●12月2日(金)より
●安心が一番!
津北部西地域包括支援センター主催の
「生活・支援サポーター養成講座(5日間)」
の一コマで
私が母との体験から学んだことをお話しする
という機会を頂きました。
これも縁側の日のご縁からです。
私にしたら、
ちょうど母の介護の節目でしたので、
母と暮らした5年間の整理になるなと思ってお引き受けしました。
その都度その都度、
感じたことは、
縁側の日でしゃべったり、
ブログや通信で書いて発信してきていたので、
自分では整理してきているつもりでした。
でも、
こうして振り返ってみますと、
流れを通して初めて見えることがあるものですねえ。
その中の一つからつけたタイトルは、
「『安心が、一番!』~ 介護から学んだこと ~」
これは、介護する者にとっても、
介護される者にとっても言えること。
そして、それは、どんな人間にとっても言えること。
この5年間で、
日々の小さなことから 事あるごとに、
私は母から
「安心が一番」「どうしたら、安心できる?」
と考え工夫することを
叩き込んでもらっていたことに気づきました。
私の場合、
今それが教室で大いに生かされているのを感じています。
いつも「介護」と「子育て」が同じであることを痛感していました。
ところが
何がどう同じなのかをうまく言葉にできずにいたのです。
それが、この度
「安心が一番」
というフレーズが浮かぶと共に、
このベースが同じだったんだ!
と、私自身がすっきりしました。
2時間の講師なんて、初体験です。
どれくらい話せるものなのかも、さっぱり・・・!
お陰さまで、
用意したお話しは全部できましたし、
皆さんとお話しする時間もとれて、
楽しく無事終えることができました。
何より皆さんの真剣に聞こう、知ろうという態度が嬉しかったです。
私の母の実話を通して、
「認知症とは?」
「安心するには?」
「私にとってのサポーターとは?」
が伝わればと思ったのですが、
アンケートでは、20名ほぼ全員の方が
「よくわかった」に○をつけてくださってありました。
それを見て、やっとほっとしました。
本当にこんな貴重な機会を頂いたことに感謝です。
ありがとうございました m(__)m m(__)m m(__)m
認知症の人たちへの理解も含め、
地域で「安心」が拡がっていくことを願います。