この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

小倉遠征記、その3。

2023-02-22 21:18:45 | 旅行
 【白頭山】で昼間から一杯やっていた自分たちが【A級小倉劇場】に戻ったのは開演の5分前ぐらいでした。
 さすがにこれは遅すぎましたね。
 後ろの方の席しか空いていませんでした(四人並んで座れただけでもラッキーでした)。
 映画館であればどこの席でも大して違いはないかもしれませんが、【A級小倉劇場】では言うまでもなく最前列の席がいいですよ。
 後ろの席だと前に座っている人の頭で見たいものが見えないかもしれないですからね(今回まさに自分がそうだった)。

 遅くなりましたが改めて【A級小倉劇場】の説明をします。
 【A級小倉劇場】は九州にある唯一のストリップ劇場です(全国には【A級小倉劇場】を含め、18軒のストリップ劇場があります)。
 昔は九州でもあちこちにストリップ劇場があったんですよ。
 別府や嬉野、もちろん中洲にもありました。
 しかし時代の流れには勝てず、一軒、また一軒と閉店し、九州には【A級小倉劇場】残すのみとなりました。
 その【A級小倉劇場】も一時はコロナの影響や経営者の体調不良などの理由で閉館が決まったんですよ。
 しかし全国の熱烈な支持者から支援されたのと、別の経営者に引き継がれたことにより存続が決定、今に至ります。

 「ストリップ」と聞いて、女性の中にはいかがわしい場所だと思われる方もいるかもしれません。
 確かに昭和の時代のストリップ劇場ではそれこそいかがわしい行為が行われていたようですが、今はそんなことはありません。
 もちろん最終的には一糸まとわぬ姿になるのですが、そこに至るまでの過程ではアート寄りだったり、エンタメ寄りだったりと違いはあっても、どのダンサーのパフォーマンスもハイクオリティでしたよ。

 さて、この日の出演ダンサーは中条彩乃、ake、愛奈、空まこと、御幸奈々の5人でした(敬称略)。
 なぜ名前がわかるかというとこちらのサイトのスケジュール表に名前が載っているからです。
 でも名前は載っていても顔は載っていないんですよね。
 劇場でも一応紹介アナウンスは流れるのですが、ぼそぼそとした喋りで何と言っているか全く聴き取れませんでした。
 「ストリップ」もショービジネスであることには違いなく、ショービジネスである以上、出演者の顔と名前がわかるような工夫をしてもらいたいなぁ。
 例えば落語みたいに劇場の袖に出演者名と演目名を書いた紙を貼っておくとかね。
 もしくはプロフィールを記したチラシを配布するとか(何なら有料のパンフレットでもよい)。
 隣りに座っていた、東京から来た御幸奈々の追っかけをしているお兄さんから、最後のダンサーが中条彩乃だと教えてもらったので、御幸奈々と中条彩乃の二人はわかったけれど、残りの三人は誰が誰やら…。
 ストリップの常連であればそんなの常識かもしれませんが、出来れば初心者にも優しくあって欲しいです。

 苦言を呈しましたが、パフォーマンス自体はとても満足しましたし、それは他の三人も同様のようでした。
 しかしこの日は時間がなかったので、五人目のパフォーマンス終了後、おまけのアトラクションを見ることなく、劇場を後にしました。

                                            続く。
コメント
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