三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

3日間の個人質問終了 ~図書館については、条例改正に注目~

2013年09月06日 | 議会改革
 本日6日は、午前3名、午後1名の個人質問とその後の総括質疑があり、終了いたしました。
 今日もまた、共産党議員団の中田議員から図書館の指定管理者制度導入について、明確に反対の意思での質問がなされました。三田市は、何故拙速な指定管理者制度を行うのか?指定管理者制度を導入した公共団体でもそのメリットが出ていないところがあるなど、行政の図書館についての理念や指定管理にする考え方を質していました。
 
 行政側の答弁は、昨日とあまり変わらない答弁でしたが、中田議員がデメリットばかりを羅列したこともあり、行政側からは、「デメリットにつては、他市も調査。デメリットをメリットに変えていくために仕様書等で補い、市民からサービスが低下したと言われないために検討している」との答弁もありました。

 また、午後からは、公明党平野議員からの総括質疑でも図書館に関する質疑がありましたが、行政の答弁の中で「今回提案している条例が可決されれば、指定管理するにあたってのさまざまな説明資料を議会や市民に提示する。また、条例案が通れば、指定管理者制度の導入議案を12月議会で提案してくるスケジュールも明確になりました。

 来週10日にまちづくり常任委員会で図書館を指定管理者が管理できるようにするための条例改正案が議論されます。図書館に関して言えば、一つの山を迎えることになります。
 私は、今回この3日間の個人質問で明らかになったことを踏まえて、市民にとって最良な管理方法は何か?の視点にたち判断したいと考えています。
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一般質問でアタフタ ~2日間の感想・図書館指定管理者への移管で白熱~

2013年09月05日 | 議会改革
 本日、2日目の一般質問。午前10時に登壇いたしましたが、私が確認を怠ったために、読み上げる原稿1枚を持参しておらずに質問途中でアタフタする場面がありました。
 原稿を会派部屋へ取りに行くこともできないため、1枚分の質問部分(3門目)は、つじつまを合わせながら質問をしました。
 原因は会派の印刷機が印刷途中で詰まったことにあるのですが、最後は私のヒューマンエラーが原因です。

 さて、私の質問では、規模が大きい自治会(2500世帯以上)への拠点づくりで、今ある自治会館だけでは地域交流が活性化出来ているとは思えないとして、少なくとも近場に設ける必要があるとの質問に対し、確かに規模が大きくこれからの高齢化を考えると空き店舗や空き家、あるいは学校などの余裕教室が出てきた段階でこれらを活用した拠点を設置することも可能であるが、その設置については、地域自ら必要性に気付いた段階で地域が主体となって進めるべきものであり、現行の補助制度の範囲で市は支援するとの答弁でした。

 また、鉄軌道の下を走る道路(アンダーパス)の大雨による冠水に対する安全対策については、国道176号線に抜けるJR新三田駅横の幹線道路に関してパトライトの設置について予算化し、来年度早々に設置を進めることを確認させていただきました。

 ところで、今回の議会は、6月に市長が一般質問で答弁した図書館の指定管理に関する質問が、昨日1名の議員から、本日は2名の議員からありました。明日も予定されています。
 今回の図書館に関する指定管理への移行については、3月に社会教育委員の会の答申に基づき市長が判断したものですが、市長の判断は拙速であり、もう一年は検討すべきであるとの意見や現行の貸出冊数から言っても直営でやることが望ましいのでは?。との質問が各議員から出されました。
 ただし、本日の笠谷議員の質問は、図書館のサービスが時代に見合ったサービスを行うのは当然であり、図書貸し出し冊数は伸びているが、図書館の登録者数は逆に落ち込んで来ているとして、指定管理へ移行するためには、登録者数も指標に入れ込むべきとの提案を行っていました。
 これに対して市の見解は、組合との交渉を続けているものの組合側が柔軟に交渉してこない中にあって、時代に見合った図書館の管理運営を行うことで市民サービスを向上させていく。との答弁です。

 今回の図書館に関連する議案は、図書館を指定管理できるようにするための条例改正であり、来週私の所属しているまちづくり常任委員会で審議されます。
 
 本日の「原稿何処へ行った?事件」は、私にとって記憶に残る日となりましたが、二度と同じこと(議会では前代未聞かも知れません)を起こさないように気をつけます。
 
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一般質問は4問

2013年09月03日 | 活動報告
 昨日(2日)の午前は、11時過ぎからの強い雨で三田市内の高架下の道路が何カ所かで冠水しました。
 
 さて、9月4日から6日にかけて各議員(16名)の質問が展開されますが、私は中日の5日、午前10時に登壇を予定しています。
 5日の質問通告は既に提出していますので、細部の質問内容の作文を昨日は市役所の控室で作成させていただきました。
 夕方からは、第九の2回目のレッスンのために大阪ブリーゼブリーゼ小ホールへ移動。今回初回のレッスンとなる妻が仕事を終えて参加。
 レッスンの休憩時間に舞台にドーンと据えられたピアノを撮影。
 
