この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

そろそろ来年のゴールデンウイークの計画を立てようか。

2024-11-07 20:55:31 | 旅行
 昨日の記事で、忘年会の会場を予約するのに11月の初めというのは決して早すぎることはない、というようなことを書きました。
 12月になってからあらためて予約し直してくれ、と言われることもありますが。笑。

 同じように、来年のゴールデンウイークの旅行の計画を立てるのに11月の初めは決して早すぎることはないと思います。
 だって来年のゴールデンウイークまでもう半年しかないんですよ。
 人気の宿泊施設であれば、半年前に予約を入れるのは当たり前のことです。
 まぁ宿泊施設にこだわりはまったくない、一泊5万円のホテルでも構わないし、何なら野宿でも可、というなら話は別ですが。

 来年のゴールデンウイークは島根に行きます。
 島根には去年も今年も行っているので、来年行くのであれば三年連続で行くことになりますね。
 ただ、これまでと違うのは来年はお袋も連れて行くつもりだということです。
 なので来年は目的地が美術館や神社などお袋が喜びそうなところを主に回り、また5時間ぶっ続けで国道をひた走る、というようなことも無くなるでしょう。
 
 お袋には島根の温泉津温泉(読めます?)で夜神楽を見せてあげたいなと思っています。
 温泉津温泉の夜神楽は勇壮で華麗で見応えがあるのです。
 ただ、温泉津温泉で夜神楽を観るためには基本的に温泉津温泉に泊まらなければいけません。
 夜神楽なので夜遅くなるんですよね。
 自分は去年と今年、温泉津温泉の観光案内所の駐車場で車中泊をしました。
 温泉津温泉に泊まるといっても、車中泊でも構わないのですが、ただお袋と一緒に車中泊というわけにはいかないですから、どこか宿を取らなければいけません。
 温泉津温泉は温泉地ですから、旅館は何軒もあります。
 でもゴールデンウイークに温泉地の旅館に泊まろうと思ったら、一人一泊二万円ぐらいするんですよ。
 一人二万円なら二人で四万円、それはさすがに高い、、、かなぁ。
 で、温泉津温泉には一軒だけゲストハウスがあって、そこなら一人一泊六千円程度で止まれるのです。
 そこしかないって思いましたよ。
 そのゲストハウスはじゃらんからも予約が出来るのですが、10月の段階では来年の4月までの受付けしかしていませんでした。
 10月で来年の4月なら、11月なら5月までってことですよね。
 11月1日になり、勢い込んでじゃらんの予約ページを開きましたよ。
 受付けは4月までのままでした。
 結局、いつから5月の受付けをしてくれるかわからなかったので、ゲストハウスに直接電話してみました。
 電話に出たスタッフの方もいつからじゃらんで5月の予約を受け付けるのかわからなかったようなのですが、代わりに電話での予約を受け付けてくれました。
 11月1日、無事温泉津温泉のゲストハウスの5月3日の予約が出来ました。
 ついでに来年5月4日の松江市のゲストハウスの予約もその日のうちに済ませました。

 来年のゴールデンウイークが今から楽しみです。
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大分に行こうよ♪

2024-10-30 21:19:52 | 旅行
 昨日の記事で11月1日は午前中に人間ドックを受け、午後からは映画を観に行くつもりだ、と書きました。
 ついで、というわけではないのですが、映画を観終わった後、歯医者で三ヶ月に一度のクリーニングをしてもらおうかと思っています(これは予約しました)。
 さらに時間が空いているようであれば人間ドックと映画の間に床屋に行って散髪してきます(これは予約していない)。
 もう一つおまけに帰りには車にガソリンを入れるつもりです。
 そんなわけで11月1日のスケジュールは、
 9:00~12:00  人間ドック
 12:00~12:30 病院でもらった弁当で昼食
 12:30~13:40 散髪
 13:40~15:35 映画『トラップ』鑑賞
 16:00~17:00 歯医者にてクリーニング
 17:00~      帰宅途中ガソリン給油
 我ながら何を生き急いでるんだと思わないでもない。笑。
 まぁ給油は翌日に回すことが出来ないわけでもないけどね。

