すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

12月14日からの報告第二弾!“大人だけのコンサート”

2014-12-26 | 季節

12月14日の夜は、大人だけのコンサート

何事につけ「子連れ、OK!」としてきましたが、
このコンサートだけは
「大人だけ」で通してきました。

ハープの音色は、私の心にはとっても沁みます。
私自身が弾きながら、ハープの音に癒されてきました。

アメリカでは既に、
医療と連携してハープセラピストたちが活躍しているそうです。

アイリッシュハープの音色を聴いていただきたい。

そして、私にはもう一つ願いがありました。

SLSすぎなには、これまで、
「お母さんとティータイム」
「おむすびティータイム」
「縁側の日」などなど、
たくさんの方々が足を運んでくださいました。

不登校や発達障害のお子さんを持つお母様、
核家族、または女一人で子育てをしているお母様、
同居ゆえに悩みながら子育てしている方・・・
家族に認知症の方がいらっしゃる方・・・

どなたも家族を想い、私にはまねできないほど、
一生懸命でした。

本人が大変なのは、もちろん。

でも、意外にわかってもらいにくいのが、
最も近くにいる人たちのこと。

それで、その方たちに少しでも心地よい時間になればと願い、
「大人のみ」としてきました。

今年は、私がおもてなしをさせていただきたくて、
サツマイモとリンゴでバターを使わないケーキを焼きました。
娘と何度も試作した甲斐あって、好評!

もう一品は、
「初回のサンドウィッチを」とリクエストをいただき、
お手伝いできる方にお任せしました。

まあ、その手早いこと!
そして、仕上がりは・・・売れます!

私はハープを習っていますが、
先生のさとこさんから指導を受けることはできても、
その時間にさと子さんの演奏をたっぷり聞くことはできません。

ですから、自宅でコンサートをさせていただくって
本当に贅沢なんです。

ハープの音色と歌声が天に昇っていくように感じる時があるのですが、
それはそれは不思議な感覚。

「さと子さんが先生でよかった」
と心から思う瞬間です。

そして、今年はさと子さんとの連弾&合唱で
私も2曲演奏させていただきました。

なんとか、「金返せ―!」と言われずすみました。(>_<)

私の感謝の気持ちをお花で表現して下った方。
この方も3回ともお花のアレンジ

素敵にコンサートを盛り上げてくださいました。

玄関を燃えるように彩りを添えてくれたのは・・・
インフルエンザで来れなかった方から。

コンサートって、だんだん育ってくるのかな?

ふとそんな風に思いました。

今年もあと少し。

皆様に感謝の気持ちを込めて、
お知らせさせていただきます。


 

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Merry Christmas!!

2014-12-25 | 教室

Merry Christmas!!

クリスマスの夜、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

すっかりご無沙汰してしまいました。

今日も変わらず、教室でした。

でも、
素敵なクリスマスの気分を思い出していました。

12月14日(日)、
SLSすぎなでのアイリッシュハープコンサート。

この季節に私のハープの先生をお呼びするようになって、
3年目。

昼間はうちの教室の子どもたちの部。

うちの教室には、
発達障害の診断を受けた子から
成績優秀な子まで、
幼児から高校生までいます。

完全個別対応で、
一人一人が自分に合ったところを
自分で自分のペースでプリントをする。
しかも、いろいろな人が同じ空間で。

という特殊な形態。

プリントで自分を受け入れる練習をしている子どもたちが、
同じ空間で共に過ごしていると、
他人との接し方などがどのように変わっていくんだろう?

なんてことを教室でずっと楽しく興味深く、
そして嬉しく見てきました。

ハープコンサートは、
そのように過ごしている生徒さんたちが、
一堂に会するチャンス。

去年は私の後ろに隠れていた女の子が、
今年は妹連れで、積極的に参加していました。

去年は、ハープの演奏と同時に音の響きを感じるかのように
床に耳をつけたまま眠ってしまった子も、
今年は楽器の演奏にも参加。
2時間落ち着いていることができました。

今年初めて参加の子も弟を連れてきましたが、
カーテンの陰からだんだん出てきて、
皆の中に入っていました。

何か胸に詰まった思いがあったのでしょう、
ずっと涙を流している子もいました。

今は教室に来ていない子も来て、
久しぶりやな~と言い合う姿も。

おやつタイムには、
どこと決めたわけでもないのに、
皆が近すぎず遠過ぎず、
ほどよい場所に安心した様子で座って食べています。

特に話すわけでもないのに、
他の人の様子を見ている柔和な表情。

冬の日差しの中、
さと子さんのハープと歌声に包まれて、
皆への愛しさがこみあげてきました。

皆さんに幸あれ、

と今日あらためて思っています。

どんな子も自然にいることができる空間を作る。

それが、私の一番したいこと。

すぎなで、それができているのかどうかはわかりません。

でも、その気持ちだけは当初からずっと変わらないようです。

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