黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

勝道上人の開山・桜の珊瑚寺

2021-04-09 20:04:44 | 群馬県・旧勢多郡

寒い朝でした。

でも、ひめちゃんちにも、ダッチアイリスが咲きました

季節は進んでいるのですね。

ひめちゃんは小次郎パパと、堀之内の北を歩いてきました。

寒い朝ですけど、赤城山は青々としています

 

 

 

 

沼田からの帰り、国道353号線の途中に、桜が満開の珊瑚寺(さんごじ)があります。

寄って行きましょう

ここは「東国花の寺」で、以前に参拝して御朱印もいただいてますけど、桜に誘われて寄り道です

 

 

門柱から入って、心字池(しんじいけ)の畔を歩きます

心字池には、赤い橋が架かってます

弁天様が七福神のみなさんといます。

向こうに弁天堂があります。

心字池に架かる赤い橋を渡って、参拝です。

銭洗場があります。

ここでお金を洗うと増えるのかな

 

 

桜並木の中を、地蔵堂へ向かいます。

左に、この寺の開山という勝道上人の像があります。

 

 

日光修験道の祖、勝道上人です。

珊瑚寺は勝道上人の開創だったのです

前回は気にもとめませんでした。

これはすごいことです

 

「とちぎふるさと学習」によれば、

下野(しもつけ)に生まれ下野に骨を埋めた勝道上人は、日本における山岳仏教のさきがけであったといわれ、日光1200年の信仰と文化の原点を築いた僧です。

 

都の人ではないんだ

下野に生まれ下野に骨を埋めたんですね

あれ、いつ上野に来たんだろう

 

 

さて、地蔵堂に参拝です。

狛犬がいます

銅鑼のヒモは、鳴らせないように工夫しています。

『ぐんまのお寺 天台宗Ⅰ』(上毛新聞社)の珊瑚寺によれば、

現在の地蔵堂は、宝暦4年(1754)い再建された物で、子育て地蔵として信仰されている。

 

そういえば、向拝の彫刻は、子どもを意識したかわいい彫刻です

合掌

 

 

 

地蔵堂の右奥に、板碑と多宝塔があります。

板碑は3基あります。

かなり大きなものです。

埼玉で見たような本格的な板碑です

でもどうして、ここにあるのでしょう

板碑がたくさんある武蔵国(埼玉)から、少し離れていますけど

 

説明板もあります。

たぶん前の2基は、新田義貞が戦っていた時代に建てられたのですね

 

開山勝道上人の大きな供養塔もあります。

合掌

そのうちに、勝道上人が生まれたという仏生寺(栃木県真岡市)や戒を受けたという下野薬師寺跡(栃木県下野市)にも行ってみたいですね

 

 

さて、桜の向こうの本堂にもお参りしていきましょう。

合掌

 

 

御朱印は、今回はいただかずに帰ります。

そのうちに世の中が鎮まったら、いただきましょう。

 

 

山門から出ます。

振り返ると、あれ虎と龍だ

何か意味があるのかな

 

超クラシックな石段を降りました。

 

脇に珊瑚寺の由緒がありました。

文明年間(1469~1486)からは、天台宗の珊瑚寺になったのですね。

三鈷寺(さんこじ)から珊瑚寺(さんごじ)に改名だったのです

海がなくとも、三鈷寺の珊瑚寺でした

 

コメント
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