すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

9月のトロムソをお勧めする理由

2018-09-30 | トロムソの観光

今年の9月は私の家族を招待し、初めて来訪する寒がりの友人にも9月を勧めました。

なぜか?と言いますと・・・

1. 雪がなく、暖かく、歩きやすい。ベリー摘み(間に合えば)ハイキングを楽しめる。
2. 夏と違い、暗い夜が戻ってくるので、オーロラも見える。
3. 天候の予測が難しい中、9月は快晴率が高い。
4. 野菜の収穫、放されていた羊が戻ってくる時期。つまり旬の食材が多い時期。

 「ケーブルカーの山頂」というメジャーな場所にふっくらブルーベリーがいっぱい!

年に一度の食の祭典SMAKではいろいろ試食できる。意外にもヤギの肉が美味しかった!ぜひお試しあれ。

オーロラは見てほしい!でも、1番の目的にはしないでね。

「まず、オーロラが見たい!」大概の人はそう思うもの。

でも、私は必ず言います。

「オーロラを見るのを第一の目的にはしないでね」と。

トロムソは、北欧の中の北極圏、かつ北ノルウェーの中核地。
興味さえあれば、オーロラの他にも貴重なものが沢山あるのです。

オーロラは、毎日現れるものではなく、
予測も難しい。
見れたら、ラッキー!
という気持ちで来ていただきたい。

つくづく私はそう思うようになりました。

そんなことをしかと伝えて迎えた家族、友人たち。

家族は、我が家で18人のテーブルセッティング、
土産梱包など準備全般手伝ってくれました。

相方さんの甥っ子が勉強中の日本語で、
私の息子が英語で通訳したりで、
老いも若きも和やかに賑やかに過ごせました。
家族親睦会、大成功!

 

   小春日和で、さらに和気あいあい

友人たちは、綿密な事前の相談・情報共有をして、
充実した時間に満たされていました。

オーロラですか? 
有難いことに、家族も友人たちも出逢えました!

「一番にしないで」と言いつつも、ほっとしますねぇ。

稀有で神秘な現象、そりゃあ見てもらいたいですもの。

フィヨルドクルージング

私も家族と初めて体験しました。
好天でもあり、風を陽を浴び、予想以上に快適でした。

・断崖絶壁の世界遺産の風景とはまた違う穏やかなフィヨルド。

・ノルウェー独特の沿岸に点在する牧場、農場、家の様子が一望できる。
・魚釣りができて、
  釣れた魚(タラ!)を船上でさばき、ランチのスープに入れてくれる。
・お茶・お菓子・トイレ付き、
  他の乗客やスタッフとの交流もしやすい手ごろな空間。

船に弱くさえなければ、お勧めです!

一軒家で、「暮らし感」を味わう

トロムソには、airbnb(エアビーアンドビー)の物件も沢山あります。
7人の友人たちは、airbnb でオーナーさんが住む家に宿泊しました。
トロムソの中心街から徒歩25分、バスで10分。

スーパー、魚屋で地元の食材を買い込み、毎朝食、また夕食も作っていました。
まるでグループ合宿!

彼らの念願「暮らすように」を見事に満喫しているではないですか。

ホテルより安くつくし、トロムソは物価が高いので、こういう形もいいですねえ。

       日ごとにノルウェジアンしていった彼女たちの食卓。うちの食卓よりずっと素敵!

また、ロープ―ウェイが工事中で、
山に登る人、植物園に行く人と別行動。
別の3人は、「お茶でもどうぞ」と家の中で2時間もお喋りしてきたというのです。
もちろん英語。
やっぱり英語ができると楽しみ方も広がりますねえ。
私ももっとトライしよう!

その翌週、

まさかまさかの雪が降りました!早すぎ!!! 

天候の予測困難とは、こういうことです(^^)。

  

    夜雪見できる可能性もある? 

 

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夏休み明けの思いがけない感覚

2018-09-04 | ノルウェーから

 皆さん、今夏は世界的に暑かったようですが、

いかがお過ごしでしょうか?

私は一年ぶりに日本に帰り、
「懐かしい」を超える33度以上の毎日を過ごし、
無事トロムソに戻り、学校も始まっています。
さあ、ブログも休み明け。
会えた人、会えなかった人のことを思い浮かべながら書いております。
またよろしくお願いいたします。

新鮮夏野菜・愛情たっぷり手作りで迎えてもらえて、話が尽きない。ああ、これが何より!!!

ノルウエー語の勉強はしない!

せっかく覚えたことを忘れたくない。復習しておきたい。
と、日本でもノルウエー語の勉強をするつもりでしたが、
予定以上にやりたいこと、しなくてはいけないことが山積み。

そこへもって、暑いし車もなく、時間的、体力気力的に
「こりゃできん!」となりました。

日本では日本でしかできないことに専念する。
ノルウエー語の勉強はしない。(もちろん相方さんとはノルウエー語で話しますが。)

これで、どうなるか試してみることにしました。

和紙に竹細工。夏の夜を灯す明かり。日本の繊細な文化、もっともっと触れたい、知りたい。

新しいクラスで、同じテキストをもう一度

今年の私のクラスは、去年超特急で終えた2冊目のテキストを使うクラスです。

初日にして驚いたこと。
先生が話すノルウェー語が以前よりずっとわかるのです。
文を読むのは、少々手間取ったものの、以前の感覚は戻ってきました。
対話の時間は以前のドキドキがありません。
同じテキストでも発見がいっぱいです。
何より聞くのが苦手な私が、
「聞く」のに集中しても、さほど疲れなくなりました。

毎日毎日、聞くだけで精いっぱいで頭がパンパンだった去年のストレスはどこへやら。

まさか、この感覚を2か月の休み明けに味わえるとは!

どうして「違い」が生まれるのだろう?と考えるとやっぱ「歴史」をもっと知りたい。(岐阜城へ登山道から)

「自分の方法を続ける」「もどる」「休む」大切さを実感!

私には難しい授業で、どうしたら力になるのか、
と探ってきた「自分の勉強方法」は、
どうしても時間がかかり、しんどいものでした。

でも、続けてきてよかったぁ。

そして、今年度、前のテキストを復習できるクラスを選んでよかったぁ。

思いっきり日本語につかり、したいことをし、やるべきことをし、
友だち家族と過ごした時間。

それが、私の脳には最高の休養となり新しいエネルギーになったかのようです。

思い切って、休んでよかったぁ。

「自分の方法を続ける」「もどる」「休む」。

この大切さは、まさに「S.L.Sすぎな」で、
私が学び伝えてきたことです。

それをこんな顕著に確認できて、さらに私は励まされています。

一緒に演奏してくれる人がいる、場所を作ってくれる人がいる。この有難さに幸せいっぱい。

待ちに待った家族親睦会!

待ちに待った9月。
私の息子と娘、兄夫妻が来訪してくれ、
相方さんの家族と「家族親睦会」を自宅します。

この日をどれほど心待ちにしてきたことか。

さらに、その直後、友人7人が訪ねてくれます。

教室を閉じてトロムソに来て以来ずっと手探り状態でしたが、
少しずつ先が見えるようになってきました。
仕事に関しては、未だ何も見えませんが。

「先には自分が想像できないことが待っている」。

そう信じて、今できること、したいことを丁寧にやっていこう。

ベリー摘み、ジャム作りと勤しみながら、来客の準備をする9月です。

  

  

今年はklokkebær(ジャムにはできない)のジュース作りに挑戦!飲んでもらうのが楽しみ(^^♪

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