 16、17日で大分に行く予定です。
 メインの目的は17日に行われる《湯布院カントリーロードユースホステル》主催のイベント【湯布院スィーツ3000】です。
 観光地湯布院でひたすら甘いものを食べ続けようというデリシャスなイベントです。
 4年前に【天空の石橋 無明橋ツアー】に参加して以来、ホステル主催のイベントにいくつ参加したのか、10ぐらいだと思うのですが、ほとんどが登山イベントなので、非・登山イベントに参加するのは自分にしては珍しいかな(まったくないわけではないのだけれど)。
 9月の【由布岳 寄生火山巡りツアー】に参加出来ていたら、たぶん今回のイベントには参加しなかったのだけれど、【寄生火山巡りツアー】はスケジュール的に厳しくて、一度申し込んで、キャンセルしちゃったんですよねぇ。
 17日はどれぐらい甘いものを食べることが出来るのか、、、大して食べられそうにないなぁ。笑。

 【湯布院スィーツ3000】がこの旅行のメインイベントなのですが、わざわざ由布院まで出かけてイベント一つに参加するだけ、というのは勿体ないと思い、予定を入れることにしました。
 さて、何をするか。
 この4年間で1年に二回以上は由布院と別府に行ってるんですよ。
 やりたいことは大概やり尽くした感があるのですが、、、今回の旅行では「無明橋」を巡ることにしました。
 大分の国東半島に「無明橋」と呼ばれる石橋があります。
 一番有名なのは天念寺の裏山の無明橋かな。
 別名「日本で一番危険な橋」とも呼ばれています。
 何を大袈裟な!と思われるかもしれませんが、あの橋は本当に危険なんですよ。
 渡るのはもちろん、たどり着くのも、帰るのも命がけでした。

 そして国東半島には天念寺の裏山の無明橋以外にも「無明橋」と呼ばれる石橋があって、自分はこれまで中山仙境の無明橋と津波戸山の無明橋を渡ったことがあるのですが、他にもまだ無明橋はあるらしく、今回の旅行では残る二つの無明橋を渡り、すべての無明橋を制覇するつもりです。
 でもすべての無明橋を制覇したつもりになっても、無明橋、実はまだまだあるんですよ~、みたいなオチになるんじゃないかと戦々恐々なのですが。笑。
 
 16日と17日に晴れることを祈るばかりです。
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JR名古屋駅周辺にはホテルがない。

2024-09-28 21:27:55 | 旅行
 本文に入る前に昨日の記事の続きです。
 昨日の記事で自分はジェットコースターの前の席よりも後ろの席の方でスリルを味わえるのは、落下時に後ろの席の方がスピードが速いからではなく、後ろの席の方が視覚による情報を得にくいからだと述べました。
 前の席と後ろの席で最高速度が違うわけでもなければ、最高速度に達している時間が違うわけでもない、違うのは最高速度に達するタイミングだけ、それでスリルが異なるというのはおかしい、そう考えたのです。
 しかしあれからまた考えて、やっぱりタイミングも重要なのかな、って思うようになりました。
 例えばジェットコースターに乗っているときに感じるお尻が浮いているような感覚、あれってやっぱり速度が速い時に感じた方がスリルがあるのかもしれません。
 視覚による情報云々というのも間違ったことを言ったつもりはないのですが…。

 昨日の記事では同じジェットコースターに二回乗って、前の席と後ろの席とで乗り比べをしてみたいということも書きました。
 また来年の6月には《ナガシマスパーランド》に行きたいと思っています。
 では《ナガシマスパーランド》でジェットコースターの、前の席と後ろの席とで乗り比べをしてみたいと考えているかというとそれは考えていないのです。
 なぜかっていうと、《ナガシマスパーランド》で人気のアトラクションに乗ろうと思ったら、それなりに時間がかかるだろうと思うからです。
 初めて行く遊園地では出来るだけ多くのアトラクションに乗ってみたいですからね。
 ジェットコースターの、前の席と後ろの席とで乗り比べはいつか時間を見つけて熊本のグリーンランドでやってみたいです。

