Vi 11月23、24日は、オスロに、
ランゲレイク500周年祭に
ランゲレイク500周年祭に
行ってきました。
オスロの中心部
この中央部にあるRiksscnenで。
7年前Nordic Harp Meetingで
出逢ってから、
その音色、その歴史に
興味を持ってきたランゲレイク。
その音色、その歴史に
興味を持ってきたランゲレイク。
私の相方さんは、
生まれも育ちもノルウエー。
でも、その存在は知っていても、
音色を聞いたことがない。
それは、彼だけでなく、
でも、その存在は知っていても、
音色を聞いたことがない。
それは、彼だけでなく、
私の知る人は皆同じです。
それだけに、彼の関心は私以上。
今年NHMで出逢った
Oddrun(オッドゥルン)が、
この祭典のことを教えてくれました。
「500年に一度なんて
この祭典のことを教えてくれました。
「500年に一度なんて
貴重なチャンス!」
と相方さんと参加。
と相方さんと参加。
その内容が想像以上で、学び多く、
まだ感動が続いています。
チューニングするOddrun
彼女は弾くだけでなく
ランゲレイクを作り修復し
作り方を指導し
ランゲレイク第一貢献者で
表彰されました。
●ランゲレイクとは?
かつてはヨーロッパ全域で、
ランゲレイクに似た楽器が存在しました。
そもそも民衆の音楽は、
「ダンスのための音楽」が主流。
素朴な地味な楽器で始まっても、
フィドル、アコーディオンなど
音量がある楽器の登場で、
影が薄れていく。
しかし、
「音楽はダンスだけじゃないだろ」と
楽器の形態、演奏方法、曲想が
変遷していくのです。
(実はケルトハープもです)
楽器の形態、演奏方法、曲想が
変遷していくのです。
(実はケルトハープもです)
ランゲレイクは、
ノルウエーに限らず消滅状態だったのが、
ノルウエーに戻ってきて、
一部の地域
(Valdres,Telemark,Hallingdal)だけで
継承されている、
継承されている、
という希少な楽器なのです。
(ランゲレイクを弾く人は他の地域にもいるが)
(ランゲレイクを弾く人は他の地域にもいるが)
私にはノルウエー語の話が
全部はわからないので、
相方さんの様子でレポートします。
相方さんの様子でレポートします。
●ランゲレイクの体験
もう相方さん、イキイキですよ。
展示場では、
ランゲレイクを弾かせてもらえました。
ギターと似ており、
彼には親近感アップ。
ギターと似ており、
彼には親近感アップ。
フィンランドから来た女性は
ジョーンハープ(口琴)で。
「いいね!」と二人で満足げ。
メーカーが3人来ており、
相方さんは
従来の物から現代の改良形の
従来の物から現代の改良形の
作り方まで細かく聞いています。
(おいおい、作る気?)
この人形たちが
演奏者の手に操られて、
踊ります。
「幼稚園で人気者よ」
踊ります。
「幼稚園で人気者よ」
とCatrina.
(彼女もNHMのメンバー)
(彼女もNHMのメンバー)
●消滅せずに済んだ理由。
Telemark博物館の人の話は、
笑いが多かったです。
特に、
ストックホルム博物館に
特に、
ストックホルム博物館に
買い取られていたランゲレイクが、
ノルウエーに戻ってくるまでの話。
ノルウエーに戻ってくるまでの話。
何者かわからず、長期間お蔵入り。
その後ノルウェーに返還されたが、
間違った送付先の引き出しで
資料が眠ることになる。
などなど、驚きの大きな回り道。
(一歩間違えば、消滅してた?)
(一歩間違えば、消滅してた?)
が、ふと謎が紐解かれる幸運。
トロンヘイムの楽器博物館では、
保存するだけでなく、
「ランゲレイクの作り方、
「ランゲレイクの作り方、
弾き方講座」
に取り組んでいるそうです。
(ここに以前行っているので、
に取り組んでいるそうです。
(ここに以前行っているので、
またも親近感アップ)
民族音楽のリズムについて
研究しているAndersさん。
楽器の仕組みが少し変わるだけで
楽器の仕組みが少し変わるだけで
新しいリズムが生まれる、
など実演つき説明はよくわかり、
相方さん、ますます乗っています。
など実演つき説明はよくわかり、
相方さん、ますます乗っています。
Hallingdalでは、
高校に
ランゲレイク課、製作課を
作ったそうです。
その生徒二人の演奏を入れながら
いかに人から人に伝わってきたか
具体的に語られました。
彼女たちは、15曲ほどを
具体的に語られました。
彼女たちは、15曲ほどを
全て暗譜で弾き切りました。
この語り手は、
Gunnlaug Lien Myhrで
ランゲレイクを弾きません。
伝承ダンスと古い音源で、
二人に指導したというのです。
このコラボは、
二人に指導したというのです。
このコラボは、
継承・探求の結晶だあ!
二人を見つめるGunnlaug Lien Myhrさんは、
歌、ダンス、フィドル奏者、民族音楽研究家
※ つづきは、また明日。
コンサートのお話です。