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国連で活躍する反日日本人

2019-03-06 15:40:58 | メモ帳

戸塚悦郎という人権派弁護士がいる。彼は国連の「自由権規約委員会」に出席して、慰安婦問題を取り上げるよう運動し、日本を貶めることに成功した。

ケント・ギルバート氏(G氏)はこの戸塚弁護士を反日日本人の筆頭に挙げているが、では反日日本人とはいかなる人々なのか。G氏は最近の著作「性善説に蝕まれた日本」において「反日日本人」を次のように位置づけている(P.182)。

反日日本人はおおむね左翼に分類されますが、本来左翼も右翼も思想的な立場は異なるものの、自分の国をよくしていこうということをスタートラインにしているはずです。しかし、反日日本人は違います。彼らは、日本という国の足を引っ張り、日本の国際的評価を落とし、ひいては日本の伝統や文化、ひいては国家を解体しようと躍起になっている。

国連のいかなる委員会にせよ、出来事の現状分析とその改善に従事しているはずであり、過去の出来事をほじくり返すことが本来の役割ではないはずだ。戸塚弁護士が参加した委員会でも、最初は慰安婦問題に関心を寄せる委員はいなかったらしい。しかし、戸塚氏が考えたSex Slave という新造語で運動した結果、その猟奇的語感から興味を寄せる委員が増えたという。なぜ、戸塚氏のような反日日本人が日本を代表して国連の晴れ舞台で活躍できるのか。

戸塚氏は日本弁護士連合会(日弁連)というれっきとした団体から派遣されているが、日弁連には“人権”を得意分野として、かつ英語をしゃべれる人材は少ないのではなかろうか。だから、国連からの招聘に戸塚氏が手を挙げれば誰も反対せず、スムースに日本代表になることができるのだと想像する。なお、日弁連は民間団体であり、政府は関与していない。

その結果、戸塚氏の努力が実って(?)、日本が国連でさんざん痛めつけられる結果を招いた。どこの国でも自国の国益を守る人物を国連に送り出すはずだが、日本はそうではない。日本政府は日弁連に国連の委員会出席者の人選を任せるのでなく、政府が選出した人物を国連に送りだすように制度を変えることはできないだろうか。

 

 

 



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