 さて、6月に《ナガシマスパーランド》に行きたいと書きました。
 その際、名古屋駅周辺のホテルに泊まるつもりなのですが、どこのホテルにしようか、検討をしているところです。
 といっても実際にはまだ6月の予約はどこのホテルも受け付けていないので、どこかいいホテルはないかなと調べているだけですが。
 自分が出した条件は、まずJR名古屋駅から歩いて10分ほどの距離にあること、週末の宿泊代が1万円以内であること、それとバス付き、出来れば大浴場があること、この三つです。
 決してハードルの高い条件を出したつもりはないのです。
 自分は今年のお盆休みに新宿のホテルに泊まりましたが、そこのホテルの宿泊代が1万2千円でした。
 新宿で1万2千円なら名古屋なら1万円だろう、そう考えたのですが、甘かったですね。
 条件を満たすホテルは今のところ見つかっていません。
 JR名古屋駅から歩いて10分ほどの距離にあって、大浴場があるホテルを望むと、週末の宿泊代の相場はだいたい1万7千円程度になります。
 JR名古屋駅から歩いて10分ほどの距離にあって週末の宿泊代が1万円以内の宿泊施設だと、ホテルはなく、バスのないシャワーだけのホステルになります。
 週末の宿泊代が1万円以内で大浴場があることを望むと、JR名古屋駅から地下鉄で一駅行ったところにあるホテルになります。
 う~ん、って感じですね。
 三つのうち、どの条件を取り下げるのか。
 別にどの条件を取り下げてもいいんですよ。
 一泊1万7千円は確かに高いなとは思いますが、払えない金額ではないし、一泊だけならシャワーだけでも構わないかなと思うし、地下鉄で一駅移動するのも絶対に嫌だというわけではありません。
 どの条件も決して譲れないというわけではないので、逆に迷ってしまいます。
 まぁまだ時間はたっぷりあるのでゆっくりと迷うつもりではありますが、さて…。
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そろそろ2025年の予定を決めようか。

2024-09-06 21:45:19 | 旅行
 9月29日に行われる、《湯布院カントリーロードユースホステル》主催の「由布岳 寄生火山巡り」の参加を申し込みました。
 これで9月は映画鑑賞以外に予定がない、ということは無くなりました。
 ただ、下見をしたオーナーのRyoさんによると登山道が先日の大雨により崩れているとのこと、もしかしたらイベントは中止になるかもしれません。
 まぁその時には映画を観に行くだけですが…。

 ともかく、9月の予定は出来ました。
 しかし残りの三ヶ月、10月、11月、12月の予定は何も決まっていません。
 さて、どうしよっかな…。

 2024年の10月、11月、12月の予定は何も決まっていないのに、2025年はいくつか決まっている予定があります。
 まず3月に社員旅行でハワイに行きます。
 ハワイに行くと言ってどれぐらいの人が「羨ましい」って言ってくれるんでしょうか。
 うちの営業所は7名なのですが、行くと言っているのは(自分も含めて)2名しかいません。
 まぁこの円安の時期に好んでハワイに行きたがる人はいないですよね…。
 ハワイ旅行に関しては全然手を付けていません。
 全部旅行業者任せ(にするつもり)です。
 ただ、ハワイでは実弾射撃とパラセーリングをやってみたいのですが、オプションに入っているのかなぁ。
 自分で直接手続きしてくださいと言われたらそれだけで挫けそうです。

 5月のゴールデンウイークは島根に行く予定です。
 また島根かよ、と思われるかもしれませんが、今度はお袋を連れて行くので、出雲大社や足立美術館などお袋が好みそうなところを中心に回るつもりです。
 一昨年と去年の足跡をたどればいいだけなので旅行の計画を立てるのもそんなに大変ではないはず、です。

 6月の最終週の土曜日は大阪で社員総会があります。
 コロナが流行る前は一泊して、翌日曜日に大阪を観光していました。
 それなりに大阪について詳しくなりましたよ。
 といっても御堂筋線沿いだけですが。笑。

 2025年は名古屋に行ってみようかと考えています。
 といっても名古屋観光に興味があるわけではなく、行きたいのは《ナガシマスパーランド》なんですけどね。
 総会終了後名古屋に移動、JR名古屋駅周辺のホテルで一泊、日曜日の昼間にナガシマスパーランドで遊び、夕方JR名古屋駅から新幹線に乗って帰るつもりです。
 生きたいところが明確に決まっているので、決めなければいけないのは名古屋での宿だけです。
 最初は簡単に決められるだろうと思っていたのですが(実際に予約をするのはまだ先です)、これが案外手古摺っています。
 自分の希望はJR名古屋駅から徒歩で10分圏内、一泊の宿泊代が1万円以下というものでした。
 そんなに高いハードルにしたつもりはありません。
 何しろ、今年のお盆休みに新宿歌舞伎町のホテルに泊まったのですが、その時の宿泊代は1万2千円でしたから、JR名古屋駅周辺のホテルなら1万円出せば充分だろうと思ったのです。
 実際【名古屋駅 ホテル 格安】で検索すると、一泊2700円といった破格値のホテルがヒットするのですが、これがワナなんですよ。
 一泊2700円というのは平日に二人で宿泊した場合の価格で、同じホテルに一人で週末泊まろうとしたら宿泊代が1万7千円ぐらいに跳ね上がるんです。
 どうして新宿歌舞伎町のホテルのお盆休みの宿泊代より高いんだ…。
 これから4ヶ月かけてどこのホテルに泊まるか決めるつもりです。

