ポチの女房

専業主婦のつぶやき

本『しゃべれども しゃべれども』

2011-11-28 22:27:03 | 
二つ目落語家・今昔亭三つ葉の話。落語教室を開くことにより、綾丸良、十河五月、村林優、湯河原太一といった悩みを抱えた人々が集まってきます。落語を教えることにより成長する落語家の物語です。

落語の話なので、落語に詳しくない私にとっては、前半は少し退屈だった部分があります。
だんだん面白くなりました。
強烈な話は、一つもないのですが、気持ちがホンワカする本です。

確か、映画化されました。
映画は見てないのですが。

佐藤多佳子さんの作品、読みやすいです。

カーネーション 第49回

2011-11-28 21:32:36 | カーネーション
いよいよ戦争の足音が一歩ずつ近づいていくのでしょうか。
まず最初が勘助の出征というのも、なんだかもの悲しさを増します。

昭和12年(1937年)
勘助が出征する祝いの会。糸子は心の底から祝っちゃる気になりませんでした。(勘助も腹さえこわさんかったら無事に帰ってこれる。)当時は、そんな感じだったのでしょうか。それまでの戦争は、日本は負けたことがなかったですから。
勘助の出征。(おばちゃんは、そんなに簡単にはいかんようでした。)玉枝のことです。台詞はなかったですが、玉枝の辛い気持ちが伝わってきました。玉枝の夫も戦争に行って赤痢で亡くなったとか。平吉が「見てられへんわ。」と先に帰ってしまうのも、明日は我が身と思うからでしょう。

勘助から便り。黒く塗られた箇所があります。(ほんまあの墨許せん。)
シナ事変、国家総動員法。

昭和14年(1939)綿製品非常管理。国民徴用令。
糸子は二人目の子を身ごもっています。小原洋装店は、空前の繁盛。糸子は体調を崩します。善作から神戸で静養するように言われます。

《今回のオモロー》
「大丈夫やない。」「言うこと聞け。」と善作とハルのハモるところ。

(店が心配でしゃあないです。)

最終回でした

2011-11-28 17:56:16 | ドラマ
大河ドラマ『江』。
初回の嫌な予感が、そのままだった今回の大河。
向井さんが出るまではと思いながら、向井さんが出始めてからは、向井秀忠見たさに見続けた感があります。
上野樹里さんの良さが、全くといって良いほどでなかったドラマになりました。

最終回近くでは、誰が主人公?状態になってしまい、江より淀君が主人公の方が、ドラマ的に面白かったのではないかと思います。
江は3回結婚し、江戸幕府の御台所として唯一将軍の生母であったということなのですが、イメージとしては、浅井長政の娘というより、春日の局との対決の方が強いです。歴史的に何かを成し遂げた人ではありません。
最終回1回をとってみても、回想シーンがやたら多く、最後は、馬で江と秀忠がでかけるというこれまたあり得ない設定に閉口してしまいました。

来年は、『平清盛』。松山ケンイチさんの演技を全く見たことがないので、不安もありますが、脚本が『ちりとてちん』の藤本有紀三なので期待です。

お茶のお稽古 11月

2011-11-28 17:31:56 | 日記
風炉から炉にかわりました。
初炭と薄茶の平手前を習いました。


お茶菓子/柚煎餅(田岡秋月堂)

柚煎餅のウラ
柚の香りがいっぱいです。

他のお茶菓子は、峰のもみじ(両口屋是清)

掛け軸 紅葉舞秋風
花   椿(西王母)・いぬたで
花入れ 信楽焼
茶杓の銘 散り紅葉 ふきよせ