この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

結末が気に入らなかった『コンクリート・ユートピア』。

2024-01-11 22:39:48 | 新作映画
 オム・テファ監督、イ・ビョンホン主演、『コンクリート・ユートピア』、1/8、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ハッピーマンデーにつき鑑賞料金は1100円)。2024年3本目。

 1/8は『コンクリート・ユートピア』を観に行ったのですが、前日まで何を観るか、すごく迷いました。
 候補は『コンクリート・ユートピア』と『BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-』です。
 一時は「正月は重い映画を観たくない」という理由で『BLOODY ESCAPE』に傾いたのですが、『BLOODY ESCAPE』はイオンシネマ佐賀大和まで観に行かないといけなかったので、イオンシネマ筑紫野で上映されていた『コンクリート・ユートピア』を観ることにしました。
 これで『コンクリート・ユートピア』がつまらなかったら、選択にミスった!ってことになるのですが、幸いそうはなりませんでした。
 『コンクリート・ユートピア』、面白かったですよ。

 一言で言えば子どもたちが主人公ではない、そしてタイムスリップの起きていない『漂流教室』みたいな映画でした。
 『漂流教室』みたいな映画でした、と言ってる割には『漂流教室』を読んだのはずいぶん前のことなので細部に関してうろ覚えなのですが、実際そんな感じです。
 『漂流教室』はタイムスリップによって学校ごと荒廃した未来の世界に行った子供たちが極限状態の中でサバイバルをするというお話ですが、『コンクリート・ユートピア』は大災害によってたった一つのマンションを除いてすべて崩壊した世界でマンションの住人たちが極限状態の中でサバイバルをするというお話です。
 その崩壊っぷりはすさまじく、テレビやラジオといった放送網はもちろん、あらゆる通信機器が使えません(実際通信機器を使うシーンはないですが、使えるなら使っているでしょう)。
 救援隊が来る気配もなく、いったいどれだけの規模の災害が起きたんだよ、と言いたくなりました。
 そんなわけで災害自体はあまり現実味がありませんでしたが、極限状態における人間の行動にはリアリティがありました。

 最初マンションの住人たちは非住人をマンションから追い出すことにするんですよ。
 正直、これはわからないでもない選択です。
 何しろ食料も日用品も充分にはない状況ですから、どこかで線引きをしなくちゃいけません。
 マンション内にある食料はマンションの住人のものであるという理屈はある意味正しいと思います。
 しかしマンション内の食料が尽きた後、彼らは外の世界に食料を求め、倒壊した食料品店から食料を強奪し、その際店主を撲殺してしまうのです。
 マンション内にある食料がマンションの住人たちのものであるなら、食料品店の中にある食料はその店主のものでしょう。
 事ここに至って彼らに正義はありません。
 彼らはどこで間違えたのでしょうか。
 非住人をマンションから追い出すべきではなかったのか。
 考えても答えは出ません。

 途中まではすごい映画だな、と思って観ていました。
 ただ、結末がちょっと気に入らなかったかな。
 最後はマンションから命からがら逃げだしたヒロインが見知らぬ人からおにぎりを恵まれ、極限状態でも人は助け合わなくちゃいけないよね、みたいな幕引きなんですよ。
 いやいやいや、そもそも食料が絶対的に足りないからこそ奪い合いや殺し合いが起きたのに、実は食料は(見知らぬ人がおにぎりを恵んでくれる程度には)ありました、というオチは受け入れられないって!
 見渡す限り荒廃したあの世界で炊き出しが出来るほど米があるとはとても思えないのですが…。

 結末が個人的に気に入りませんでしたが、全体的には見応えのあるサバイバル映画でした。
 ただ、、、今さらながらですが、よく能登半島地震が起きた直後にこの映画を公開したなって思います。
 あまりに直後過ぎて、この映画を公開したら問題があるかもしれないとは関係者は誰も思わなかったんでしょうね。
 倒壊した建物の描写が全編に渡ってあり、能登地震の現状を想起させるので観に行くにはそれなりの覚悟が必要かもしれません。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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イオンシネマにどの映画をいつ観に行くか、それが問題だ。

2024-01-10 21:46:38 | 日常
 去年までは、正確には去年の10月までは、イオンシネマで上映される映画は深く考えることなく、好きな時に好きなだけ、好き勝手に観ていました。
 好き勝手に映画を観るとはどういうことなのかというと、イオンシネマでは事前にクレジットカードでACチケットを購入すると映画を一本1000円で観ることが出来たのです。
 なので、多少ハズレっぽい映画でも「1000円ならいっか」と思って好きに観ていました。
 多少ハズレっぽい映画とはどういう映画かというと『クロムスカル』とか、『人肉村』とかですね。
 『クロムスカル』は自信を持って「つまらない!」と断言出来る映画でした。
 銀仮面をかぶった殺人鬼って悪くないんじゃないかと思った自分が馬鹿でしたね。
 つまらない映画を観てみたいという方がいたら是非ご覧ください(そんな奴はいない)。
 『クロムスカル』に比べたら『人肉村』はまだだいぶマシでしたよ。
 まぁでも今さらながらイオンシネマ大野城はよく『人肉村』なんていうヤバいタイトルの映画を公開したものだと感心します。

 しかし去年の10月からACチケットの年間販売枚数が30枚から10枚になったんですよ。
 1000円で観ることが出来るのが年間たった10本しかないなら、とてもじゃないけど『クロムスカル』なんて観てる場合じゃないですよね。
 ACチケットの販売枚数削減に伴い、一時期はイオンの株主になることも考えました。
 イオンの株主だと株主優待で映画を1000円で観ることが出来るのです。
 株主の件は一時期かなり真剣に検討しましたが、結局止めました。
 理由はいくつかありますが、イオンシネマは割引サービスが充実しているので、ACチケットを購入せずともそれなりに安く映画を観ることが出来るからです。
 例えばクラブ会員は月イチクーポンで1200円、それとは別に毎月1日と毎週月曜日と20日と30日は1100円で映画を観ることが出来ます。
 後はレイトショーだと鑑賞料金が1300円ですね。
 これだけ割引サービスが充実しているのであればあえて株主になる必要はないなと思ったのです。
 しかし、どれほど割引サービスが充実しているといっても去年(の10月まで)に比べたら雲泥の差ですね。
 去年までだったら、曜日や日付を考えてイオンシネマに映画を観に行く、なんてことはなかったのですが。

 8日に映画を観に行ったのも8日が月曜日だったからです。
 日曜日だったら、たぶんコンサート会場に直行してましたね。

 12日から公開される『アクアマン/失われた王国』も観に行くつもりではありますが、いつ観に行くかは決めきれていません。
 去年までだったら、話題作は公開翌日の土曜日に観に行くことが多かったのですが。
 今年は、、、サービスデーである20日かな。
 21日に出かける予定があるので、20日は家でのんびりとしたかったのですが、そういうわけにもいかないみたいです。
 どの映画をACチケットで観て、どの映画をレイトショー、もしくはサービスデーに観るか、考えすぎて頭がこんがらがりそうです。。。
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福袋、悲喜こもごも。

2024-01-09 20:53:41 | 日常
 1月8日は地元の市民文化会館で行われた渡辺美里のコンサートに行きました。
 ただ、自分は貧乏性なのか、外出する際はメインの用事以外にもいろいろ用事を作りがちなのです。
 この日もコンサート以外にいろいろ用事をこなしました。

 まず最初に行ったのは愛車のクロスビーを購入したスズキのディーラーです。
 なぜこの日に行ったかというと、年始の挨拶という意味合いもありますが、その年の初売り期間中にスズキのディーラーに行くと(スズキに限りませんが)福袋をもらえるからです。
 自分はお店で福袋を購入することはないのですが、ディーラーで福袋をもらうのは好きなのです。

 実は、ってほどのことではないですが、今のクロスビーに買い替える前、つまり車の買い替えを検討していた時、初売り期間中に久留米市と鳥栖市の自動車のディーラーを片っ端に回って福袋をもらいまくっていました。
 買い替える車の検討も兼ねていたので誰からも文句を言われる筋合いはないですが、卑しい行いであることは否定しようがないですね。笑。
 10社以上は回りましたよ。
 やっぱりトヨタ系列のディーラーの福袋が豪華だったと記憶しています(最終的に購入したのはスズキのクロスビーですけどね)。
 また買い替えを検討するようになったら、正月のディーラー巡りは復活させたいですね。

 今年のスズキの福袋はこんな感じ。

   

 スズキの福袋、というか福箱は毎年はこのデザインが凝っているんですよ。
 去年は自動車の形の箱だったかな。
 ただ、中身はそこまで豪華というわけではなく、主に日用品ですね。
 食器用洗剤と冷凍保存パック、キッチンペーパー、それにキッチンパックです。
 今気づいたけど、台所用品ばかりですね。
 中身が豪華ではないからといって文句を言うつもりは全然ないですよ。
 もらえるだけでありがたいと思っています。
 
 スズキのディーラーに寄った後はイオンシネマ筑紫野によって今年3本目の映画を観ました(感想は後日)。
 映画を観る前にイオンモールのauショップで携帯電話の買い替えの見積りをしてもらいました。
 今使っているのはiPhone7なんですよ。
 普段携帯電話は通話とインターネットぐらいしか使わないので特にそれで不自由を感じることもありません。
 ただ、いろいろなサポートが終了しているのは事実ですし(LINEは使えません)、将来的には買い替えるのは間違いないので最新機種(iPhone15)へ買い替えた場合の見積りをお願いしたのですが、何やかやで今の月々の料金プラス4000円の支払いが4年間続くプランを提示されました。
 う~ん、今の携帯電話が壊れたから買い替える、というわけではなく、今は不自由はなくてもいずれは買い替えるのだから、という理由で見積りをしてもらって月々4000円の支払い、というのはちょっときついかなぁ。
 もうちょっと足掻いてみようかな、と思っています。

 そのauショップを出るとき、店頭のポスターに「ご来店の方に福袋をプレゼント!」と書いてあったので、「福袋をもらえますか」と対応してくれたスタッフさんに言ってみました。
 するとそのスタッフさんがこう言いました。 
 福袋は契約された方だけにプレゼントさせてもらっています、と。
 ・・・・・。
 福袋をプレゼントする、しないはそのお店の自由だと思うよ。
 そしてプレゼントをする条件もそのお店が自由に決めていいと思う。
 でも店頭のポスターに「ご来店の方に福袋をプレゼント!」と書いておいて、実際には契約した人にしか福袋をあげないというのはある種の「詐欺」だよね?
 せっかく見積りしてもらったのですが、このお店で契約はしたくないな、と思ってしまいました。
 器が小さくて申し訳ない。

 映画を観終わった後、市民文化会館の駐車場に移動し、コンサートが始まる前に会館の向かいにある図書館で『プロジェクト・ヘィル・メアリー』の二度目の借り直しをしました。
 今度こそ読み終わらねば…。

 そして17:30からコンサート開始(レポートは後日)。
 いろいろ忙しい三連休最終日でした。
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『ブラッシュアップライフ』を一気見しました。

2024-01-08 09:32:41 | テレビ
 年末にニコバーに行った時、相手をしてくれたスタッフさんが、家にテレビがあったんだけど、テレビはつまらなくて見ないので売っぱらいましたと言っていました。
 その時、反論はしなかったんですが、正直に言えば、テレビがつまらないなんてことはない、テレビがつまらないのはつまらないテレビばかり見ているからだよ、って思いました。
 例えば『VIVANT』を見て、うわっ、このドラマ、つまんねーな!って思う人、いるんですかね?(自分は結末が気に入らなかったのですが)

 年末にスペシャルで放映されていた『ブラッシュアップライフ』を一気見しました。
 1クールで放映されていた連続ドラマを一気見するのって結構きついんですよ。
 何だかんだ言って10時間近くテレビの前に拘束されますからね。
 それなのに見ることにしたのは年始にたまたま見た、同じバカリズム脚本の『侵入者たちの晩餐』が存外面白かったからです。
 自分は面白かったのですが、『侵入者たちの晩餐』、ネットでの評判はそこまでよくないんですよね。
>脚本読んでよくも日テレはOK出したなと思うレベルで酷かった。
>ブラッシュアップライフが緻密で秀逸でとてもよかったので期待していましたが、脚本が浅すぎて学生映画かと思った。
>戻って掃除するとか、料理作るとか頭が悪すぎる。
 といった感じで散々なんですよ。
 いやいやいや、これ、コメディだよね?
 コメディならツッコミどころまで含めて楽しむのが本当じゃないの?
 っていうか、そこを突っ込むのであれば、そもそも高級マンションの鍵は簡単に合鍵が出来ないだろってところから突っ込むべきじゃないの?って思いました。
 ともかく、自分がそれなりに面白かった『侵入者たちの晩餐』が『ブラッシュアップライフ』に比べて全然ダメだというなら、逆に『ブラッシュアップライフ』がどれだけ面白いんだ、って話ですよ。
 というわけで前置きが長くなりましたが、『ブラッシュアップライフ』を一気見した次第です。
 