 でもその前に今年の残り三ヶ月に何をするか決めないといけないんですけどね。笑。
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富士山に登ってきました、おまけ編。

2024-08-23 22:06:03 | 旅行
 昨日で富士登山記は終わったと思ったでしょう?
 ふふふ、甘い、甘いですよ!
 いや、全然甘くはないんですけどね。笑。
 
 今日は旅行のお土産や小ネタなどの写真をアップしたいと思います。

 まずは新宿をうろついていて見つけた『新宿野〇病院』のモデルとなった病院。

   

 モデルとなった、というのは嘘ですが、確かに外科はなかったですよ。

 今回の旅行は何かと忙しくてお土産を買う暇もなかったのですが、唯一自分のために買ったのがこれ。

   

 綺麗でしょう、蝶々がデザインされたTシャツです。
 というのはやっぱり嘘ですけどね。笑。
 目黒寄生虫館で買った、フタゴムシのデザインのTシャツです。
 最初はもろに寄生虫!って感じのTシャツを買おうかと思ったのですが、そういうTシャツを買ってお袋に気味悪がられるのもどうかと思ってこのTシャツを選びました。
 まぁ充分気持ち悪いですけどね。笑。

 富士山の五合目のロッジで購入した手ぬぐい。

   

 この手ぬぐい、別にお土産として購入したわけではないのです。
 手ぬぐいを買わざるを得ない事態に陥ってしまって、、、まぁでも結果的にいいお土産になりました。

 この旅行の移動手段は飛行機とバス、そして自分の脚だったのですが、新宿駅西口からホテルがある歌舞伎町まで、そして歌舞伎町から東京都庁まで、かなりの距離をリュックを背負い、キャリーバッグを押して歩きました。
 その際、キャリーバッグってなんでこんなに扱いづらいんだろうと思いました。
 家に帰ってからキャリーバッグをひっくり返してビックリしました。
 四つの車輪のうちの一つがゴムが溶けてこびりついて動かなくなっていたのです。

   
 
 ゴムが削れたというならわからないでもないのですが、ゴムが溶けてこびりついてましたからね。
 そりゃキャリーバックが重くなるはずだと納得しました。
 一応こびりついたゴムはマイナスドライバーの先端でこそぎ落としたのですが、それで以前のようにこのキャリーバッグが使えるようになったのかはわかりません。
 買い替えるのももったいないので使えたらいいんですけどね。

 おまけ編は以上です。
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富士山に登ってきました、その12。

2024-08-22 21:06:36 | 旅行
 羽田空港の第二ターミナルのANAのサービスカウンターで地上スタッフのお姉さんに「7:35発の福岡行きの便の受付けはまだ間に合いますか?」と尋ねました。
 受付けが終了しているのはわかっているんですよ。
 でも訊かないわけにはいかないですからね。
 するとお姉さんはにっこり笑ってこう答えました。
「当該機が10分遅れで到着したのでまだ受付けは間に合いますよ」
 え…?
 最後の最後で奇跡が起こりました。
 絶対に乗り遅れたと思っていた8月13日のANA273便に搭乗することが出来ました。
 そんなこともあるんですね…。

 この後は特にトラブルもなく、ANA273便は定刻より13分ほど遅れで羽田空港を出発、自分は無事に福岡へと戻ることが出来ました。
 長々と続いた富士登山記も今日で終わりです。
 いや、本当にこんなハードでスリルのある旅は記憶にありません。
 富士山にはもう二度と登りたくないです、、、ということもないんですけどね。
 ただ、ツアーで登るのは今回が最後でしょう。
 自分の歩く(登る)スピードが富士登山ツアーに参加するにはあまりに遅すぎるということがよくわかりました。
 しかしそうなるとソロ富士登山ということになり、それはそれでまったく自信がないので、やっぱり今回で富士登山は最後かな。

 富士登山についてまとめると、
 ①富士登山はチャレンジしてみる価値がある。
 チャレンジしてみる価値があると書きましたが、チャレンジするだけでも結構大変なんですよね。
 何しろ登るためにはいろいろ装備を揃えないといけないですから。
 富士登山のために揃えたものは、登山靴、登山用のリュック、トレッキングポール、スパッツ、防寒着etc。
 ブランド物でない安物ばかり買いましたが、それでも合計するとかなりの金額になると思います。
 もちろんそれ以外にも福岡から羽田までの往復の飛行機のチケット代、新宿でのホテル代、富士登山ツアーへの参加費、それらに加えて予想外の山小屋での宿泊費など、合計するのがちょっと怖くなるのお金が飛んでいきました。
 なので軽々しくリベンジします!などとは言えないのですが、今後自分の人生でトレッキングポールやスパッツを使う機会ってあるのかなぁって思いますね。
 まぁトレッキングポールやスパッツを使う機会がないから富士山に登るというのも本末転倒ですけれど。
 ともかく、今回自分は八合目で断念しましたが、富士山に登ってよかったと思っています。

 ②富士山は体力に自信のない人間は登るべきではない。
 本当にそう思いますね。
 自分なりに月一でトレーニングを兼ねて近場の低山に登ってましたが、全然トレーニングになってなかったです。
 富士山は体力に自信のない人間は登っちゃダメです、、、と言いながら、小学校低学年ぐらいの小さい子どもさんも登ってましたけどね。
 あんな小さな子どもがよく登るなぁと感心しましたが、あれは同時にお父さんが大変なんですよね、子どもの分の荷物まで持たなきゃいけないから。
 本当に感心します。

 富士登山記は以上です。
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富士山に登ってきました、その11。

2024-08-21 21:24:56 | 旅行
 バスは途中、富士宮市某所にある温泉センターに寄りました。
 富士登山で疲れ切った身体に温泉ってサイコー♪
 って思うじゃないですか。
 でもそんな上手い話はなくて。
 この温泉センターが節操もなく、いくつもの旅行会社と提携しているようで、温泉センター内は富士登山を終えたツアー客でごった返してました。
 吉田口五合目の広場も相当人が多かったですけど、ここはそれ以上でしたね。
 何しろ温泉センターなのに人が多すぎて温泉に入れないんですから。
 係りの人からはまず食事をするようにと言われました。
 普段のルーティンはお風呂に入ってから食事なんだけどなぁ。

 食事はビュッフェスタイルでまぁまぁ美味しかったです。
 無料の飲み物がお水とお茶だけ、というのはちょっと驚いたけど《フツー、ビュッフェだとフリードリンクでいろいろな飲み物が飲めそうなものだけど)、ほんの数時間前までペットボトルのお茶が一本600円の世界にいた自分には好きなだけ水が飲めるというだけでありがたかったです。

 温泉センターで一時間半休憩を取り、14:45、新宿に向けて出発!
 しようとしたら、カップルがロッカーのキーを無くしたとかで出発が15分ほど遅れました。

 ところでここで質問です。
 バスは17:30に新宿に着く予定です。
 その場合、羽田空港を何時何分に出発する便を予約しますか?
 この質問にどう答えるかで飛行機の旅に慣れているかどうかがわかると思います。
 自分は新宿に17:30に着くのであれば、羽田を19:35に発つ便を予約すればいいだろうと考えました。
 羽田を19:35に発つ便でも家に帰り着くのは23時過ぎになりますからね。
 無意識に午前様は避けたかったのかもしれません。
 しかしこれが大失敗!
 新宿に17:30着で羽田を19:35に発つ便に乗るのはかなりタイトなスケジュールになってしまうのです。
 しかもバスが予定よりも30分以上遅れやがったんですよ。
 でもそのことに気づいたのは16:30ぐらいにサービスエリアにトイレ休憩した時でした。
 バスの運転手にそのことを言ったら、そういうことは温泉センターで言ってほしいと言われました(温泉センターには羽田空港行きのバスがあったっぽい)。
 いやいやいや。
 バスが予定よりも遅れているということに気づいたのは東京に近くなってからのことだから。
 温泉センターにいるときはバスが予定よりも遅れているかもしれないなんて微塵も思ってなかったよ。
 それならそっちが温泉センターを発つ時点で「このバスは現在予定よりも〇〇分遅れています。新宿到着はX時△△の予定です」って言ってくれないと!

