先週のEdelは病欠があったりで、
予定外の毎日出勤でした。
予定外の毎日出勤でした。
そこで、今日は、
Edelのある一日から。
●「物」から垣間見える人生
朝、ドアを開けると、
入り口から物がぎっしり。
その前夜、
新しい物(いや、皆古いが)が入ってきたのだ。
入り口から物がぎっしり。
その前夜、
新しい物(いや、皆古いが)が入ってきたのだ。
いろいろなケースがあるが、この度は、
お父様を見送られた
お父様を見送られた
家族の依頼で
Edelが買い取ったのだ。
日用食器から接客用の食器セット。
洗えばたちまち美しくなる。
衣類は、防寒に完璧なものばかり。
ほころびもない。
家具も、愛着が覗える傷み方。
隅から隅まで磨き、
オイルを塗って仕上げる。
トロムソは北極圏にあるが、
スウェーデン、デンマーク、フィンランド、
ヨーロッパ、どこの物も流通していた。
それでも全てにおいて、
ノルウェーデザインを好まれたのだな、
と胸が熱くなる。
家族が店を訪れ、
息吹を得たように店内に並んだ品々を見て、
彼らは、涙ながらに喜んでくださった。
彼らは、涙ながらに喜んでくださった。
●「アンティークブティック」とは?
アンティークでは、ブランド、年代、デザインは、
もちろん大事な要素。
しかし、「物」というのは、不思議なもので、
愛が込められるのだ。
生き返るし、
新しい持ち主に出逢い、
また愛され生きていく。
銘柄だけでなく、
良さを知り、さらによさを引き出し、
次の持ち主へ橋渡しをする。
また、それがいつかわからないから、
その間のお世話をする。
アンティークブティックとは、
そういう場所なのだ。
●「ここは、この方法でいいんだな」
アンティークブティックと
リサイクルショップと、
どう違うんだろう?
どう違うんだろう?
よく思ったものだ。
このご時世、簡単に物が捨てられ、
ネットでは誰でも売れるし、
安く手軽に買えもする。
ボランティア団体が運営する店では、
同じものでもEdelより安かったりする。
市営のリサイクルショップでは、
格段に安い。
Edelでは、
アンティークとしての価値を調べ、
値段を設定する。
値段を設定する。
(近年の物は、意外に安い)
従業員の給料も家賃も払う。
お客さんの喜ぶ様には、
「値段だけじゃないよな」
と、つくづく思うのだ。
そして、最近、
すとんと心に落ちるようになった。
「ここは、この方法でいいんだな」と。
そして、
こういう店が生き残れますように、
と願うのだ。
と願うのだ。
今日も読んでいただき、
ありがとうごいました。
私たちが、店を出るお客さんにかける言葉、
皆さんにもお届けしますね。
Ha en fin dag!
(ハー エン フィン ダーグ!)
(素敵な一日をね)