この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

高いところは苦手です。

2023-02-03 21:38:57 | 戯言
 5月のゴールデンウイークに兵庫の豊岡にある但馬空港でスカイダイビングをする予定です(天候に恵まれたら、ですが)。
 そのことを人に言うと、「高いところが怖くないのか?」と聞かれることがあります。
 高いところが怖くないのか、ですって?
 愚問ですね、そんなの怖いに決まっています。

 ただ、ジェットコースターに乗っていて怖いと思ったことはないかな。
 あと、パラグライダーもそうですね。
 熊本の五木村でブリッジバンジーをした時はちょっと怖かったかな。
 バンジージャンプっていつが一番怖いか、知ってます?
 ジャンプした後、ではないんですよ。
 怖いのはジャンプする前なのです。
 プラットフォームの端からつま先を出すようにスタッフの方に言われますからね。
 なぜプラットフォームの端からつま先を出すのかというと、プラットフォームの手前からジャンプしてつま先が引っかかったら、バランスを崩すので危ないからです。
 ジャンプしてからは重力に引っ張られるだけなので、そんなに怖くないのですが、プラットフォームの端からつま先を出すのは、自分の意志でやらないといけないので怖いんです。
 怖いというか、意志の強さが試されると言った方がいいかもしれません。
 ついでに言っておくと、日本で一番高いビルである(といっても数年後には抜かれることが決まっている)アベノハルカスで、天辺から下を覗き込む【エッジ・ザ・ハルカス】というイベントに参加したことがありますが、その時も大して怖いとは思いませんでした。

 何だよ、パラグライダーもバンジージャンプも平気って言うなら、高いところは怖くないんじゃん、と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはないです。
 高いところは怖いです。
 ではなぜパラグライダーやバンジージャンプが平気なのかというと、理由は単純、(何らかの)安全装置があるからです。 
 安全が保障された状態であればどんなに高くても怖いと思うことは(ほとんど)ないですね。

 でも逆に言うと、安全が保障された状態でなければそんなに高くなくても怖いのです。
 ただ、日常生活において安全が保障されていない状態で高いところに登ることってあまりないですよね。
 せいぜい天井の蛍光灯を取り換えるぐらいで(それでも自分には充分怖いですが)。
 しかし安全が保障されていないにもかかわらず、高いところに登らなければいけないシチュエーションがあります。
 言うまでもなく、そのシチュエーションとは登山です。

 本当に山に登るたびに死にそうな目に合うか、死にそうな思いをしています。
 この「死にそうな」というのが比喩でも何でもないのが登山の恐ろしいところです。
 去年の9月に長崎の虚空蔵山で味わった恐怖に比べたら、パラグライダーもバンジージャンプも屁でもないですけどね。
 といってもプロの登山ガイドであり、湯布院カントリーロードユースホステルのオーナーでもあるRyoさんは バンジージャンプは死んでも嫌、って言ってましたが。笑。
 安全装置のない登山の方がよっぽど怖いと思うんだけどなぁ。
 人それぞれ怖いと思うものは違うってことなのでしょうね。
 5月のスカイダイビングも楽しめればいいなぁと思います。                              
コメント
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