 結局バスが新宿駅西口に到着したのは18:04でした。
 自分は17:50新宿バスタ発羽田空港行きのリムジンバスに乗るつもりでした。
 それなら空港である程度余裕があるはずでした。
 万が一それに乗り遅れた場合、18:10発のリムジンバスに乗ればどうにか間に合う算段でした。
 しかし自分が乗れたのは18:30発のリムジンバスでした。
 どう考えても出発手続きに間に合わない…。
 あんな暗澹たる気持ちでバスに乗ったのは生まれて初めてでした。
 19:15、リムジンバスが羽田空港に到着しました。
 
                            続く。
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富士山に登ってきました、その10。

2024-08-20 20:39:23 | 旅行
 ツアーをリタイアした自分は本来一人で下山しなければいけないはずでした。
 しかし心強い下山仲間がいたのです。
 それはたまたま昨晩太子館で旦那さんが隣りの房だった宮崎さん夫婦です。
 宮崎さん夫婦は息子さん、娘さんの四人で(自分とは別の)富士登山のツアーに参加されたそうなのですが、旦那さんが高山病にかかり登頂を断念、子どもさんたちはそのまま頂上を目指し、ご夫婦は八合目の山小屋で一晩過ごしたそうです。
 宮崎さん夫婦には本当にお世話になりました、、、にもかかわらず名前を聞き損ねました。
 今親しげに「宮崎さん」と呼んでますけど、宮崎から来られたと聞いたので便宜上「宮崎さん」と呼んでいるだけです。
 お世話になったんだから名前ぐらい名乗れよ(そして名前をちゃんと聞けよ)、自分。
 このブログを目にすることはないと思いますが、その節は大変お世話になりました。

 下山はとてもスムーズでした。
 人によっては下山の方が(登山よりも)きついらしいのですが、自分には下山の方がひたすら楽でした。

   

 写真は下山途中ですれ違ったブルドーザー。
 下山道は荷物運搬用のブルドーザーが通る道でもあるのです。
 っていうことは、ブルドーザーを貸し切ることが出来れば、八合目まではブルドーザーで運んでくれるのかな?
 まぁ運んでくれたとしても乗り心地はめっちゃ悪そうですけどね。笑。

 8:15、無事富士吉田口五合目に到着。
 そんなことはあり得ないんですけど、万が一11時の集合時間に間に合わなかったら帰りのバスに乗り損ねるのでホッとしました。
 自分が荷物を入れていたロッカーも無事見つかりました。
 自分が記憶していたより一段下のロッカーでした。
 でもこの場合はロッカーの場所を覚えていない自分が悪いのではなく、キーに番号が書かれていないのが悪いですよね?
 ですよね?(誰に同意を求めてるんだ)。

 ロッジの休憩室で着替えを済ませ、後は時間までゆっくり身体を休めるつもりでした。
 が、休憩室、人多すぎ!
 休憩室はとても休憩など出来ませんでした。
 仕方なく、重い荷物を抱えたまま、五合目の広場をうろうろする羽目になりました。
 しばらくすると同じツアーで頂上まで行った人たちの顔も見えてきました。
 ガイドのヒロさんから「大丈夫でしたか?」と聞かれましたが、まぁ足を吊っただけだからね…。

 11:30すぎ、バスは富士吉田口五合目を出発しました。
 さようなら、富士山、素晴らしい体験をありがとう!
 もう二度と登ることはないと思うけどな!(←根性なし)

 この時の自分は後はもう帰るだけなどと考えていたのですが、それがとんでもない間違いだと知るのはもう少し後のことでした。

                               続く。
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富士山に登ってきました、その9。

2024-08-19 21:35:38 | 旅行
 財布の中にお札が一万円札一枚と千円札が一枚しかないことを知った時、軽く絶望しました。
 後払いでどうにかならないものかと思ったりもしました。
 でもその時気づいたんですよ。
 富士登山では小銭を何かと使うので、100円玉を多めに持ってきていたことに。
 100円玉を足すとギリギリ宿泊代の12500円を支払うことが出来ました。
 めでたしめでたし♪
 と言いたいところですが、この後お茶を買ったら、最終的に財布の中には50円(!)しか残りませんでした。
 3100メートルの高地で有り金が50円しかない心細さといったら!
 皆さんも富士山に登る際はお金を多めに持って行きましょう、、、まぁ予約していた山小屋に泊まれていたら、お金の心配はしなくてよかったのですが。

