっと上げてくるのです。
太陽の光を力に変え、
笑顔をめいっぱい披露するように。

堂々とした姿に 
こちらまで凛とします。

ヒマラヤから、
よくぞ来てくれました。
よくぞ連れてきてくださいました。

Kongsbakken(コングスバッケン) でも
これから、どんどん、
ヒマラヤン ブルー ポピーの花が
顔を上げてくることでしょう。

トロムソの街を見下ろすように。


Kongsbakken(コングスバッケン)  
6月26日 17;35
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「やま、また山々」は、北欧でノルウェーだけ

2019-08-09 | トロムソの観光

 ● 山の国、ノルウェー!

ノルウェーも「北欧」の一国なのですが、
どうも日本人には、影が薄いんだよなあ、
と思うこともしばしば。

では、ここで問題です。

北欧の中、ノルウェーの地形的特徴って、何でしょう?

「フィヨルド」!

これは、よくご存じですね。

でも、こちらもお忘れなく。
「フィヨルド」と一体にある「やま、また山々」。

北欧の中で、これほど面白い形が連なる山を持つのは、
ノルウェーだけなんですよ。

かつてはこの山が、交通や文化の往来を妨げもしたでしょう。

しかし、「山のない生活なんて、退屈だろ?」と言うほど、
ノルウェー人は、
山登りを好み、山景色を愛で、
山を誇りに思う血が流れているのだ、
と私は、最近つくづく思うようになりました。

そこで、今回は、
トロムソの街からバスで7,8分、旅行者でも登りやすい山、
Storstein(ストールステイン)という山を紹介いたします。

Storstein とは?

«Stor»は「大きい」、«Stein»は「石」。
つまり、Storsteinは「大きい石」という意味で、
表に際立つ大きな石が特徴です。

標高400m、トロムソの街から山々が一望できます。

ケーブルカーでも登れるのですが、

地元人だけでなく、旅行者も登山道を登る人がぐんと増えて、
近年は登山道が崩れやすくなっていたそうです。

「石段」を、ネパールの知恵と技術で

今年、登山道を補強した「石段」が出来上がったのですが、
ネパールのシャルパに依頼して、ほぼ3年かかりました。

考えてみれば、ノルウェーの山は、岩質が多い上に、
山登りを楽しむ人たちに「石段」は必要なかったのでしょうね。

土砂崩れも多いネパールのシャルパたちの知恵、技術は
ノルウェーの他の地でも、起用されているそうです。

名づけて「Sherpatrappa(シェルパトラッパ:trappaは階段)」

この石段は1200段で、距離900m、高さ250m、
ケーブルカーと同じところまで登ることができます。

先日、やっとこの話題の「石段」を登ってきました。

手すりはないけど、スリルがある?

石段にたどり着く前に、ひと歩き。
さあ、石段。早くも心臓がバクバクしてきた。

これで、頂上まで行けるんかいな、私?と思っていると、
4歳くらいの男の子たちがペチャクチャしゃべりながら、
とっとと先に登っていくではないですか!

あかん、私も頑張らな!

でも、無理は禁物。何度でもゆっくり休みましょう。

雨が降ったら、この下で。いかにも、ノルウェーですね~。

もうすぐ到達!という所で、ふと振り返ると・・・!!

到着! あれれ・・・? 家が、道が、全てがくっきり見えるではないですか!

これは、トロムソに通じるようになったってことでしょうか・・・?

