今まで、奈津の存在が薄いなと思っていましたので、今回は、存在感あり、今後の展開が楽しみになりました。
昭和8年(1932)。奈津の父のお葬式に行くことになった糸子。奈津と顔を合わせることに気がすすみません。「ごめんな、奈津。きてしもうて。お顔拝んだら、とっとと帰るよって。」奈津を気遣う糸子です。
ロイヤルは、川本の予想通り、他の踊り子さんがドレスの注文に来ます。
大将からは「一着3日でこさえ。さっさとつくって、とっとと売ったたらええんや。」
(大将はドレスをバカにしています。服の中で背広が一番えらいと思うてる。けど、お客がはよ欲しがってんのも、確かです。そこで、お客さんの体に直接あてて、裁断。よし、この方法は、いけんで。)立体裁断の誕生です。さすが、糸子です。「その調子や。」と上機嫌な大将。
《今回のオモロー》
(手間は省いたけど、手はぬいてへんよってな。)と糸子が大将に「いー!」としたところ。
立体裁断した生地、他の人たちによってミシンを使わせてもらえず、「女がおもちゃつくるの・・・」と言われ、うちのミシンで縫うことにします。
駒子が洋服の注文に。奈津のことを「案外、元気やで、若女将。」
「元気、元気なあ。奈津のあほう、何強がってんよ。何を一人で我慢してんよ。泣かなあかん。うちが泣かしちゃるよって。」
この糸子のことばは、深いです。人は、本当に辛いとき、泣けないものです。泣いたら少しでも楽になれます。この年で、そういう感情のことが、よく解っている糸子は、すごいです。
だんじり祭りの日。泰蔵と八重子の長男、太郎が行方不明に。奈津が太郎を見つけます。
泰蔵が、太郎をみつけ、奈津に声をかけます。「たいへんやったな、おやっさん。吉田屋のなっちゃんやろ。」
奈津は泰蔵が自分のことを知っていたこと、嬉しかったに違いありません。来た道を帰っていきます。
昭和8年(1932)。奈津の父のお葬式に行くことになった糸子。奈津と顔を合わせることに気がすすみません。「ごめんな、奈津。きてしもうて。お顔拝んだら、とっとと帰るよって。」奈津を気遣う糸子です。
ロイヤルは、川本の予想通り、他の踊り子さんがドレスの注文に来ます。
大将からは「一着3日でこさえ。さっさとつくって、とっとと売ったたらええんや。」
(大将はドレスをバカにしています。服の中で背広が一番えらいと思うてる。けど、お客がはよ欲しがってんのも、確かです。そこで、お客さんの体に直接あてて、裁断。よし、この方法は、いけんで。)立体裁断の誕生です。さすが、糸子です。「その調子や。」と上機嫌な大将。
《今回のオモロー》
(手間は省いたけど、手はぬいてへんよってな。)と糸子が大将に「いー!」としたところ。
立体裁断した生地、他の人たちによってミシンを使わせてもらえず、「女がおもちゃつくるの・・・」と言われ、うちのミシンで縫うことにします。
駒子が洋服の注文に。奈津のことを「案外、元気やで、若女将。」
「元気、元気なあ。奈津のあほう、何強がってんよ。何を一人で我慢してんよ。泣かなあかん。うちが泣かしちゃるよって。」
この糸子のことばは、深いです。人は、本当に辛いとき、泣けないものです。泣いたら少しでも楽になれます。この年で、そういう感情のことが、よく解っている糸子は、すごいです。
だんじり祭りの日。泰蔵と八重子の長男、太郎が行方不明に。奈津が太郎を見つけます。
泰蔵が、太郎をみつけ、奈津に声をかけます。「たいへんやったな、おやっさん。吉田屋のなっちゃんやろ。」
奈津は泰蔵が自分のことを知っていたこと、嬉しかったに違いありません。来た道を帰っていきます。