ジャズとダンスが秀逸で楽しめる。しかし、昔のミュージカル大作 My Fair Lady, King and I,、Sound of Music 、Westside Story などと較べると、やや小粒な感があるのは否めない。
春・夏・秋・冬の4部に分かれていて、それぞれにミュージックとダンスをちりばめてあるのは面白い趣向だ。秋から冬に変わったとき、ストーリーに「エッ、どうしてこうなるの?」という意外な(または違和感がある)展開がある。しかし、そのわけをここに書くのは、推理小説の犯人を最初に教えるようなものだから控えておく。
アカデミー作品賞の最有力候補で、しかも授賞式で一旦はそのように発表されたものの、手違いだったというケチがついた。しかし、作品賞でもよかったのではないか。ただし、ほかにめぼしい作品がなかったという事情はある(そんなに沢山映画を見ているわけではないけど)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます