黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

小次郎パパのふるさと4・鼻毛石の赤城寺(せきじょうじ)

2020-12-11 20:59:28 | 群馬県・旧勢多郡

ひめちゃんは、珍しく昼散歩に行きました。

獅子丸とタバサねーちゃんも一緒です。

なかなか帰ってこないのでちょっと心配しましたけど、仲良く帰ってきました

タバサねーちゃんは、やはりおねーちゃんの貫禄です

なぜこの並びなのか、さっきから入れ替えはありませんでした。

ひめちゃん、主役みたいだね

 

 

引き爪不動尊から県道に戻ります。

種子十三仏塔の脇から、赤城寺(せきじょうじ)境内に入ります。

何度か来ていますけど、こちらから入るのは初めてです。

赤い屋根の本堂の赤城寺です。

宝篋印塔や五輪塔があります。

りっぱな和尚さんのお墓もあります。

かつては、かなりおおきなお寺だったのでしょう。

 

ちょっと地味な感じですけど、これが有名な史跡ですね

覆屋の中は、六地蔵の石幢です。

おや、なんだか変です。

六地蔵の石幢と併記されている北爪将監(きたずめしょうげん)の供養塔、何処にあるのでしょう?

覆屋の隣が空いています

ここにあったような気がします

 

首をかしげながら、本堂前で参拝です。

おや、何かあります。

何かが変わり始めています。

時節柄、御朱印をと声を掛けるのは控えておきましょう。

いずれそのうちに

 

本堂左前のお地蔵様の前に、説明板です。

北爪将監は、戦国時代末期の小田原北条氏に仕えた鼻毛石出身の豪族とあります。

北爪将監は、女渕地衆と呼ばれる人々を率いて女渕城を守ったとか、山上城攻撃に戦功があったとも言います。

戦国の世が終わって、この地に土着したのですね。

 

振り向くと、ありました

そういえば、この方もご一緒でした。

供養塔とお地蔵様、本堂右前に移されていたのです

後ろからの景色です。

風景に馴染んでいます

本堂の前方から見ても、周囲に馴染んでいます

灯籠の奥で、全く目立ちません。

聞くところによれば、古い時代の石造物は、接着を壊すのが比較的やさしいそうです。

現代はセメダインで接着されているので、接着を壊すのはとても大変だそうです。

作業用のトラックがあります。

何か作業中のようです。

 

県道脇の駐車場に戻ります。

門柱に、「八幡山」「赤城寺」とあります。

左の門柱の奥に、石造物がいくつかあります。

そのなかで、特にこの方々が目立ちました。

何様だろう?

初めて気がつきました。

 

小次郎パパのふるさとの赤城寺、何度か来ても新発見があります

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小次郎パパのふるさと3(赤城寺の十三仏種子と弘法の引き爪不動)

2020-12-09 19:59:31 | 群馬県・旧勢多郡

見てください、草の実いっぱい付けたこの笑顔

おかあさんとの取引に成功したのです。

さっき草むらに首を突っ込んで、何をくわえました。

古いビニール袋です。

「ぺ(しなさい)

「はーい

獅子丸は、くわえたビニールを離したのです

ビニール袋はおかあさんの足の下に、獅子丸はご褒美のツブツブ(ドッグフード)をもらいました。

ビニール袋は古く、何も入ってませんでした。

確信犯です

その顔も写真にとりたかったけど、ゆとりがありませんでした

あっという間の出来事でした。

ひめちゃんは、蚊帳の外でした。

えへへ

ボクはいい子だよね

 

今朝、東の牧場に行って、その上の沼を通り、サマンサ坂を帰る途中の出来事でした。

久しぶりのヤギさんと沼の様子は、次回の報告になります

 

 

 

小次郎パパのふるさと・鼻毛石の八幡神社から県道に戻ります。

赤城寺(せきじょうじ)の方に曲がると、すぐに目立つ石があります

赤城寺の駐車場にちょっと失礼して、歩いて戻ります。

大きくどっしりした石造物です

 

何度も通っていますけど、初めて気づきました

「赤城寺の種子十三仏塔」とあります。

 

種子とは、密教で仏・菩薩などの諸尊や事項を象徴的に表す梵字のことだそうです。

十三仏とは、室町時代に成立した信仰で、閻魔王を初めとする冥土の裁判官である十王と、その後の審理(七回忌・十三回忌・三十三回忌)を司る裁判官の本地とされる仏だそうです。

 

横に「南無三界萬霊」の文字があります。

その下に、文字がありそうですけど、ちょっと分かりません

 

十三仏塔は供養塔の一種で、初七日から三十三回忌まで、十三回の供養を生前に供養する仏教行事でもあるようです。

隣の動きのある石造物は、庚申の文字がうっすらと見えます。

まあ、とにかく合掌

 

 

道の反対側に、「弘法大師伝説の石 爪引き不動尊⇒」と表示があります。

弘法大師が爪で描いたお不動様があるんでしょうか?

