いつも定宿にしていた場所があったが、料理が理由となり、
今は、この宿になっている。
変更してしまったのだ。
私の大好きなログハウス風の宿である。
台風の都合で、残念ながら、「雨」。
でも、こんな日の翌朝は、美しい緑の森にスモークがかかって、
早朝の散歩は たとえようもなく気持ちが良い。
ここには現地に友人ができて、何度となく通っている内に、
知人も増えた。
宿の主人とは、個人的な話題で盛り上がるようにもなった。
今回のテーマは、「地域振興」と「経済論」に花が咲いた。
今夜は、昼の「鯉料理」で胃がもたれていながら、現地の友人と
会食をする約束をしていたので、密かに「ヘビーだ」と感じつつ・・・
また夜もボリューム満点の「フルコース」だ。
「軽くしてね」・・・とお願いして、それでも創作料理なので、
ソースや 盛りあわせ方、味などには、いつもビックリさせられ、
そのたびに、作り方を教わって帰ってくる。
そして、食べてしまっているのだ。
今夜の友は、酒好きのため、お酒もフルコースだ(笑)。
「よく飲むねぇ」
しかし、食事たるもの・・・気を遣わず、楽しく食べるのが、
何より幸せというものだ。
笹の上には「栗料理」・・・ほくほくの栗がゴロゴロ。
ガラス器の中には「マグロ系創作料理」・・・さっぱりと美味しい!
陶器には野菜系の「しんじょ」のあんかけ・・・びっくりのシロモノ!
奥には小さなグラスがあって、食前酒代わりの梅ジュース。
メインの飲み物は、ルバーブのジュース・・・これも最高!
ガラスグラスには豚しゃぶに珍しいソース
傍には野菜と「ソーメンかぼちゃ」・・・しゃきしゃきと美味しい!
お皿の下にレタスを中心にしたサラダ
その傍には野菜系「キッシュ」・・・ヘルシーなのに濃厚だ。
季節的に最後だと言われたとうもろこしスープ
つぶつぶが残っていて美味しいョ。
そのあとも、疲れて写真を撮影しなかったが・・・とにかく凄かった。
魚は「岩魚の姿焼き」に「新鮮野菜」と「だしあん」がかかっていたり・・・
メインは「牛肉のステーキ」だけど「ラズベリーソース」だったり・・・
メインデッシュの付け合わせも、カラフルで眼にも楽しく、舌にも優しく・・・
一味、一工夫がなされていて、それが私のお気に入りなのだ。
デザートは必ず三種類のケ―キ or デザートがついてくる。
だから、今回も、一種類のケーキは部屋に持ち帰り、夜食にした(笑)。
朝食は、いつも「焼きたてのオリジナルパン」で、
これが たとえようもなく美味しい。
パン生地の中に、様々な “宝物” が入っていて、いつも楽しい。
とにかく創造的で、味も美味しく、焼きたてだから、やわらかく、
本当は 何個も食べられる美味しさだ。
珈琲や、紅茶、日本茶、薬草茶、ハーブティーなどは、
24時間中、いくらでも、自由に、飲めるようになっている。
お風呂も、当然だが、24時間中、自由に入れる・・・。
(ジャグジーと、露天風呂や、ヒノキ風呂がある)
それ(ニ食付)で、一万円札で、お釣りがくるなんて・・・
誰が信じてくれるだろう。
宿泊部屋は、バストイレ完備で、シングルではない。
ロフトも、ベランダもあるのだ。
もちろん、備品もすべて設置されているので、
手ぶらで来ても、何にも困らない。
廊下には、たくさんのマンガ本が並んでいるし、
ゲームも取りそろえられていて、DVD鑑賞部屋もある。
私は・・・何度、宿泊しても、同じ料理がでたことがない。
実は、料理メニューを記録して、まるで私のカルテのように
創作料理が かさならないようにしてくれているみたいだ。
そのために、いつも新鮮な料理が味わえる。
ここに一人で来る時は、いつも地元の知人を食事に誘うが・・・
東京の半額の料金で、「美味しい時間」が過ごせるから
とても大好きだ。
昔はログハウスに憧れたが、今は手がかかることが分かり、
他の方法論を探している私・・・。
だから、旅の時は、ログハウスに泊りたいのかもしれない。