この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

インド映画だけど、インド映画らしくなかった『花嫁はどこへ?』。

2024-10-07 21:08:51 | 新作映画
 キラン・ラオ監督、ニターンシー・ゴーエル主演、『花嫁はどこへ?』、10/5、KBCシネマにて鑑賞(鑑賞料金2000円)。2024年45本目。

 この日は映画を3本観たのですが、当初の予定では3本目に観るのは『ビートルジュース ビートルジュース』のはずでした。
 それが直前になって変わったのはある映画の存在を知ったからです。
 その映画とはインド映画の『花嫁はどこへ?』です。

 皆さんはDVDを購入することはありますか?
 今は配信サービスばかりでDVDを購入する人ってあまりいないのかもしれませんね。
 自分は気に入った映画のDVDは購入するようにしています。
 欲しいDVDはほぼ揃えました。
 といってもほとんどのDVDはヤフオクやレンタル落ちなどの中古DVDなんですけどね。
 廉価版(ツタヤなどで一枚1000円で売ってる奴)でない新作のDVDを買うことは滅多にありません。
 やっぱり新作のDVDって高いですからね。
 それでも買わずにいられないのはどうしても手元に置いておきたかったDVDだからです。
 どういった作品かというと、例えば『シュガーマン 奇跡に愛された男』や『きっと、うまくいく』などがあります。
 もちろんこれらの映画は大好きです。

 当然『きっと、うまくいく』の主演俳優であるアーミル・カーンが製作にかかわった作品が公開されると聞いたら、「観ない」という選択肢はないわけです。
 イオンシネマ福岡で映画を2本観た後、一年ぶりか、二年ぶりにKBCシネマに出向きました。
 久しぶりにKBCシネマに行って驚いたのはポイントカードサービスが廃止されていたこと!
 代わりにシネマWEB会員サービスが始まっていたのですが、登録に時間がかかりそうだったので登録は諦め、久しぶりに映画を通常の鑑賞料金を払って観ることになりました。

 映画は面白かったです…と言いたいところなのですが、いや、実際面白くはあったのですが、どうしても『きっと、うまくいく』と比べちゃうんですよね。
 『きっと、うまくいく』と比べると、面白さがフツーというか、物足りないというか、、、まぁ『きっと、うまくいく』が面白過ぎるんですけどね。

 物足りないと言えば、『花嫁はどこへ?』はインド映画であるにもかかわらず、ダンスシーンがありませんでした。
 普段インド映画を見ることがない人は知らないかもしれませんが、インド映画って登場人物が唐突に踊り出すことが特徴の一つなんです。
 花嫁が村にやってくるという如何にもダンスがありそうな設定なのにダンスがないんですよね。
 それに上映時間が120分ちょっと今まで見たインド映画の中で最短でした(150分を越える作品がざら。ちなみに『きっと、上手くいく』は170分。)。
 これからのインド映画ってダンスシーンがなくなって、尺が120分に収まっちゃう作品が主流になっちゃうんでしょうか。
 別にダンスは好きでも何でもないのですが、インド映画にダンスが無くなるのは寂しいような気がします。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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