行ってみましょう

 

まもなく、パワースポットの雰囲気の場所になります。

二十三夜塔の勢至菩薩は目立ちます

鼻毛石の女衆が集まって、二十三夜の下弦の月に祈りを捧げたんですね

 

史跡の表示のポールが見えます。

不動明王らしき方もいます

確かに石から掘り出しているという感じです。

でも、引き爪つまり線描というには、ちょっと立体的すぎるかな?

 

でもでも、ここには灯籠があります。

不動明王、願主などの文字が見えます。

ここはパワースポットです

とにかく合掌

 

小次郎パパのふるさとには、人々の願いのこもった石造物があります

 

 

 

 

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ひめちゃんと獅子丸の師走の葛塚散歩

2020-12-08 20:26:21 | 群馬県・旧勢多郡

ひめちゃんは、数日ぶりに、獅子丸と朝散歩に出ました

今朝の赤城山です。

日射しもありますけど、白雲が懸かってます。

ひめちゃんたちは、突き当たりを右折し、葛塚城の堀切跡を渡って、岩神沼に到着です。

沼は静かです。

獅子くん、いつものポーズです。

突然首を振り首を回します。

ひめちゃんも、ときたますることがあります。

どうしてかな?

カモさんはいないと思いましたけど、奥の方に真っ黒なカモさんが1羽だけいました

ひめちゃんが心配している、黄色い帽子の集団は、やって来なそうです。

沼の脇の道を上り始めると、おや、カモさん達です

うまく画面に収まってくれませんでしたけど、5、6羽いたと思います。

沼の北端にある芦原から出現したようです。

もしかしたら、住んでる可能性もあるかな?

 

 

小次郎パパの生まれ故郷・鼻毛石で史跡の巨石を見てきました

近くの高縄の摩崖仏が彫られた石とどっちが大きいかな?

ちょっと寄って行きましょう

 

あれえ、入り口に車と農業用資材が置いてあります

こりゃダメだ

旧新里村の指定文化財は、桐生市の指定重要文化財ですけど、市からは一切補助はないそうです。

どこかに継子扱いという表現がありましたけど、捨て子扱いの方が、実態に合っているようです。

実態は、近くのおうちが管理してくれているのでしょう。

正面からは又の機会に

 

 

裏からの景色です。

古墳の葺き石と江戸時代の石造物が一杯です

摩崖仏が彫られるくらいだから、こちらの方が多少は大きいような気もしますけど

ひめちゃんたちは、摩崖仏の裏を通って帰ります。

 

ひめちゃんは、ご褒美の催促です

獅子くんも、ひめちゃんとの久々の散歩を、楽しんでます

つつがなく、数日ぶりの「ひめしし」のお散歩ができました

 

 

さて、ひめちゃんたちが、朝ご飯を食べ終わって一休みしているころのことです。

西の空に、半月が見えます

お散歩中は全く月の存在に気づきませんでした。

今日は旧暦の10月24日です。

下弦の月は、23日頃の月ということなので、まあ下弦の月でしょう

弦を下にして、沈みそうですね。

 

 

下弦の月と一緒に、師走のひめちゃんちのガーデンの様子です

 

 

たわわに実っていた甘柿は、みんな鳥のみなさんのお腹に収まったようです。

 

柿に木の下にあるドウダンツツジ、真っ赤に紅葉しています

花は小さなかわいい花ですけど、紅葉こんなにきれいだったんだ

 

そばには、小輪の椿が咲き始めています

 

唐子咲の華麗な花です

 

柏葉紫陽花もきれいに紅葉しています

葉っぱの先に、月があったはずですけど、映っていません。

残念

 

月は桂の木の向こうにありました

この桂の木、今年は白鷺が住んでいたことがありました。

烏との抗争の末、白鷺は退去しました。

来年は、来てくれるかな?

 

黄色い薔薇が咲きそうです

ザピルグルムです。

この間最後かと思いましたけど、まだ咲いてくれてます

蕾もあります

 

お名前知れずのオールドローズです。

微妙な色合いです。

本当に久々の開花です

 

こちらもお名前知れずのオールドローズです

きれいだけど、はかなさが漂います。

 

このピンクの大輪椿は、曙(あけぼの)だったと思います

去年は何故か花を付けませんでした。

今年は、多くはないけれど、蕾がいくつか見えます

 

ここは花は咲いていませんけど、チューリップの球根を植えました。

黒柴家族の初代、三四郎&サマンサの墓標です。

左が三四郎地蔵、右がサマンサ地蔵です。

三四郎・サマンサ、春になったらチューリップに囲まれる予定だよ

 

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小次郎パパのふるさと2(八幡神社の硯石)

2020-12-07 20:53:15 | 群馬県・旧勢多郡

ひめちゃんのご飯は、今朝からいつものようにドッグフードそのままになりました。

昨晩までは、お湯でさっと洗った湯洗いご飯でした。

小次郎パパと、諏訪神社の向こうの高台目指します

正面に浅間山、その右にゴツゴツの榛名山です。

道ばたの枯れ草は、ちょっと不自然な色をしています

枯れていない草々は、実をいっぱい付けています。

ひめちゃんも、草の実を付けて帰ります

見返りひめちゃんというより、ろくろっ首ひめちゃんかな?

