本気で走ればかなり早いヌー。本気で追いかけられるので本気で逃げるヌー。
何に驚いたのか時折ジャンプをしながら走るインパラ。
前方の群れが走ったので、走っているヌーとシマウマ。
丁度いい石があったのでお腹をかく(気持ち良さそうに)シマウマ。
本気で走ればかなり早いヌー。本気で追いかけられるので本気で逃げるヌー。
何に驚いたのか時折ジャンプをしながら走るインパラ。
前方の群れが走ったので、走っているヌーとシマウマ。
丁度いい石があったのでお腹をかく(気持ち良さそうに)シマウマ。
名前の通り模様が網目のようになっているアミメキリン。
体高は4〜5mほど。ご存知の通りやたらと長い首。頭から心臓までの距離は2m。血液を頭まで送らなければならないし、頭を上下した時の血液の逆流もしないように体ができています。高血圧。
キリンはアカシアをよく食べます。この棘。平気なようです。
長い立派なツノを持ったシロサイ。
サイはアフリカでも見ることが困難な動物の一つです。これもやはり人間が関わっています。高額で取引されるサイのツノを狙って密猟者が横行しているのは今も同じです。
シロサイの親子。
アフリカにはもう一種、クロサイが生息しています。ここソリオでもレアな生き物で、残念ながら遭遇できませんでした。性質もシロサイとクロサイではだいぶ違うようで、比較的のんびりとしたシロサイに比べクロサイは神経質なようです。どちらも草食ですがシロサイは草を食べ、クロサイは葉や実を食べます。ですのでシロサイは開けた草原で下を向いて地面に顔をつけて草を食べているので比較的見つけやすいのですが、クロサイは樹木などの葉を食べるので開けた草原ではなく樹木の繁ったところにいます。数が少ないのに加え見つけにくい場所を生活の場所にしています。
シロサイとクロサイの見た目の一番の違いはその口吻です。シロサイは草を食べやすいように口先が平らになっています。(シロサイの名前の由来はこの口にあるようです。ワイド→ホワイトなどいくつかの説がありますが、クロサイは片方がシロならクロでいいだろ、ということらしいです。いいかげん。)クロサイは立ち木の葉を食べるために口先が細いおちょぼ口になっています 。下の写真はナミビアで出会うことのできたクロサイです。
8月はマサイマラのサファリ盛期。ヌーの大群がマラ川を渡る光景が見られることが知られています。
マラ川に向かう途中、小さな集団が少しづつ合わさって徐々に大きな集団になっていきます。その過程では少し休んで草を食んだり、ゆっくりと移動したり 、何故か急に走り出したり。
集団の中にはシマウマが何頭か。どうもこのシマウマたち、ヌーの大移動に大きな役割を持っているようです。
ケニア でごく普通に見られるシマウマです。足の先まで縞があるのが特徴です。
マサイマラではヌーと行動が同じでマラ川の川渡りもヌーを先導して真っ先に川に飛び込みました。ヌーが後に続きますが、サファリに同行した友人らの間ではヌーより頭が良く、行動も格好いい、とのもっぱらの評判でした。
その体の縞模様により、写真のモノクロにはとても適した動物です。 自分の写真の整理が進めば川渡りの画像も紹介できると思います。
水平線ではなく地平線で地球が丸いことを実感することのできるケニア の草原地帯。連日、自分たちに付き合ってくれた生き物です。