4月の折紙探偵団の例会で講師を務めることにしたことはすでに書きました。
講習作品もすでに決めています。『スピカ』です。
考案した自分が言うのも何ですけど、この『スピカ』は折紙の星のスタンダードにも成り得る作品だと思っています。
ネットで【折紙 星】で検索しても、他に同様の1枚折りの星はヒットしませんからね。
ただ『スピカ』はそんなに難しい作品ではないので30分もかからず出来てしまいます。講習時間は90分なのでかなり余るので、もう一作品ぐらい講習しなければならないのですが、それについても考えています。『カライドサイクル』です。
ただ、こちらの作品にはちょっと問題があります。
とある著名な折紙作家さんの作品に似たものがあるのです。
去年の5月の折紙探偵団九州コンベンションで講師を務めました。
講習作品は『プラスチック・ローズ』です。
この『プラスチック・ローズ』は元々川崎教授が考案された福山ローズをプラスチックで折ったものです。
なぜこの作品を講習作品に選んだかというと理由はいくつかあります。まず何といっても見栄えが良い作品であること、他に同様の作品がないこと、あと、川崎教授の男気に応えたいなと思ったのも理由の一つです。
川崎教授の男気に応えたいというのはどういうことかというと、以前自分は、川崎教授は自身の作品が講習会で教えられることに寛容であり、川崎作品は講習会で自由に講習してよいという話を耳にしたことがありました。
その話を聞いて、自分はすごいな、と素直に感心しました。
普通だったら自身の作品を他人が教えるのって少しは嫌がりそうなものなのに、やはり傑物は違うなぁと思いました。川崎教授の男気に応えるために自分は『プラスチック・ローズ』を講習作品にしようと思ったのです。
講師希望の申し込みをしてから、4、5日後ぐらいでしょうか、コンベンションの主催者から次のような返信メールを受け取りました。
講習作品は川崎教授の作品をアレンジしたものだそうですが、川崎教授に講習の許可は取ったのですか?と。
目が点になりましたよ。だって自分は川崎教授の作品は講習会で教えるのに許可はいらないとばかり思っていましたから。
準備やら何やらで引き返せない段階に来ていたので慌てて川崎教授に連絡を取り、講習会で『プラスチック・ローズ』を教えていいか、許可を求めました。
川崎教授から返事が来たのは2、3日後だったと思いますが、その2、3日が長かったこと!
講師としての力量が定かでないものに講習を許可することは出来ないと断られるのではないか、と胃が痛くなる思いをしました。
しかし幸いその心配は杞憂で、川崎教授は快く講習許可をしてくださり、ちょっとしたアドバイスももらいました。
言うまでもなく川崎教授は全然悪くないのです。
別に川崎教授の口から直接「ぼくの作品は自由に講習会で自由に教えていいからね」と言われたわけではないので。
ただ、自分が常識的に考えてあり得ないことを真に受けただけです(もしくは何か聞き間違えるか、勘違いをした)。
しかしともかくそういうことがあって、以後誰かの考えた作品を人に教えるのはやめよう、そう思ったのです。
話を『カライドサイクル』に戻しますが、実は似た作品を折紙作家の布施知子さんがすでに作っていたのです。それがこちら。
似た作品ではあっても別作品ではあるのです。向こうは3枚の紙を使ったユニット折りであるのに対し、こちらは1枚折りなので。
でもここまで似た作品があるとすでに同じものも存在しているのではないかと怖くなります。
それはもう確かめようがないことなのですが…。
同じものは存在しないと思ってやるしかないです。
講習作品もすでに決めています。『スピカ』です。
考案した自分が言うのも何ですけど、この『スピカ』は折紙の星のスタンダードにも成り得る作品だと思っています。
ネットで【折紙 星】で検索しても、他に同様の1枚折りの星はヒットしませんからね。
ただ『スピカ』はそんなに難しい作品ではないので30分もかからず出来てしまいます。講習時間は90分なのでかなり余るので、もう一作品ぐらい講習しなければならないのですが、それについても考えています。『カライドサイクル』です。
ただ、こちらの作品にはちょっと問題があります。
とある著名な折紙作家さんの作品に似たものがあるのです。
去年の5月の折紙探偵団九州コンベンションで講師を務めました。
講習作品は『プラスチック・ローズ』です。
この『プラスチック・ローズ』は元々川崎教授が考案された福山ローズをプラスチックで折ったものです。
なぜこの作品を講習作品に選んだかというと理由はいくつかあります。まず何といっても見栄えが良い作品であること、他に同様の作品がないこと、あと、川崎教授の男気に応えたいなと思ったのも理由の一つです。
川崎教授の男気に応えたいというのはどういうことかというと、以前自分は、川崎教授は自身の作品が講習会で教えられることに寛容であり、川崎作品は講習会で自由に講習してよいという話を耳にしたことがありました。
その話を聞いて、自分はすごいな、と素直に感心しました。
普通だったら自身の作品を他人が教えるのって少しは嫌がりそうなものなのに、やはり傑物は違うなぁと思いました。川崎教授の男気に応えるために自分は『プラスチック・ローズ』を講習作品にしようと思ったのです。
講師希望の申し込みをしてから、4、5日後ぐらいでしょうか、コンベンションの主催者から次のような返信メールを受け取りました。
講習作品は川崎教授の作品をアレンジしたものだそうですが、川崎教授に講習の許可は取ったのですか?と。
目が点になりましたよ。だって自分は川崎教授の作品は講習会で教えるのに許可はいらないとばかり思っていましたから。
準備やら何やらで引き返せない段階に来ていたので慌てて川崎教授に連絡を取り、講習会で『プラスチック・ローズ』を教えていいか、許可を求めました。
川崎教授から返事が来たのは2、3日後だったと思いますが、その2、3日が長かったこと!
講師としての力量が定かでないものに講習を許可することは出来ないと断られるのではないか、と胃が痛くなる思いをしました。
しかし幸いその心配は杞憂で、川崎教授は快く講習許可をしてくださり、ちょっとしたアドバイスももらいました。
言うまでもなく川崎教授は全然悪くないのです。
別に川崎教授の口から直接「ぼくの作品は自由に講習会で自由に教えていいからね」と言われたわけではないので。
ただ、自分が常識的に考えてあり得ないことを真に受けただけです(もしくは何か聞き間違えるか、勘違いをした)。
しかしともかくそういうことがあって、以後誰かの考えた作品を人に教えるのはやめよう、そう思ったのです。
話を『カライドサイクル』に戻しますが、実は似た作品を折紙作家の布施知子さんがすでに作っていたのです。それがこちら。
似た作品ではあっても別作品ではあるのです。向こうは3枚の紙を使ったユニット折りであるのに対し、こちらは1枚折りなので。
でもここまで似た作品があるとすでに同じものも存在しているのではないかと怖くなります。
それはもう確かめようがないことなのですが…。
同じものは存在しないと思ってやるしかないです。