射手神社のしだれ桜。

2023-03-23 15:34:15 | 花や風景など
WBCも終わって、余韻冷めぬうちに観桜へ…


ここは伊賀市長田の『射手神社』(イデジンジャ)。
境内のしだれ桜に呼ばれた気がしたので(咲き出したという情報の元)…
両部鳥居辺りのソメイヨシノはまだまだこれからですが、
ここで少々伊賀のお宝だよ!というお話。
鳥居横にある十三重塔は、
北塔が伊賀市文化財、南塔が国の重要文化財という立派なものです。

ここでどっちがどっち?という自分のために~~

射手神社から見ると遠く真正面に(東方面)「伊賀上野城」が見えます。
なので、鳥居や本殿を見て右側が「北塔」、左側が「南塔」になります。
 鳥居裏から撮ってます、あしからず
↑ 写真で見ると右側の塔が「鎌倉時代末期」の作と言われています。

 
(塔の撮影は2022/6/4、詳細説明は「広報いが」のリンクでどうぞ

では「しだれ桜」~~
  
どうしても飛行機が気になる…
青空のお陰の雲ですから💦
本殿前まで行き、
 
よく見れば今年の干支の「卯」さん、行かれた折にぜひご覧あれ。
まだ蕾も多いのですが、陽気が良ければ一気に咲きます。


気になるお話として、ここは
*木曾義仲を討つため、(加太峠辺りから)宇治へ向かっていた源義経の一行が、
 戦いに勝つようにとお祈りをし、かぶら矢を奉納したと言われています。
さらに、
*西行法師(1118-1190)が源平合戦の頃、伊勢に逃れ、度々ここにお参りにこられており、
「あづさ弓 ひきし袂も ちからなく
 射手の社に 墨の衣手」と和歌を詠んでいます。


後年、「天正9年伊賀の乱」の戦災により焼失しましたが、
仏性寺(ブッショウジ)跡(現在の社地)に移った頃の慶長10年(1605)の棟札が残っています。

歴史ある神社で幾年も咲き続ける「しだれ桜」です。
では、次は「西山の棚田」&「高倉神社」へ参ります、そこで見た「花」は…

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