三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

体育館1泊避難体験感想

2013年07月16日 | 防災・減災
 15日の海の日。城山体育館で開催された「あじさいの集い」に参加させていただきました。
 毎回、皆さんからは、健康の元をいただいています。
 
 さて、13日(土)。今回で3回目の地域の小学校(ゆりのき台小学校)で児童と保護者が1泊避難体験するお手伝いを地域の防災リーダーとして参加させていただきました。
 参加家族は、25組ほど。(スタッフ総勢100人ほど)
 フェイスブックにも近況を書き込みましたが、私の記録としても残したいので、ご報告いたします。

 当日は、午後2時より自治会防災倉庫から防災備品の搬出。リヤカー、ご飯釜戸、簡易トイレ、担架、車いすなどを、学校の防災倉庫からも簡易トイレを・・・。
 当日の夜に各丁目ごとに分かれて組み立ての説明をさせていただきました。
 倉庫に入っている時は、段ボールに入っており、当然リヤカーらしからぬ姿。これを広げて組み立てなければなりません。
 組み立てては分解を繰り返し、3班の皆さんに説明を・・・・。
 いざという時に組み立てが素早くできなければ意味がありません。今回の訓練、これは役立つと思いました。

 さて、子どもたちは、ゆり小PTAのお父さんグループが開催する、アルミ缶で炊けるご飯炊き実験を体験。
 
 実際の炊き出しには、量的に役に立たないとは思いますが、何かあった時には、役立つかも知れません。

 体育館では、夕刻になるとアルファー化米のご飯の準備が・・・。
 最近は、白米以外にも五目ご飯、カレーピラフなどなど、避難すると考えるとなかなか進化した非常食が揃っています。
 私は白米とカレー味をいただきました。
 

 夜20時ごろには、急な雨で天体観測が急きょ中止になった県立三田祥雲館高校天文部員からパワーポイントを使っての天体の話。
 子どもたちは、目を輝かせて土星の写真や天体クイズに挑んでいました。
 

 その後、9時30分には、消灯。蒸し暑い体育館に響く大型扇風機の音。大人よりも子どもたちがハイテンション。なかなか子どもたちは寝付けません。
 深夜1時を過ぎるとようやく館内は静まり返り、私も眠りにつきました。
 いつもイビキがうるさいと妻に注意をされていますが、自治会長が「これも訓練の一つ。いろいろな方が同じ体育館に泊まらなければならない、私もいびきがうるさいので、一緒に寝ましょう!」と言ってくれたので、なんとなくその一言で眠りに就くことができました。
 
 14日午前5時前白みかけた体育館を外から撮影。
 
 朝には気温も下がり、扇風機も止まっていました。
 午前5時30分ごろ。起床の時間。子どもたちはさすがに寝むそうでした。
 
 
 今回の宿泊体験。地域の方々の協力なしには、できない行事です。
 フェイスブックにも「子どもたちには良い体験、記憶にのこるでしょうね!」とコメントを寄せた方がおられました。
 大人が、こう言う形で子どもたちに伝える責任があると感じます。遊びの中でも良い。避難することを身をもって体験し、次につなげて行ってもらいたいと思います。
 解散前の自治会会長のコメントが素敵でした。
 「昨日から皆さんはいろんな体験をしました。体育館の床は意外と硬いですね。眠れましたか?東日本大震災から2年が経過していますが、3か月もの間、体育館に泊まらなければならない生活をしていた方が多くいました。皆さんは、たったの1日です。今から家に帰ると温かな食べ物、ふわふわの布団やベッドがあります。直ぐにこの体験を忘れるかも知れませんが、何かあった時に今日の体験を思い出してくれると思います」 

 スタッフの皆様。お疲れさまでした!
コメント
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