頑固爺の言いたい放題

森羅万象なんでもござれ、面白い話題を拾ってレポートします。

日の出

2017-03-05 17:21:57 | メモ帳

写真は真鶴半島の先端から昇る太陽。

私が理想とする日の出は:

(1) 輪郭が鮮明であること。

そのためには、水平線にかすかに靄(もや)がかかった状態でなくてはならない。それは大気の関係で、2月後半から3月初めまでしか起きない。また、靄がかかっていないと、ピカピカ光りすぎて、輪郭が見えなくなる。

(2) 光った台の上に太陽が乗っている形になること。

海面に太陽の光が反射した時に、そういう形になるのだが、それは1年で数日しか起きない。そして、太陽が出てくるまで、そういう形になるかどうかわからない。

(3) 上空に多少雲がること。

日の出を受けてピンク色に染まった雲が二つ三つ、ぽかり、ぽかりと漂っていること。雲一つない快晴だと、趣が薄れる。

この写真は(1)の条件は満たすが、(2)ではないし、(3)でもない。

2-3日後には太陽が真鶴半島の上から昇るようになるので、今年はこれでおしまい。来年に期待しよう

 


映画評 ララランド

2017-03-05 16:34:01 | メモ帳

ジャズとダンスが秀逸で楽しめる。しかし、昔のミュージカル大作 My Fair Lady, King and I,、Sound of Music 、Westside Story などと較べると、やや小粒な感があるのは否めない。

春・夏・秋・冬の4部に分かれていて、それぞれにミュージックとダンスをちりばめてあるのは面白い趣向だ。秋から冬に変わったとき、ストーリーに「エッ、どうしてこうなるの?」という意外な(または違和感がある)展開がある。しかし、そのわけをここに書くのは、推理小説の犯人を最初に教えるようなものだから控えておく。

アカデミー作品賞の最有力候補で、しかも授賞式で一旦はそのように発表されたものの、手違いだったというケチがついた。しかし、作品賞でもよかったのではないか。ただし、ほかにめぼしい作品がなかったという事情はある(そんなに沢山映画を見ているわけではないけど)。