ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 第30回

2011-11-05 22:45:37 | カーネーション
パッチ100枚の注文も、家族の協力があって間に合いました。それでも、商売繁盛にはならず、静子は会社勤めすることに。
『カーネーション』奥が深いドラマだなと思います。過程もいろいろあって良いですが、そのうえ成功しても、結局それは終わりではないということで。

夕食中もミシンをふむ糸子です。家族に迷惑をかけずにパッチ100枚仕上げる覚悟です。
糸子を監視する善作。ハルには「はよ、寝りゃええのにな。おにぎり、はよもってちゃれ。あの食いしん坊の糸子が、ご飯も食べんで仕事したら、死んでまうわ。」

《今回のオモロー》
千代が、こっそりおにぎりを持って行くときの、がに股歩き。

熱い戦いが始まります。
一人でパッチを縫うてるうち、それを手伝うてやりたいおばあちゃん、そうはさせんと見張るお父ちゃん。午前1時、おばあちゃん、案外あっさり敗退。喜んだお父ちゃん、ふと見たら、もうかたっぽの敵まで、おちてもうてるやないですか。この描写は、どれをとってもGOOD!
キセルをたたいて、糸子と起こす善作。やっぱし、お父ちゃんには、かなわんなと思いました。
しかし、一人でパッチ100枚縫い上げ、得意げな糸子。
善作がはいてみると、「細いのとちがうか、足出んやないか。」ということで、家族総動員で、ほどいてもらって、縫い直し。何とか間に合います。
代金は、倍。ほくそ笑む善作が糸子に、小遣い。それを持って団子屋へ出かける4姉妹。

4月になって、静子が会社に勤めだしました。
「あんだけ手伝がってた妹ひとり雇うてやることが、できませんでした。店の中は、ますます何屋かわからんようになって、うちもお父ちゃんも、まだまだどっぷり負け試合中です。」

テンポが良くて、この一週間もいろいろあったなあと思います。また来週からも楽しみです。