頂上には、カフェもあります。

でも、事前にスーパーでサンドイッチなどを買って頂上で食べたら、
ちょっと住民気分を味わえるのではないでしょうか。

ノルウェーは、物価が高いですが、
頂上のカフェの金額は、下界より、もう一つ高いんです。

あしからず。

できれば、散歩感覚で来る地元人と、ぜひお話しください(^^)

きっと喜んで話してくれます。

そうそう、ウォーキングシューズは必須ですよ!
お天気も急に変わります。

くれぐれも、なめてはいけません。
身近で手軽と言え、ノルウェーの山です。

あしからず。

トロムソにお越しの際は、ぜひお試しくださいませ。

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29回トロムソ国際映画祭・ボランティアから

2019-01-22 | トロムソの観光

29回トロムソ国際映画祭(TIFF)、
映画好きにはたまらない1月のトロムソ行事。(1月14日~21日)

3年ぶりに私も4日間ボランティアをさせてもらいました。
(学校はお休みして)

TIFFでは、様々な国の社会問題を投影するものから、アニメまで、
約120本(大人向け)が9会場で朝から晩まで上映されます。
子どもの映画は屋外で無料。
ちなみにボランティアは約260人です。

 子どもたちはね、「寒くない」んだそうです。

私は26本見ることができたのですが、字幕は全て英語。

日本の作品はいい!
字幕読まず、そのまま心に入ってきます。

今年の日本の映画は、
「万引き家族」「カメラを止めるな!」。

泣きました、
お腹抱えて笑いました、
多角的視点・アイデアに拍手しました。

それにしても、26本も? 
そんなに見たら、チケット代も高いでしょう?

心配ご無用。
ここでボランティアのメリットをお話ししましょう。

仕事中も映画が見れる!無料でチケットが入手できる!

ボランティの主な仕事は、
会場入り口でのチケットもぎ、人数把握、上映中観客への配慮、上映後の会場の掃除、点検。
これをボランティアで連携をとりながらします。

「上映中の観客の配慮」には場内に座るので、
「その映画が見れる」わけです。

また、当日、翌日のチケットは無料で入手できます。(満席でない限り)

このため、ノルウェーのあちこちから、また海外からも、
このボランティアをしに来る人がいるのです。
私も3年前は旅行者でした。

今年のボランティアグッズ。お魚は、クッキー型。さすが、トロムソ!

さらに、今回は、3年前の自分との違いに、

随分勇気づけられました。

ノルウェー語で仕事ができた!

3年前は皆さん英語で話してくれましたが、
今回は全てノルウェー語でのやりとりでした。

「わからなければ、『もう一度ゆっくり言ってください』と言う」。

これがこれまで、なかなかできませんでした。

わからなすぎると、
質問する内容もタイミングもつかめません。

でも、今回はそれができたんです。

苦手な聞き取りも、通じるようになってきたんだ、
と正直言って不思議な気持ちです。

英語字幕全部に目が通せた!

私がノルウェー語の学校に行き始めてから1年半、
英語はノルウェー語を調べるためだけで、
ノルウェー語に集中してきました。

現在英語を話そうとすると、
ノルウェー語が先に出てきて、ノルウェー語混ざりの英語になるんです。

これで、字幕が読めるのかと心配でしたが、
意外にも字幕にすっと目が通せました。
もちろん意味がわかるかどうかは別として。

3年前は、これもできませんでした。

ノルウェー語でアルファベットに慣れている。
辞書の英単語に触れるだけでも脳に作用している。

この発見で「英語」への壁が一つ吹っ飛んだ気分です。

入場者に知人が!

チケットもぎをしながら、
知人を見つけた時の嬉しさ。
言葉を交わせる喜び。

これは、旅行者との大きな違い。

もともと人に声をかけるのが好きな私は、心から楽しめました。


「5月にノルウェー語の試験、6月に学校を終了」。

この一区切りに向けて、もうしばらくノルウェー語に集中してみます。


今日は、トロムソに太陽が戻ってきましたよ~!

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9月のトロムソをお勧めする理由

2018-09-30 | トロムソの観光

今年の9月は私の家族を招待し、初めて来訪する寒がりの友人にも9月を勧めました。

なぜか?と言いますと・・・

1. 雪がなく、暖かく、歩きやすい。ベリー摘み(間に合えば)ハイキングを楽しめる。
2. 夏と違い、暗い夜が戻ってくるので、オーロラも見える。
3. 天候の予測が難しい中、9月は快晴率が高い。
4. 野菜の収穫、放されていた羊が戻ってくる時期。つまり旬の食材が多い時期。

 「ケーブルカーの山頂」というメジャーな場所にふっくらブルーベリーがいっぱい!

