縁側の日
月に一度
中道和久さんをお招きして開いています。
認知症に関心のある人、
どなたでもどうぞ!
2009年7月2日(木)より
●頭の体操で学ぶことあり!
この日は、中道さんを入れて9人でした。
久々にカルタ(いつかまた紹介します)や「文字さがし」の頭の体操で盛り上がりました。
《 文字さがしとは? 》
ランダムに並んだ「あ」「い」「う」「え」「お」・・・「ん」を50音順に見つけていく。
ランダムに並んだ「1」「2」「3」「4」「5」・・・「50」を順番に見つけていく。
二人一組でする。
一人は捜す人、もう一人は見守る人。
これまでに何度かしたことはあったのですが、
今日は新たな発見がたくさんありました。
そのことにも驚き!
【自分が捜すとき】
◆見えるものも見えなくなる。
あれ~、どこいったんだろう?
捜しても捜しても見つからない・・・・。
その時、隣のペアの声が聞こえてくる。
しかも、自分より先に進んでいる。
あせってくるんですよ~。
「ペアの人ももう見つけてて黙っているんだろうな」と思う。
またあせってくるんですね~。
ところが、立場が逆転して、黙って見ている側になると、
よく見つかるんです。
これは、不思議ー!
他人のことを気にしていると、見えるものも見えなくなる。
そういうことなんでしょうかねー。
【相手が捜すとき】
◆「教えない」で、脳が活性化!
例え自分がわかっていても「教えない」。
これが、ルール。
この「教えない」が、みそ!
「教えたい」という気持ちを自制するとき、前頭葉は活性化するのですって。
すると、自制力はさらにつき、
集中力もアップ!なのだそうです。
これは、子どもとのやり取りでも使えそうです。
つい、子どもに教えたくなったり、口出ししたくなる!
しかし、そこで我慢すると・・・。
親の脳が活性化するのです!
つまり、「教えない」「口出ししない」は、子どもにいいだけでなく、
親にもいい!ということだったんですね~。
ぜひ、もっと実践したものです!
◆一生懸命になりすぎず、距離を置く。
自分が探して、見えなくなるのに対して、
黙って見ていると、よーく見える。
しかも、余裕が出てきて、笑えてさえくるのです。
そうすれば、言葉がけも変わってくるでしょう、きっと。
これが、ポイントでしょうか。
●自分へのご褒美は、必要経費
これには、ドキッ!
「必要経費」かぁ~。
自分のことは、後回しにしてしまったり、ケチったりしてしまうのですが・・・・
「これには、お金かけていますよ!」
という方がありました。
ま、家庭によってかけられる金額は違うでしょうが、
光熱費と同じ「必要経費」と思っていたら、必ず使えますものね。
パートナーにねぎらいの言葉を求める。
そりゃ、それも大事です。
でも・・・
必要経費として「自分のご褒美費」を作る。
こっちの方が、早いかなあ~???