すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

垂水須賀神社にも祇園祭があったとは!

2009-07-15 | 垂水たんけん隊

垂水たんけん隊より(09.07.13.)

「祇園祭」といえば「京都のこと」と思っていました。

ところが!

垂水の須賀神社でも毎年7月13日に祇園祭をしている、
というのです。

これには、びっくり!

そこで、たんけん隊7人と垂水須賀神社の祇園祭に参加してきました。

「祇園祭」ってなんでしょうか?

恥も外聞もなく、長老の方に聞いてみました。

「昔は、今より田植えが遅かったから
ちょうど今頃は、田植えが終わったころ。
そこで、豊作を祈ってこの時期に行われるんだよ。
これは、百姓だけの祈りじゃないからね」。

なるほど・・・

私は毎日お米を食べます。

「収穫祭」で 豊作に感謝していただく。
それは、したことがあります。

しかし、あらためて「豊作を祈る」ということ・・・
私は、したことがなかったなあ・・・。

昔の人は「祇園祭」として毎年日を決めることで、
人々の心に忘れられないようにしたのではないでしょうか?

昔からの行事には必ず意味があるのですものね。
これから年中行事に参加しては、
意味を知っていくのが、楽しみです~!

ちなみに「祇園祭」とは・・・・

仏教の神・「牛頭天王」と神道の神「スサノオノミコト」とを習合してお祭りするもの・・・
なのだそうです。


ひょっとして・・・

「祇園祭」は、あなたの近くでも行われていませんか?

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頭の体操で、見えてくる、見えてくる!

2009-07-06 | 縁側の日

縁側の日
 月に一度
 中道和久さんをお招きして開いています。
 認知症に関心のある人、
 どなたでもどうぞ!

2009年7月2日(木)より

●頭の体操で学ぶことあり!

この日は、中道さんを入れて9人でした。
 
久々にカルタ(いつかまた紹介します)や「文字さがし」の頭の体操で盛り上がりました。

《 文字さがしとは? 》

ランダムに並んだ「あ」「い」「う」「え」「お」・・・「ん」を50音順に見つけていく。
ランダムに並んだ「1」「2」「3」「4」「5」・・・「50」を順番に見つけていく。
二人一組でする。
一人は捜す人、もう一人は見守る人。

これまでに何度かしたことはあったのですが、
今日は新たな発見がたくさんありました。
そのことにも驚き!

【自分が捜すとき】

◆見えるものも見えなくなる。

あれ~、どこいったんだろう?
 捜しても捜しても見つからない・・・・。

その時、隣のペアの声が聞こえてくる。
しかも、自分より先に進んでいる。

あせってくるんですよ~。

「ペアの人ももう見つけてて黙っているんだろうな」と思う。

またあせってくるんですね~。

ところが、立場が逆転して、黙って見ている側になると、
よく見つかるんです。

これは、不思議ー!

他人のことを気にしていると、見えるものも見えなくなる。

そういうことなんでしょうかねー。

【相手が捜すとき】

◆「教えない」で、脳が活性化!

例え自分がわかっていても「教えない」。
これが、ルール。

この「教えない」が、みそ!

「教えたい」という気持ちを自制するとき、前頭葉は活性化するのですって。
すると、自制力はさらにつき、
集中力もアップ!なのだそうです。

これは、子どもとのやり取りでも使えそうです。
 
つい、子どもに教えたくなったり、口出ししたくなる!
しかし、そこで我慢すると・・・。

親の脳が活性化するのです!

 
つまり、「教えない」「口出ししない」は、子どもにいいだけでなく、
親にもいい!ということだったんですね~。

ぜひ、もっと実践したものです!

◆一生懸命になりすぎず、距離を置く。

自分が探して、見えなくなるのに対して、
黙って見ていると、よーく見える。

しかも、余裕が出てきて、笑えてさえくるのです。

そうすれば、言葉がけも変わってくるでしょう、きっと。
 
これが、ポイントでしょうか。

●自分へのご褒美は、必要経費

これには、ドキッ!

「必要経費」かぁ~。
自分のことは、後回しにしてしまったり、ケチったりしてしまうのですが・・・・

「これには、お金かけていますよ!」
という方がありました。

ま、家庭によってかけられる金額は違うでしょうが、
光熱費と同じ「必要経費」と思っていたら、必ず使えますものね。

 
パートナーにねぎらいの言葉を求める。

そりゃ、それも大事です。

でも・・・ 

必要経費として「自分のご褒美費」を作る。

こっちの方が、早いかなあ~???

 

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「役に立たなくてもいいよ」で役に立っちゃう。

2009-07-01 | 素老日誌

6月28日(日)より

母:はるこーぉ、何したらええんやろ?

娘:自分のしたいことしたらええやないの。

母:それがさ、何したら役に立つんやろと思ったら、
     わけがわからんようになってくるんやわ。

娘:役に立たたんでもええやん。
  今、自分のしたいことしようよ。

母:そうやなあ、役に立たんでもええなあ。

娘:85年ずっと役に立ってきたんやもん。
  ニコニコとおれたら、十分よ。
  だから、無理に役に立つことしようと思わなくてもいいんやない?

母:あれ~、そう言うてもらうと、気が楽やわぁ。

娘:で、今何がしたいの?

母:今なあ・・・そうやあなあ・・・・

じっと考えている母を残して、私は別の部屋に行った。

しばらくして、戻ってきたら、
母は、ゆっくり丁寧におもむろにテープルの上を布巾で拭いていた。

娘:あれ~、きれいにしてもらって、ありがとう!

母:あれ~、嬉しいわ。
  ほな、一休みしてくるわな。

母は、ベッドに横になると、すぐ眠りについた。(^_^;)

 

「考えて、自分で一つのことをする」

これが、母にとっては大仕事なのだろう。

「役に立ちたい」と望むからこそ、指示を待つ。

しかし、「役に立たなくていいよ」と言われると安心する。

安心して指示されずにしたことは、「役に立つ」ことだった。


母に
「役に立つように」という心持が身についていたからだろうか。

そもそも人間というもが、
「役に立ちたい」と思い行動する生き物だからだろうか。

母に
人間というものに
愛しさがこみ上がってくる。

 

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