3月は、私の中では「女性月」。
ご存知3日は「雛祭り」。
そして、本日8日は
(世界女性デーでもある)
今日は、生徒5人とも女の子、
私の教室の「雛祭り」のお話です。
●子どもたちも 私も
彼女たちは、9才~13才。
母とは日本語で話す子、
母が日本語で話しても
家に全く日本語がない子。
週1回、1時間ですが、
私のノルウエー語も
今年なら、
吊るし雛の意味を伝えられる!
実は私が、友人から贈ってもらって
「つるし雛」のことを知りました。
お雛様とお内裏様だけでは
「娘の幸せを願う親の想い」が
詰まっているんですねえ。
子どもたちの反応は、予想以上。
まずは、
「でも、どうして、
例えば、犬は?」
「・・・?」
「犬は安産だから、
という願いがあるのよ」。
皆口をそろえて言った「ねこ!」(笑)
とっても大変だったんだって」。
「だから、少しでも楽なようにと、
親は願うのよね」。
「赤色は魔除けの色。
ほら、目が赤いうさぎ。
不思議な力の目!(笑)
だから、
喧嘩、戦争はしないでね、
という願いだね」。
「パパとママ、喧嘩するよ。
でも、その後は、もういいの」。
「それはね、自分の考えを
それで、パパもママも『
だから、とっても大事なこと。
喧嘩ではなくて、話し合いよ」。
「これは、何?」
「じゃあ、これは、どうして?」
と、どんどん聞いてくれます。
ノルウエー人の二人も、
「なるほどー。おもしろい」
迎えに来たパパに、ノルウエー語で
●「手縫い」の素晴らしさ
全員が一番驚いていたのは、
このつるし雛が、
ということでした。
編み物の国では、
ということも貴重なのです。
こんなチャンスが授かり、
お嬢さん方の成長を
有難いことです。
それにしても、
「祈りや願い」を象徴するものを
身近なものに見つけて具現化する。
そういうことが、日本文化には多いのですね。
日本を離れて、日本を知る。
そんなことだらけです。
さあ、今晩は
2曲歌います。