年に一度の食の祭典SMAKではいろいろ試食できる。意外にもヤギの肉が美味しかった!ぜひお試しあれ。

オーロラは見てほしい!でも、1番の目的にはしないでね。

「まず、オーロラが見たい!」大概の人はそう思うもの。

でも、私は必ず言います。

「オーロラを見るのを第一の目的にはしないでね」と。

トロムソは、北欧の中の北極圏、かつ北ノルウェーの中核地。
興味さえあれば、オーロラの他にも貴重なものが沢山あるのです。

オーロラは、毎日現れるものではなく、
予測も難しい。
見れたら、ラッキー!
という気持ちで来ていただきたい。

つくづく私はそう思うようになりました。

そんなことをしかと伝えて迎えた家族、友人たち。

家族は、我が家で18人のテーブルセッティング、
土産梱包など準備全般手伝ってくれました。

相方さんの甥っ子が勉強中の日本語で、
私の息子が英語で通訳したりで、
老いも若きも和やかに賑やかに過ごせました。
家族親睦会、大成功!

 

   小春日和で、さらに和気あいあい

友人たちは、綿密な事前の相談・情報共有をして、
充実した時間に満たされていました。

オーロラですか? 
有難いことに、家族も友人たちも出逢えました!

「一番にしないで」と言いつつも、ほっとしますねぇ。

稀有で神秘な現象、そりゃあ見てもらいたいですもの。

フィヨルドクルージング

私も家族と初めて体験しました。
好天でもあり、風を陽を浴び、予想以上に快適でした。

・断崖絶壁の世界遺産の風景とはまた違う穏やかなフィヨルド。

・ノルウェー独特の沿岸に点在する牧場、農場、家の様子が一望できる。
・魚釣りができて、
  釣れた魚(タラ!)を船上でさばき、ランチのスープに入れてくれる。
・お茶・お菓子・トイレ付き、
  他の乗客やスタッフとの交流もしやすい手ごろな空間。

船に弱くさえなければ、お勧めです!

一軒家で、「暮らし感」を味わう

トロムソには、airbnb(エアビーアンドビー)の物件も沢山あります。
7人の友人たちは、airbnb でオーナーさんが住む家に宿泊しました。
トロムソの中心街から徒歩25分、バスで10分。

スーパー、魚屋で地元の食材を買い込み、毎朝食、また夕食も作っていました。
まるでグループ合宿!

彼らの念願「暮らすように」を見事に満喫しているではないですか。

ホテルより安くつくし、トロムソは物価が高いので、こういう形もいいですねえ。

       日ごとにノルウェジアンしていった彼女たちの食卓。うちの食卓よりずっと素敵!

また、ロープ―ウェイが工事中で、
山に登る人、植物園に行く人と別行動。
別の3人は、「お茶でもどうぞ」と家の中で2時間もお喋りしてきたというのです。
もちろん英語。
やっぱり英語ができると楽しみ方も広がりますねえ。
私ももっとトライしよう!

その翌週、

まさかまさかの雪が降りました!早すぎ!!! 

天候の予測困難とは、こういうことです(^^)。

  

    夜雪見できる可能性もある? 

 

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野外で自由にロックンロール!

2017-07-26 | トロムソの観光

トロムソでは、先週から山の端に太陽が沈むようになりました。

そして、毎年この頃の木曜・金曜・土曜日3日間に
Bukta Festival”というロックンロールのイベントが屋外で行われます。

相方さんが好きなので、私も3年連続来ていますが、
毎年びっくりする人数です。


私はロックンロールなんてろくに知らないのですが、
乗って踊るとカラッとするから不思議!

私の「面白い」をいくつか紹介いたしましょう。

1. ロックンロール好きが始めて続けている!

