木興の田園で「野の草に」戯れる その1 「背高泡立草」「姫女苑」

2021-10-08 15:37:16 | 花や風景など
伊賀ではもうすぐ「芭蕉祭」、今までのような派手な?式典はなさそうです…

必ずこの季節、学校ではこの歌を歌います
 「芭蕉さん」です
伊賀っ子は、いつからか松尾芭蕉のことを「ばしょうさん」とよびます、
隣にいるおじさんのような感覚です、

それで、というわけでもないのですが、
いつものように木興の田園を歩いていると、稲も刈られ、大豆はのびのび育っています、
そんな畦道を歩いていると「野の草」に出会います、
しゃがんでじっと見つめていると「芭蕉さん」になれるかも…
なんてことのない「雑草」なのに、これはまた可愛いのなんのって、
ちょっとハマってしまったのでいくつか採って、持って帰って生けてみました

 雑草3種

①「背高泡立草」(セイタカアワダチソウ:キク科)は、芭蕉さんの生きてた頃にはなかったはず、
 「雑草の花図鑑(もっと)」より
いつからかこの花はアレルギーの元だとかなんとか言われ続けていましたが、
よく勉強して見るとそれは「冤罪だった!?」ようです。
≪帰化植物の「ブタクサ」と時折間違われ、花粉症の原因だと言われるが、別の植物である。≫とのこと。
 「牧野日本植物図鑑」より「ブタクサ」

これを読んで、安心して持って帰って生けました…
この花がまた可愛い、黄色い花はなんか元気をくれそうな感じです
 
この花は「虫媒体」です、要するに「虫さん」が花粉を運んでくれます、
「風」では「花粉」は飛びません、だから安心して飾ってみてください。

②「姫女苑」(ヒメジオン:キク科)
 

 「雑草の図鑑」より「春紫苑」&「姫女苑」

秋に咲くのが「お姫さん」春に咲くのは「春紫苑(ハルジオン)」
間違いやすいですが、茎がつまっているのが「お姫さん」(小さな穴のようにもみえますが)、
茎に空洞があるのが「お春さん」。
ややこしいのでワタシは、秋に咲く「お姫さん(姫女苑)」と覚えることにしました(笑)。

③種目の「タデ」ですが、鋭意勉強中!
「タデもいろいろありまして」、ワタシが採ってきた「タデ」は何?


明日まで待って~~
ではまた

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