この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

兵庫、島根、鳥取旅行記、その4。

2023-05-04 22:34:44 | 旅行
 《田吾作》でお腹を満たした後、「もしもしさん」に教えてもらった《キャバレー赤玉》に行ってみました。
 正直あまり行く気はありませんでした。
 下戸である自分がキャバレーに行ったところで楽しめるとは思えなかったし、キャバレーなんだからドレスコードがあるのだろうと思ったんですよね。
 この日は運転するのに楽なスポーツサンダルを履いていたのですが、キャバレーに行くためにそれを靴に履き替える気にはなれなかったのです。
 それでも行く気になったのは時刻が19時を過ぎたぐらいでホテルに帰るにはまだ早かったからで、ドレスコードを理由に入店を断られても、それはそれで話のタネになるかな、と思ったのです。
 結論から言うと、問題なく入店することが出来ました。

   

 本場のキャバレーにドレスコードがあるのは本当だと思いますが、《キャバレー赤玉》はそこまで敷居の高いお店ではありませんでした。
 入店は問題なく出来たのですが、時間的に19時はキャバレーで遊ぶには早すぎるようで、女の子も一人しかいませんでした。
 その女の子、フィリピーナのケイさんに相手をしてもらいました。
 ケイさんがいくつなのか、そもそも年齢を聞かなかったので正確なところは知りませんが、いくつぐらいに見えたのかもケイさんの名誉のために黙っておきます。

 水商売や風俗の女性って学のない、頭の悪い女性が多いと思われがちですが(←偏見)、当然のことながら全員が全員そうというわけではないんですよね。
 ケイさんに「日本語はいつ覚えたのか」と尋ねたら、彼女は屈託のない笑顔を見せて「日本に来てから覚えたよ」と答えました。
 彼女たちからしたら当たり前のことかもしれませんが、日本人の自分からしたら「すごいな!」と感心することです。
 フィリピン人の彼女は母国語であるタガログ語と公用語である英語、それに加えて日本語も話すことが出来るのです。
 自分なんて母国語である日本語も怪しいですけどね。笑。

 彼女はコロナのせいでフィリピンには長く帰っていないとのことでした。
 フィリピンに帰って両親には会いたいけれど、一度フィリピンに帰ると日本に戻ることが難しいのでフィリピンには帰りたくないと言っていました。
 なぜ日本に戻ることが難しいかというと、フィリピンの空港の職員、および役所の役人が腐敗していて、日本に来るためには多額の賄賂を請求されるからだそうです。
 政治家も悪い人が多いとのことで、自分が「フィリピンの政治家は悪い人が多いみたいだけど、日本の政治家は頭が悪い人が多いよ」とジョークを言うと結構受けていました。

 《キャバレー赤玉》ではステージに立ってカラオケを歌いました。
 歌ったのは「浪漫飛行」、「風になりたい」、「ポイズン」、「15の夜」の4曲で、点数は順番に88点、92点、92点、90点でした。
 
   

 まぁ普通に歌う分にはこんなものでしょうね。
 ステージで歌うのは気持ちよかったです。

 ついでに料金のことも説明しておくと、セット料金は一人5000円でした。
 この5000円の中にお客と女の子の一杯分のドリンク代が含まれています。
 5000円でいつまでも女の子と話せて、カラオケも歌い放題なので、安いと言えば安いのですが、ただ飲み放題ではないんですよ。
 自分の飲むペースは自分で調整出来ますが、女の子の方はそうはいきません。
 ケイさんが追加の一杯を飲み干したところで、お店を出ることにしました(追加料金は1100円)。
 まぁ楽しい体験は出来ました。

 この後ダーツバーにも行ったのですが、ダーツバーではダーツの楽しさはよくわからなかったのですが、自分にダーツの才能がないことはよくわかりました。
 ホテルに帰ってから無料の夜鳴き蕎麦を頂き、ベッドに入りました。

 旅は続きます。
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兵庫、島根、鳥取旅行記、その3。

2023-05-04 21:41:36 | 旅行
 益田市の歓楽街は駅前のロータリーから道を挟んですぐそこにありました。
 広さは中洲の歓楽街の一区画ぐらいかな。
 歩いて30分ほどで一周することが出来ました。
 「もしもしさん」に教えてもらったキャバレーは割とすぐに、個人的に興味のあったダーツバーは少し探して見つかりました。
 ただ、この日の夕食を食べる予定の居酒屋はなかなか見つけられませんでした。
 ホテルのフロントでもらった地図にも「こちら方面です」というようなアバウトな案内しかなかったですし、案内板も途中で一ヶ所、薄汚れたものがあるだけでした。

   

 案内板ももうちょっとわかりやすいものにして、数も増やしたらどうかと思いました。
 それでも何とか目的の居酒屋にたどり着くことが出来ました。

   
 
 その居酒屋《田吾作》は一軒だけ歓楽街からぽつんと離れた住宅街にあります。
 自分は当然知らなかったのですが、《田吾作》はとある居酒屋評論家から「日本一の居酒屋」と太鼓判を押された居酒屋なのです。
 そしてこれが「日本一の居酒屋」の刺身定食です。

   

 自分はそんなに居酒屋を巡ることはありません。
 なので《田吾作》が実際「日本一の居酒屋」なのか、判断はつけません。
 でも「日本一の居酒屋」と称されても不思議ではないぐらいに刺身定食は美味しかったです。

 《田吾作》って特別なことは何もやってないんじゃないかって思います。
 当たり前のことを当たり前にやっている。
 例えば今のチェーン店の居酒屋って、汁物とか寸胴鍋に大量に作り置きして、それを客の注文が入るごとにお椀ごとによそってレンジでチンしているところも多いんじゃないでしょうか。
 その方が光熱費や水道代も浮かすことが出来ますしね。
 刺身のつまである大根の千切りも一度に大量にカットしている。
 その方が時間の節約になるから。
 そういうことをする事情はわかりますが、それってやっぱり手抜きですよね。
 おそらく《田吾作》はそういう手抜きをしない。
 料理のレンチンなんてしないし、大根の千切りも大量に用意したりはしない。
 特別なことではないけれど、それが出来る居酒屋ってどれぐらいあるのかな、と思いました。
 《田吾作》、益戸市に行くことがあれば、また行ってみたいお店です。
 まぁ益戸市に行く機会はなかなかなさそうですが。笑。

 旅は続きます。
コメント (2)
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