2004年にロックンロール好きが始めたそうです。

新人から有名人まで国もミュージシャンもいろいろで、
ステージは大・中・小と3つ。

今年は3日間で34のコンサートが公演されました。

椅子も指定席もないので、
一番前で陣取ることもできれば、
3つのステージを自由に渡ることもできます。

私は去年、
Dweezil Zappa, Iggy Popに一番前でガンガンのっちゃいました。

ちなみに周りの人は発狂せんばかり!
かなりの人気スターだったようです。

行政絡みでなく、利益追求でなく、
ここまで大きいのを毎年続けていることがすごい!

2. 子ども連れOK!の時間は、無料!

基本子どもは入れません。
でも、土曜日の12時から2時半までは、子連れOK!
しかも誰でも無料!

この時間帯は、ベビーカーや子連れ家族でいっぱいになります。

だからと言って、子供向けのステージがあるわけではありません。
パパ、ママが楽しめる本物ロックです。

ただ、子どもの耳に配慮してか、ノリノリロックより静か目です。

そして、子どもたちには、
バーベキューが無料で振舞われるんですねえ。

参加費は、こういう時間も含む運営に使われるわけです。

ちなみにチケット代は、
3日間パスポート・・・1810NOK(約25000円)
1日チケット・・・800NOK(約11000円)

3.ビールもワインも飲めて、食べれる!

ステージだけでなく、屋台も出ます。

屋台と言ってもレストランが出しているお店もあるし、
ビールもワインもあります。

ノルウェー人って、お酒に強いのでしょうか?
酔っぱらって絡んでくる人はいません。

それにしても、なんでこんなに安心しておれるのでしょう?

4.かばんの中も?セキュリティーチェックあり

入場の際には、チケットと引き換えにもらったリストバンドをつけます。

そして、カバンの中までチェックされるんです。

初めての時は驚きましたが、
このご時世、こうして安心が確保されているんですねえ。

3年目にして、これは必需だと思うようになりました。

5.雨天を恐れず、会場は外!

この会場が何とも気持ちがいいのです。
海を背景に、木漏れ日と共に海風が爽やかにそよぎます。

雨が降って来た時、
雨宿りをしようと木の下に走っているのは、私くらいでした。

皆少々の雨には平気でいるか、
ジャケットの帽子をかぶるだけ。

もともとトロムソの街では、
ノルウェー人が傘をさすのを見たことがありませんし。

この会場設定はいかにもノルウェー人らしい!

6.近所の人も許してくれる

最後のステージが終わるのは、夜中の12時ごろ。
だいたい最後ほど盛り上がり、もちろん、音量はかなりのもの。

それでも許してくれるんですねえ、近所の人たちは。

その大らかさに感心します。

むしろ、ただで聞けると喜んでいるかも???

ヨットやカヤックは必ず集まってきますけどね。

7. あれ?コンサート聞かなくていいの?

お金払う限りは、ステージにかぶりつくもの!
なんて思うのは私だけでしょうか?

ここでは皆がコンサートを熱狂的に聴いているわけではないのです。

もちろんそういう人たちもいます。

でも、海岸で座って、景色を眺めていたり、
おしゃべりに夢中になっている人もたくさんいるのです。
一人岩の上で佇んでいる人もいます。

まるで生演奏をBGMで聞ける自由な屋外パブに来ているようです。

そして、
ゆーっくりと落ち行く夕陽を惜しむが如くうっとりと眺める。

そんな彼らの姿に私もゆったりとおれるのだと思います。


このBukta Fastivalは有名になり、

これに参加したくてトロムソに旅行に来る人もいるのだとか。

ロックンロール好きはもちろん、そうでなくても、
トロムソに旅行に来て
こういうイベントに参加するというのは、どうでしょうか? 

ノルウェーの雰囲気
大いに味わえますよ~!   

※ チケットはネットから買えます https://bukta.no/

     

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