何か気になるものが飛んでるかな?

浅間山は、少し雪が残ってるかな?

今朝は、近くに大きく見えました

 

 

小次郎パパの生まれ故郷・鼻毛石、その地名の由来の鼻石の奥に、八幡神社がありました

駐車場はなく、道ばたにちょっと失礼します。

鼻毛石村の鎮守ですね。

鳥居の額は八幡宮です。

何か工事予定でもあるのかな?

青い八幡神社の幟が何本もあがってます。

 

参道には、たわら杉もかくやというほどの風格ある杉が何本もあります。

二の鳥居の向こうに、やっと赤い拝殿が見えてきました

 

拝殿の左には赤城山です

 

拝殿の右前には、大きな石があります

「源義家伝説の石 硯石」とあります。

この巨石を硯として使ったのは、八幡太郎・源義家ということです。

鎮守府将軍・源義家が奥州に下る時に、硯として使ったという伝説でしょうか?

ここは奥州に行くに下る道からは、ちょっとずれているような気もしますけど

 

拝殿前から左を見ると、浅間山です。

少し雪が残っています。

 

拝殿で、参拝です

堅く閉ざされていて、内部はうかがい知れません。

 

でも、ちょっと横を見ると、あれ、クラシックな本殿の覆屋です

隙間からちょっと失礼します

さほど古くはなさそうですけど、ちゃんとした本殿です。

 

本殿の裏を廻ります。

当然ながら、いくつもの石造物があります。

 

一周して拝殿の前に戻ります。

最初はものすごいミスマッチ感のあった拝殿と本殿ですけど、今はなんとなくコラボしています

 

拝殿前の赤い欄干と灯籠と青い幟、いい雰囲気です

青い幟は、赤い社殿との配色で決まったのかな?

 

もう一度、義家伝説の硯石です。

硯になりそうな穴は、高すぎて直接は覗けません

手を伸ばして撮影です。

確かに硯の雰囲気です

 

小次郎パパのふるさと鼻毛石には、源義家伝説の石がありました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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小次郎パパのふるさと(鼻毛石の鼻石)

2020-12-05 13:59:40 | 群馬県・旧勢多郡

夕べ、ひめちゃんは晩ご飯を残しました。

こりゃ大変

元気なひめちゃんならあり得ないことです。

急いで動物病院に駆けつけます。

お尻に体温計が刺されます。

39度1分ということで、犬にとっては微熱だそうです。

胃が疲れているということで、大きな注射を1本と小さな注射を1本、「痛いよ」と泣きながら、打ってもらいました。

今朝はお散歩前に小屋から出て、待ってます

お熱は下がったようです

小次郎パパと、堀之内の北方を歩きます。

14歳半のパパは静かにお散歩します

ケンくんや小太郎と出会うと、今でもうなりますけど

調子が出てきたひめちゃん、ご褒美の催促です

早く元気になーれ

 

 

 

小次郎パパは、2006年夏の生まれです。

出生地は、旧勢多郡宮城村鼻毛石(現前橋市鼻毛石町)です。

鼻毛石はウィキペディアでは「はなげいし」です。

車のナビだと「はながいし」と発音しています。

 

パパが我が家にやって来てまもなくの頃、2006年の秋の写真があります。

近所のおばさんが、歌舞伎役者のようと言った顔立ちです

 

パパの故郷にも、史跡の石があるという事で出かけてみました

旧宮城村役場(現前橋市宮城支所)の先に、赤い屋根の赤城寺(せきじょうじ)があります。

赤城寺のすぐ西の細い路地を入って、すぐにありました。

ほんの少し県道101号線から引っ込んでます。

 

初めてのご対面です。

「こんにちは うちのコジくんは、鼻毛石の生まれなんですよ

「鼻毛石町地名発祥の石」とあります。

横からの写真です。

この赤い植物は何だろう?

後ろからの写真です。

数日後、八幡神社に行くとき、また通りました。

その時の写真です。

赤い植物がちょっと成長してる感じです

 

石の奥には、石造物があります。

文字が刻まれていますけど、ちょっと読めません。

脇の道の奥には八幡神社があります。

参道脇の石造物という事にもなりそうです。

コジくんの故郷の風景、鼻石です

 

 

 

 

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