 山小屋のスタッフさんの案内でこの日の寝床へ。
 富士山の山小屋の中には大部屋で雑魚寝をするところもあると聞いたのですが、この日宿泊することになった【太子館】はカプセルホテルみたいな感じでしたよ(太子館の建物は木造ですが)。
 カプセルホテルと違うのは寝るのがベッドではなく、寝袋だということでしょうか。
 まぁ贅沢を言ってもね。

 横になってからしばらくの間はあまりの疲労に身体が身動き一つ出来ませんでした。
 防寒着を着ることが出来たのは三時間か、四時間経ってからですね。
 その後も深く眠ることはなかったです。
 4時前になり起床、下山の準備をしました。
 下山の準備といっても飲み終えたペットボトルなどをビニル袋に入れ、リュックに詰めただけですけどね。
 5時ちょうど、ご来光を拝むことが出来ました。

   

   

 写真でも充分美しいかと思います。
 でも実物はこの何倍も美しかったですよ。
 八合目のご来光でもこれほど美しいのですから、頂上から見るご来光の美しさはこの比ではないのでしょう。
 それを眺めることが叶わなかったのは残念でした。
 
 日が完全に昇り、下山の途に就きました。

                     続く。
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富士山に登ってきました、その8。

2024-08-18 22:17:39 | 旅行
 今回参加したツアーの参加者はおよそ40名弱でした。
 半分以上が外国人でしたね。
 国籍も見事にバラバラで、メキシコ、インドネシア、韓国、イギリスとバラエティに富んでいました。
 外国人は参加者だけでなく、ツアーのサポートガイドも「ロンさん」という台湾の若い女性でした。
 ロンさんにはこの後めちゃめちゃお世話になるのですが、出発時にはそんなことは知る由もありません。

 六合目の休憩所ぐらいまでは結構元気でメインガイドの「ヒロさん」と先頭を歩いていたんですよ。
 あ、断っておくとこういった富士登山のツアーで先頭を歩くのは体力に自信がない人間です。
 ヒロさんに「体力に自信のない方」と言われて真っ先に自分は手を挙げました。
 自分の歩くスピードに合わせて隊が動くわけですね。

 しかし七合目に着くころには自分の歩くスピードがあまりにも遅くて、気がつくと自分は隊の最後列でした。
 今回のツアーに参加して、改めて自分の体力の無さと歩くスピードの遅さに気づかされました。
 自分みたいな人間はこういったツアーに参加しちゃダメだということがよくわかりました。
 ロンさんからは片言の日本語で何度も「頑張って」と励まされました。
 いや、頑張ってるんだけど、頑張ってもどうにもこうにもならないんだよね。
 励ましてくれたのはロンさんだけでなく、メキシコ人やインドネシア人の方からも気を使われました。
 もちろん言葉は通じないのですが、メキシコ人の男性はiPhoneの翻訳ソフトで「大丈夫?」と尋ねられ、インドネシア人の男性からは「ゼリー、飲む?」と言われました。
 訪日外国人のマナーの悪さが問題になることもありますが、すべての訪日外国人のマナーが悪いわけではないんですよね。

 八合目に着くころには自分は息も絶え絶えといった感じで、高山病にこそかかってないものの、両方の脚が吊って歩くのも困難な状態でした。
 ヒロさんから選択肢を提示されました。
 このままツアーを続け、この日宿泊予定の山小屋に泊まるか、ただしその山小屋まではさらに一時間歩くことになる、もしくはツアーをリタイアし、一番近い山小屋に泊まるか、ただしその山小屋に泊まるには別料金で12500円かかる、どちらにするか、というものでした。
 自分の中で答えは決まっていました。
 これから一時間歩くのは絶対無理でしたから、一番近い山小屋に泊まるという選択をするつもりでした。
 問題は宿泊代の12500円です。
 自分もまさか富士山に登ってそんなにお金を使うこともないだろうと思って、万が一落とした時のことを考え、持ち金を二つの財布に分けていたのです(一つは五合目のロッジのコインロッカーに入れていた)。
 リュックから取り出した財布にはお札は一万円札が一枚と千円札が一枚しかありませんでした。

                                         続く。
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