この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

目玉焼きに何をかけて食べるか、それが問題だ。

2023-01-19 21:16:33 | 戯言
 去年の《AFTER THE RAIN》での私的な忘年会でのこと、注文した料理に目玉焼きがついてたんですよね。
 それで「目玉焼きに何をかけるか」という定番の質問をMさんとYくんにしました。
 そしたら二人ともとも迷うことなく「醤油です」と答えました。
 う~ん、醤油派強し、とこの時は思いましたね。

 最初に断っておくと自分は目玉焼きにはソース派です。
 理由は単純、目玉焼きは洋食だからです。
 ハムエッグやベーコンエッグにはソースをかけますよね?
 ハムやベーコンのないシンプルな目玉焼きにもやはりソースなのです。
 この理屈は自分にとってものすごくシンプルなのですが、案外賛同してくれる人は少ないです。

 しかし今日になって自分とまったく同じ考え方をする人物がいることを知りました。
 その人物とは他でもない、宮崎駿御大です(こちら)。
 宮崎駿御大が自分と同じソース派で「やったぁ!」と喜んだ、というようなことは特にないかな。
 自分は宮崎駿個人のめちゃくちゃファンというわけではないので(『未来少年コナン』と『ルパン三世 カリオストロの城』はめちゃめちゃ好きですが)。
 ただ誰であれ、自分以外にもソース派がいたという事実は嬉しかったです。
 これまで家族以外でソース派にお目にかかったことがなかったですから。

 自分は目玉焼きにはソースをかけると言いました。
 しかしこのことを他人に強要するつもりはありません。
 目玉焼きに何をかけて食べるか、それは個人の自由だと思っています。
 完全に味覚の問題ですから、何をかけるのも個人の自由、人それぞれであり、目玉焼きに何をかけて食べるか、その問いに正しい答えなどない、と思っています。

 ただそれとは別に答えのある問いもあると思うのです。
 例えば目玉焼きは洋食か、和食か、といったことですね。
 カレーと同じで日本の食文化に浸透しているから和食であるという見方も出来ないことはないですが、元々どうだったかというとやはり洋食だと思うのです。
 そして元々洋食であった以上、ソースをかけて食べるのがオーソドックスな食べ方だったと思うんですよね(ソースをかけて食べるのがオーソドックスな食べ方なのだから、目玉焼きにはソースをかけるべきだ、と言っているわけではないです)。
 でも目玉焼きにソースをかけて食べるというと奇異な目で見られることが多いんですよ。
 え、変わってますね、みたいな?
 そういう時、いや、変わってないのはこちらですから!と言いたくなるのです。

 結局目玉焼きに醤油をかけて食べる人が多いのは、それだけ日本人が醤油のことが好きということなのでしょう。
 まぁ醤油は万能調味料と言いますしね。
 醤油をかけて不味くなる食材や料理はちょっと思いつきません。
 話に聞いたところによるとアイスクリームにかけても(垂らしても)美味しいらしいですからね、自分はやったことないですが。

 でも考えてみてください、卵焼きには醤油をかけて食べますよね?
 卵焼きに醤油をかけて、さらに目玉焼きにまで醤油をかけたら、ソースの立場は?
 ソースはいつ卵料理と絡めるのでしょうか。
 ソースのことを少しは考えてやってくださいよ、というのは冗談ですが、目玉焼きにソースをかけても案外美味しいですよ。
 ソースは自分です。
コメント (6)
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