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ふとしたきっかけで若い頃に読んだ漫画を読みたくなった。それは「軽井沢シンドローム」「我が名はウルフ」の作者、たがみよしひさ氏の短編。自分がゲーム会社に就職して1-2年の頃、同期の粂君が雑誌に掲載されていた短編の切り抜きを読ませてくれた。その短編の主人公はファミコンゲームの開発者。主人公の開発プロジェクトは佳境を迎え心身ともに疲弊していた。そんな折、学生時代に彼女と交わした約束を思い出すというストーリー。漫画の主人公の境遇に少し似たものを感じシンパシーを覚えた。たがみさんの短編はSFショートショートを読むような感覚で好きだった。このとき読んだ短編「まかいのもりのあかいぬま」は長らく本には収録されずコピー冊子だけを保管していた。そのコピーもどこかに仕舞いこんで探すの億劫になりネットに当たると1995年に出版されていたことを知る。さっそくメルカリにコミックスの出品を見つけ購入した次第。本の到着を待つ間、本棚を少し探すとコピーも見つかった。まあ、結果オーライということで。コピーを保管してた封筒には大学生時代から商業誌に不定期連載していた自分の漫画原稿を見つける。書き損じて没にしていた原稿。今ならもう少し上手くに描けるのになあと思うも既にそんな気力もなく。何より今のトレンドからは35年のギャップがあるのだった。そういえば「わが青春のトキワ荘」で森安なおや氏は25年のギャップをぼやいておられた。
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