今月、教室の床の間を飾るのは、この2枚の絵。
作者は、中村麻美さん。
彼女は、明日7日~23日まで
フォーシーズンズホテル椿山荘東京・アートギャラリーで
個展「伝えたい日本の話 日本の心」をします。
中村麻美さんは、
私の小学校からの友人で、
3年前、彼女の挿画展を津でしました。
友人が友人を呼ぶという形で、
彼女の出身校、
藤水小学校、橋南中学校、津西高校の
同じ年の9人で「えん」という実行委員会ができました。
その絶妙なメンバーとまさに縁の賜物によって、
挿画展は大成功!
NHKギャラリーで
1000人近くの人が足を運んでくださいました。
その年のNHKの大河ドラマが「天地人」。
実は、「天地人」は、テレビ化される前、
すでに新聞小説として人気を集めていました。
その挿絵を描いたのが中村麻美さんだったのです。
それで、その挿画と小説を並べて皆さんに見ていただきました。
その主役、直江謙続と奥方おせんの方の絵も
今回お里帰りするそうです。
そして、
もっと私の心を捕らえていた絵が、今回の主役。
彼女が約6年連載している
月刊誌「武道」の表紙絵とそのお話し。
彼女は、
「善なる心のようなものを呼び覚ます仕事をめざしている」
と言っています。
(「善なる心のようなもの」で
「善なる心」と言ってないところがミソ!)
まさにそのお話しの選択!
その絵は、
力強くもあり、どこやらユーモラスでもあり、
心温められ、勇気づけられます。
そこに添えてある彼女の文章が、またいいんです。
古典でありながら
現代にも通じる真意を
子どもにもわかる易しい文で紹介しています。
今回の個展では、
この絵とお話しが50点お目見えするそうです。
そして、さらに今回の秘めたる大目玉!
三重県明和町の斎王様が、
100号サイズでお披露目されます。
彼女が現地に取材に来た時、
彼女の話しを聞きながら 私は思いました。
彼女の魂が揺すぶられている。
しかも、大きな安心の元に。
これは、これまでにない作品ができあがるにちがいない!
ああ、見たい!
しかし、ああ・・・私は行けない・・・!
可能な方、是非見に行ってくださいませ!
私は、津から2枚の絵と共に応援しています!