 レッスンを終え帰宅したのが、午後10時過ぎ。遅い時間であったため、軽めの食事をとりました。

 5日に質問する質問のポイントは次の通りです。

 1 公共施設マネジメント計画について
 ・三田市新成長戦略プランの実施計画(案)が公表されました。その中に公共施設白書づくりを行い、施設の更新や廃止のマネジメントを行う公共施設マネジメント計画を策定して行くとの概要を公表していますが、その構築内容を今回の質問で問います。
 市民に対してどのようなメリットがあり、またこのマネジメント計画を策定する市側にも明確な考えやメリットがなければなりません。

 2 大規模な自治会の拠点のあり方について
 ・三田市は、ニュータウン開発に伴い自治会組織を従来の丁目単位や集落単位から大きなブロック単位組織にしましたが、この自治会組織の人口規模が大きく(8,000人規模)、そこに設置してあるコミュニティハウスのみでは、地域の交流機能が損なわれているのではないか。例えば、これからの高齢化社会を考えると身近な丁目ごとに交流拠点が必要になるのではと考えます。行政のこのような交流拠点あり方なり考え方を問います。さらに財政支援の考え方もお聞きしたいと思います。

 3.鉄軌道の高架下道路の安全対策について
 ・8月25日の秋雨前線の影響による大雨では阪神間のアンダーパス(高架下をくぐる道路)で冠水し、自動車が水没しています。また、昨日の三田市内の土砂降りの雨で、市内の3カ所のアンダーパス道路の冠水が起こりました。幸い市民の命には別状ありませんでした。今回の質問は、特に自動車道のアンダーパスの安全管理の対策を質問します。
 市内には6カ所のアンダーパスと呼ばれる道路がありますが、このうち176号線に抜ける1カ所にしか冠水情報(パトライトによるお知らせ)がありません。
 最近発生するゲリラ豪雨は昼間、夜間問わず発生します。冠水していると知らずに通常のスピードで突入すれば、車は身動きできないばかりか、人命にも・・・・。何らかの対策が必要ではないかと考えます。

 4.違法駐車対策について
 ・12月議会に市民から出されていた陳情で南ウッディタウン近くの銀行沿いの道路に一車線規制のポールが立てられ、さすがに違法駐車する車がなくなりました。しかし、ポールが立っていない道路から駐車する車があり、また、南ウッディタウンロータリー内への違法駐車が以前にも増してひどくなってきている状態です。
 これでは、公共交通である神姫バスの定時運行にも支障が出かねません。現行の規制の在り方で満足しているのか。違法駐車をなくすための手だてが他にないものかを問います。

 この数日、秋雨前線と台風の影響で各地に大雨をもたらしています。特に今回は台風の動きが遅く、太平洋側からの湿った空気が前線に向かって次から次に入ってきていますので、警戒が必要です。
 今朝のTVでも数年前に大雨で土砂崩れやこれに伴うダム湖が形成され、避難を経験した地域が、ハザードマップづくりや行政に頼らない自主避難の基準づくりを行っているとのことでした。まず「自分の命を守るのは自分」です。
 「自分のところは過去から災害がないし、大丈夫」と過信せずに土砂降りの雨が降り出したらあらゆる情報を基に判断し命を守ってください。
 
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地域の公共交通政策研修始まった!

2013年09月02日 | 環境・都市計画
 31日(土)にNPO法人 持続可能なまちと交通を目指す再生塾(以下「再生塾」と呼びます)主催の第6期アドバンスド・コース研修会に参加しました。
 この研修は、実際に地域公共交通と密接に関連している場所や実際の公共交通事業を手掛けている現地へ赴いて課題を整理した上で担当コーディネーターと意見交換しながら実践的な「提言」を取りまとめるという研修内容となっています。

 数年前から再生塾の講義などには参加させていただいていましたが、念願が叶ってやっと参加することができました。
 今回のフィールドは西宮北口商店街と水間鉄道の2カ所で、1フィールドについて2班に分かれて現地調査や提言を行っていきます。
 私の希望は、三田市内にも鉄軌道である「神戸電鉄」が乗り入れていることからも貝塚市内を走行している水間鉄道にしました。
 それぞれの班には、行政職員やコンサルタント職員、そして議員(私を入れて今回2名)、経験者や未経験者が5~7名で割り振りされた編成となっています。
 31日は午後から、それぞれのフィールドの強み、弱み、調査事項などをホワイトボードに板書して意見交換させていただきました。

 水間鉄道は、水間観音のお参りのためにとその昔企業の寄付金で5.6㎞の鉄道が建設された歴史ある鉄道です。観光資源は山間部にありますが、地域の高齢化の影響からかここ数年乗客数が落ちてきています。
 現在190万人を切る乗車数から数年前の年間200万人以上を目指すと言う課題設定を与えられました。私たちの班(水間ーA)は、9月23日の祝日に現地調査することが決定。
 来年2月研修発表に向け、どのような「提言」をまとめ上げることができるのか。不安と楽しみが交差する中での研修がスタートしました。
 
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