3月4日、韓国の一流紙である中央日報は「日本、新型肺炎を隠蔽…韓国より感染者数多い可能性」という見出しの記事を日本語版のトップに掲載した。その記事は次の通り(赤字)。
国民健康保険公団理事長である金容益(キム・ヨンイク)氏が3日、日本の新型コロナウイルス(新型肺炎)対応に関連し、「日本がオリンピック(五輪)を控えて診断と防疫をしないで隠蔽戦略の方向に進んでいる」としながら「韓国より(日本の感染者数が)はるかに多い可能性があるが、非常に政治的な判断をしている」と主張した。
金氏はこの日、Youtubeチャネル『柳時敏(ユ・シミン)のアリレオライブ』に出演し、「夏に五輪があるため、診断をしようとしない」と話した。
金氏は「普段なら日本も(感染病を)積極的に管理する国だが、今回はなんとかしようとは全く考えていない」とし「五輪という政治的動因があるためで、新型コロナは韓国の人々が考えるよりもはるかに弱い病気のため」と分析した。(以下省略するが、詳しく知りたい方は、【韓国健保公団理事長】で検索されたし)
いくら韓国といえども、健保公団理事長はかなりの重職であり、それなりの知見・見識があるはずだが、その人物がこんな根も葉もない情報を発信するとは、呆れて言葉もない。もうブラックジョークの領域である。
昨日現在、韓国の新型ウィルス感染者は5,621人(本日の産経新聞)で、これに対して日本はクルーズ船入れても約1,000人。韓国の5分の1以下である。そういう数字がありながら「日本の方が韓国より感染者が多い」とは、この理事長は「日本は感染者数を6分の1に歪曲した」と思っていることになる。そう思いたい気持ちはわかるが、その気持ちを無責任な発言で表現するとは、驚くばかりである。
日本では、新型肺炎の感染者数の情報はかなり透明性があり、信頼できる。そんなことは、中央日報の東京支局も十分承知しているはずである。韓国のVIPがこんな与太話をしたと報じることは、自国の恥を晒すに等しい。頑固爺が支局長の立場だったら、本社のトップ記事であっても、日本語版では握り潰して掲載しない。
この話題は日本では報じられていないが、ニューズヴァリューはないという判断だろう。しかし、頑固爺としてはコラムでいいから、笑い話として報じてほしかった。残念である(笑)。
まあ、ぼくも、日本におけるコロナ肺炎の感染者は、実際に発表されているよりも
多いんじゃないかと思います。
しかし、政府が意図的に感染者の数字を隠蔽しているとか、過小申告していると
言うことは有り得ないと思いますね。
韓国人に対しては、【馬鹿も休み休み言え!】と、言うしかないですね。
同感です。
コメント有難うございます。