寒い朝でした。
でも、ひめちゃんちにも、ダッチアイリスが咲きました
季節は進んでいるのですね。
ひめちゃんは小次郎パパと、堀之内の北を歩いてきました。
寒い朝ですけど、赤城山は青々としています
沼田からの帰り、国道353号線の途中に、桜が満開の珊瑚寺(さんごじ)があります。
寄って行きましょう
ここは「東国花の寺」で、以前に参拝して御朱印もいただいてますけど、桜に誘われて寄り道です
門柱から入って、心字池(しんじいけ)の畔を歩きます
心字池には、赤い橋が架かってます
弁天様が七福神のみなさんといます。
向こうに弁天堂があります。
心字池に架かる赤い橋を渡って、参拝です。
銭洗場があります。
ここでお金を洗うと増えるのかな
桜並木の中を、地蔵堂へ向かいます。
左に、この寺の開山という勝道上人の像があります。
日光修験道の祖、勝道上人です。
珊瑚寺は勝道上人の開創だったのです
前回は気にもとめませんでした。
これはすごいことです
「とちぎふるさと学習」によれば、
下野(しもつけ)に生まれ下野に骨を埋めた勝道上人は、日本における山岳仏教のさきがけであったといわれ、日光1200年の信仰と文化の原点を築いた僧です。
都の人ではないんだ
下野に生まれ下野に骨を埋めたんですね
あれ、いつ上野に来たんだろう
さて、地蔵堂に参拝です。
狛犬がいます
銅鑼のヒモは、鳴らせないように工夫しています。
『ぐんまのお寺 天台宗Ⅰ』(上毛新聞社)の珊瑚寺によれば、
現在の地蔵堂は、宝暦4年(1754)い再建された物で、子育て地蔵として信仰されている。
そういえば、向拝の彫刻は、子どもを意識したかわいい彫刻です
合掌
地蔵堂の右奥に、板碑と多宝塔があります。
板碑は3基あります。
かなり大きなものです。
埼玉で見たような本格的な板碑です
でもどうして、ここにあるのでしょう
板碑がたくさんある武蔵国(埼玉)から、少し離れていますけど
説明板もあります。
たぶん前の2基は、新田義貞が戦っていた時代に建てられたのですね
開山勝道上人の大きな供養塔もあります。
合掌
そのうちに、勝道上人が生まれたという仏生寺(栃木県真岡市)や戒を受けたという下野薬師寺跡(栃木県下野市)にも行ってみたいですね
さて、桜の向こうの本堂にもお参りしていきましょう。
合掌
御朱印は、今回はいただかずに帰ります。
そのうちに世の中が鎮まったら、いただきましょう。
山門から出ます。
振り返ると、あれ虎と龍だ
何か意味があるのかな
超クラシックな石段を降りました。
脇に珊瑚寺の由緒がありました。
文明年間(1469~1486)からは、天台宗の珊瑚寺になったのですね。
三鈷寺(さんこじ)から珊瑚寺(さんごじ)に改名だったのです
海がなくとも、三鈷寺の珊瑚寺でした