第1陣で、小次郎パパとタバサねーちゃんは、諏訪神社の向こうの高台、薬師の道をお散歩です。
やっと薬師の道の、薬師様までたどり着きました。
ひめちゃんと獅子丸だと、この先まで行くのですけど、ハイシニアの2人はUターンです。
よく頑張りました
獅子丸とひめちゃんは、第2陣で出発です。
堀之内を北に出ます。
あれ、ずいぶん貧相な痩せた猫が来る
いや、イタチだ
と思った瞬間、獅子丸とひめちゃんは、ハンターに変身しました
昨日、ハンターの兄妹にひっぱっれて転んで、まだお尻が痛い
十分気を付けながら、牽かれて跡を追います。
イタチは、この道の奥にある、巨大な豚舎の方からやって来ました。
たぶん魅力的な物があるのでしょう。
彼らの臭覚に従って、竹藪の裏を歩きます。
墓地の奥、竹の向こうは、葛塚城の堀切跡です。
あっちに行ったかな?
堀切跡に架かる草に埋もれた橋を渡って、長安寺跡です。
子ども体型の青面金剛がかわいい
ここ長安寺は、善昌寺末で明治初年に廃寺になった天台宗の寺院です。
ここには、羽生衆・木戸玄斎の墓があるということで、探したこともありました
戦国時代、羽生衆千余人は羽生から山上に退去し、膳城・山上城・葛塚城に別れて住んだということです
葛塚城の丑寅にある長安寺に、羽生衆・木戸玄斎の墓があることは、別に違和感のないことですけど。
もちろん、見つかりませんでした
石造物の隣に、見慣れない物があります
刈った草を巻き込むビニールのようです。
最近はサイロではなく、ビニールに巻き込んで保存するのです。
ここは、明治初年に廃寺になった後、山上学校として終戦直後まで利用されたそうです。
その後、農地として利用されてきたのですね。
合掌
道のはす向かいには、八幡宮の額と石宮があります。
哀しいかな、今は草に埋もれています
長安寺の東を北上して、突き当たりを左折、高縄の摩崖仏を南に下ります。
暑いよ
ハンター返上だね
岩神沼の脇、字瀬戸(あざせと)の稲穂は膨らんできています
沼の水を利用しているのではなさそうです。
沼より高い田んぼには、もっと高い所からの水が流れているのでしょう。
あれ、岩神沼には、今朝はカモさんがいます
赤城山は、わずかにその姿を見せています。
昔、この沼では鯉の養殖が行われていました。
年に1度、秋だったと思いますけど、沼の水を全部放流して沼ざらいがありました。
鯉も一緒に流れてくることが、あったそうです。
ひめちゃんちのあたりでも、捕まえられたそうです
そのまま南に下り、葛塚城の堀切を渡ります。
本体より大きな影と一緒に帰ります。
脇には、耕作放棄された田んぼに、フランクフルトのように元気なガマの穂です。
獅子くん、おいしそうだけど、食べられないね
さあ、早く帰って朝ご飯にしましょう