むくみやすい体質は損だ。
「ああ、また靴下のあとがついてるよ。指輪も抜けないし、キーッ!」
夏は特にいけない。汗腺が発達していないのか、あまり汗をかかない割に、喉が渇くものだから、どうしても水分を多くとりがちだ。仕事を終えて履き替えた靴がきつくなり、翌朝は顔が腫れぼったくなる。運動しても、出た水分より飲んだ水分の方が多くて、かえって体重が増えると虚しい。
唯一の救いは熱中症になりにくいことだろうか。体に水分をため込んでいるので、暑い部屋で掃除をしても、料理をしても、具合が悪くなることはない。
「もしかして、暑い部屋にいるから、むくんでしまうのかも?」
どちらが先なのだろうか。体脂肪計に乗ると、16%とか17%という数値が表示されるので、やはり、余計な水分で重くなっているようだ。
友人から「ラクダみたいだね」と言われたときは苦笑するしかなかった。猛暑、酷暑の毎日に適応しようと、体が変化したのかもしれない。でも、ラクダではちょっと……。
「むくみを撃退する食べ物ないかな」
心当たりがないこともない。たとえば、血行をよくする玉ねぎなどは、間違いなくプラスに働くだろう。生食の方が効果大と知り、ネットでレシピを見て「酢玉ねぎ」を作ることにした。
まずは玉ねぎを薄切りにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f9/31c29774d043afae43a3b03fd47353eb.jpg)
これに酢・水・ハチミツを煮立てたものをかけ冷ます。
保存容器に入れ、6時間たったら食べられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/7a/3ea87a6af5672f7cd3009e72ac5c0947.jpg)
「うん、酸っぱくて美味しい。これだったら簡単だから続けられるわ」
玉ねぎは一度に4分の1個、約50gを食べないと効果が期待できないという。毎日せっせと食べていたら、尿量が増え、体が軽くなってきた。これはいいと思っていたのに、1カ月ほどで問題が起きた。
「いたたたた、歯が、歯が」
私は歯が弱い。虫歯の治療跡だらけで、知覚過敏になっている箇所も多いせいか、酢との相性が悪かった。硬いものを噛むと痛みが走り、料理方法を変える必要に迫られた。
「じゃあ、焼き玉ねぎかな」
次にチャレンジしたのは玉ねぎのソテーだ。
薄切りにするところは同じだが、油を敷いたフライパンに入れる点が違う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/74/c4b897670d21a48a1873c783b3e8cacd.jpg)
そのまま火をつけ、フタをして弱火で蒸し焼きにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/32/74fa22a503aa4700e61343006cbf8811.jpg)
10分ほど経ったらかき混ぜて、さらに10分焼けば甘味が出て食べやすくなる。
これに醤油をかけ、かつおぶしをまぶせばでき上がりだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/be/2e030ea1bfc6ad9b77d78bd805d5023a.jpg)
粗熱がとれたら容器に入れる。といっても、結構な量なので、それなりに大きくないと入りきらない。それでまた、酢玉ねぎの瓶を使った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/fb/0143dc8bcf645d82669d9c5910971ba6.jpg)
「液体じゃないのに、何かおかしくない?」
家族からは不評だったけれど、他に選択肢はない。知らん顔をしてやり過ごした。
かくして、むくみは順調にとれている。体重もかなり減ってきた。お腹周りもスッキリして体が軽い。血行がよくなると、肌も若がえり、40代に見られることもある。
私と同様に、むくみやすい方はぜひお試しを!
