新・悟りを求めて~

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割り算に想う~

2022-05-15 11:00:49 | 悟得びと算数・数学

先日、小3の算数少人数のCクラスの補助に入った。
授業は、「割り算」の一回目であった。

問題は、12個の飴を一人3個ずつ分けたら、何人に分けられますか?

式は、12÷3…ここまでは、私が知っている割り算であった。
この後の計算方法が少々違っていた。


12÷3=
12÷3  一段目
   6  二段目
   9  三段目     答えは、4人
12 四段目


3×(  )=12 
三の段の「九九」を頭の中だけでは、なく視覚で確認できる形で書く事である。
今まで私は、このような形で書いている割り算の計算式を見た事がなかった。
これは、私にとっては新鮮な驚き・感動であった。

そんな割り算の話で、昨日家内が「割り算は等分割である」と言っていた。
それに対して、私は、「割り算は引き算」と言い張った。



12個の飴を3人分ける場合に、引き算は使えない…?


12個の飴を一人3個ずつ何人に分けられるか?なら、
12-3=9  一人分、
9-3=6   二人分、
6-3=3   三人分、
3-3=0   四人分、   答えは、4人。 

でも、12を一回で3分割なら、12=( )×3の式であり、これは引き算ではでき難い…ようである。

それでも、
12個を一回に一つずつ、三人に分けるから、

12-3=9  一巡目、
9-3=6   二巡目、
6-3=3   三巡目、
3-3=    四巡目、  答えは、一人4個。



今少し前に、この話を家内にしたら…

割り算は割り算で引き算ではない…と言い張って、
その具体例として、四角いケーキを等分に分ける時…

「目分量・目測で等分に線引きして大きさを決めて分ける」と言った。

そこで、私は、
「確かにそのように全体を一度に等分するなら、引き算ではないだろうが…」
「それでも、一人一人が、目測して適当に切り取っていくなら、引き算だろう」と反論した。
ただし…「一人一人」の場合は必ずしも…「等分割」とは限らない、のだろうが…。



掛け算は、足し算の応用である。
それは、同じ数の足し算を、掛け算「九九」として作り、計算の簡略化をしたモノ。


割り算とは、掛け算の反対の計算。

足し算の応用が、掛け算。
足し算の反対計算が、引き算。

掛け算の反対計算が、割り算。
掛け算は足し算の応用。
割り算は、足し算の応用の反対だから、引き算の応用。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そんな家内は…悲しい… (自由びと)
2023-05-18 11:38:30
家内との楽しい議論だった…
生前の楽しい想い出の筈なのに…
読んでいると…やはり淋しく悲しい…

それでも…
以前のような強烈な淋しさ・悲しみは…ないようだ…

家内とも楽しい想い出を「楽しい」
と感じられるようになり得るには…

もう少し時の経過が必要なのだろう…
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