それにしても、この暑さはいつまで続くのだろう。
もし、クーラーが壊れたりしたら、玉ねぎをやめてラクダに戻ろうっと。
エッセイ・随筆ランキング
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
「ああ、また靴下のあとがついてるよ。指輪も抜けないし、キーッ!」
夏は特にいけない。汗腺が発達していないのか、あまり汗をかかない割に、喉が渇くものだから、どうしても水分を多くとりがちだ。仕事を終えて履き替えた靴がきつくなり、翌朝は顔が腫れぼったくなる。運動しても、出た水分より飲んだ水分の方が多くて、かえって体重が増えると虚しい。
唯一の救いは熱中症になりにくいことだろうか。体に水分をため込んでいるので、暑い部屋で掃除をしても、料理をしても、具合が悪くなることはない。
「もしかして、暑い部屋にいるから、むくんでしまうのかも?」
どちらが先なのだろうか。体脂肪計に乗ると、16%とか17%という数値が表示されるので、やはり、余計な水分で重くなっているようだ。
友人から「ラクダみたいだね」と言われたときは苦笑するしかなかった。猛暑、酷暑の毎日に適応しようと、体が変化したのかもしれない。でも、ラクダではちょっと……。
「むくみを撃退する食べ物ないかな」
心当たりがないこともない。たとえば、血行をよくする玉ねぎなどは、間違いなくプラスに働くだろう。生食の方が効果大と知り、ネットでレシピを見て「酢玉ねぎ」を作ることにした。
まずは玉ねぎを薄切りにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f9/31c29774d043afae43a3b03fd47353eb.jpg)
これに酢・水・ハチミツを煮立てたものをかけ冷ます。
保存容器に入れ、6時間たったら食べられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/7a/3ea87a6af5672f7cd3009e72ac5c0947.jpg)
「うん、酸っぱくて美味しい。これだったら簡単だから続けられるわ」
玉ねぎは一度に4分の1個、約50gを食べないと効果が期待できないという。毎日せっせと食べていたら、尿量が増え、体が軽くなってきた。これはいいと思っていたのに、1カ月ほどで問題が起きた。
「いたたたた、歯が、歯が」
私は歯が弱い。虫歯の治療跡だらけで、知覚過敏になっている箇所も多いせいか、酢との相性が悪かった。硬いものを噛むと痛みが走り、料理方法を変える必要に迫られた。
「じゃあ、焼き玉ねぎかな」
次にチャレンジしたのは玉ねぎのソテーだ。
薄切りにするところは同じだが、油を敷いたフライパンに入れる点が違う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/74/c4b897670d21a48a1873c783b3e8cacd.jpg)
そのまま火をつけ、フタをして弱火で蒸し焼きにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/32/74fa22a503aa4700e61343006cbf8811.jpg)
10分ほど経ったらかき混ぜて、さらに10分焼けば甘味が出て食べやすくなる。
これに醤油をかけ、かつおぶしをまぶせばでき上がりだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/be/2e030ea1bfc6ad9b77d78bd805d5023a.jpg)
粗熱がとれたら容器に入れる。といっても、結構な量なので、それなりに大きくないと入りきらない。それでまた、酢玉ねぎの瓶を使った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/fb/0143dc8bcf645d82669d9c5910971ba6.jpg)
「液体じゃないのに、何かおかしくない?」
家族からは不評だったけれど、他に選択肢はない。知らん顔をしてやり過ごした。
かくして、むくみは順調にとれている。体重もかなり減ってきた。お腹周りもスッキリして体が軽い。血行がよくなると、肌も若がえり、40代に見られることもある。
私と同様に、むくみやすい方はぜひお試しを!
それにしても、この暑さはいつまで続くのだろう。
もし、クーラーが壊れたりしたら、玉ねぎをやめてラクダに戻ろうっと。
![](https://blog.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_1661_1.gif)
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
いいこと尽くしですね。
酢玉ねぎ万能とよく耳にするけど、
まだ作ってません。
私は砂希さん以上に歯が弱いので、
同じく焼いてみようかしら?
さらっと書かれた体脂肪率10%台。
もともとお若いじゃないですか!
歯の弱い人に酢玉ねぎはよくないようです。
未だに左の奥歯がトラブっていますよ。
でも、コレステロール値が正常になるなどの効果はあるようです。
今年の健康診断は焼き玉ねぎで正常値にもどしたいところですね。
むくんでいると体重に比べて体脂肪率が低くなります。
しかし不健康ですよね。
職場で朝食べてしまうドーナツやワッフルもいけないと思いますが、なかなかやめられません。
歯の悩みも憂鬱です。
健康でいられることは人類の願い?(笑)