 さて、『ブラッシュアップライフ』の感想ですが、面白かったですよ。
 一気見出来た時点で一定以上の面白さではあるってことなんですけどね。
 ただ、、、前述したとおり、どれだけ面白いんだろうと期待値を上げるだけ上げて見たんです。
 自分からすれば75点をつけていい『侵入者たちの晩餐』が学生映画と思えるのなら、『ブラッシュアップライフ』は120点、いや、150点つけられるぐらいの傑作なんじゃないか、って見る前は思っていました。
 悪くはないけど、100点は越えないかなぁ。
 っていうか、『侵入者たちの晩餐』同様ツッコミどころは多々ありますよね。
 何度も生き直すことが出来るなら、それで金儲けを考えないのは不自然だろうとか、実業家になった元カレのことが最終的にほったらかしになっていただろうとか、機長が自分のフライトに愛人を乗せることはあっても、その存在をキャビンアテンダントに知らせるのはおかしいだろうとか、そもそも無条件に生き直しを選択させるのはどうなんだよとか、そういうことですが。
 いや、普段はコメディやシュールなドラマに突っ込むことはないんですよ。
 ただ、『侵入者たちの晩餐』にツッコミを入れる人が『ブラッシュアップライフ』を絶賛するのは何で?と思ったのです。

 ともあれ、一定以上の面白さではあったので、2024年も変わらずテレビドラマを見ていこうと思いました。
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富士登山がやっぱりわからない。

2024-01-07 10:29:27 | 旅行
 ブログには書いていませんでしたが、正月休みの間にいくつかしたことがあって、その一つが富士登山ツアーへの申し込みでした。
 富士登山ツアーの申し込みをまだ開始していないツアー会社も多いのですが、中にはすでに受け付けているところもあり、思い切って《朝発2日間 吉田ルート登山ガイド同行プラン》で申し込んじゃいました。

 以前の記事に、富士登山をする際、東京に一泊して観光をするつもりだけれど、前泊にするか、後泊にするか、もう少し考えてから決めます、いうようなことを書きました。
 前泊にするか、後泊にするかってのはつまり、富士山に登る前に観光をするか、登った後に観光をするかってことなのですが、考えるまでもないことなんですよね。
 富士登山をした後は疲労困憊でしょうからまともに観光なんて出来るわけがないんですよ。
 観光するつもりなら前泊するしかないのです。
 ただ、前泊にも明確な短所があります。
 それは朝食がまともに食べられそうにないってことです。
 何しろ今回泊まる新宿のホテルの朝食の提供が6:30からで、バスの集合時間が新宿西口に7:10ですからね(出発は7:30ですが)。
 とてもホテルで朝食を食べる時間は取れそうもありません。
 まぁ仕方ない、この日はバスの中でコンビニで買ったおにぎりかサンドイッチを食べることになりそうだなと思いました。
 今回泊まるホテルの朝食がめちゃくちゃ美味しそうなので、それが食べられないのは非常に残念でした。

 ただ、ツアーの申し込みをした後に気づいたことがありました。
 それは同じ吉田ルート登山ガイド同行プランに昼発のものもあることです(夜発もあり)。
 朝発だと集合が7:10ですが、昼発だと4時間20分遅い11:30なのです。
 これだけ遅かったら余裕で朝食も取れますよね。
 まぁそれだけなら同じプランで朝発も昼発もあるってだけの話ですが、不思議なのは4時間以上出発の遅い昼発のプランが、下山後新宿西口に着く時間が朝発と同じ17:30だということです。
 出発が4時間遅いのであれば、帰るのも4時間遅くなくちゃおかしくないですか?
 プラン内容が違うのかと思って何度も見比べましたが、プラン内容自体に違いはないのです。
 ただ出発時間が違うだけで…。
 何で?と思って正月休みが明けた6日に申し込みをしたツアー会社に電話をしてみました。
 するとツアー会社の説明はこんな感じでした。
 確かにプラン自体に変わりはないのだけれど、朝発だと(昼発に比べ)余裕のあるスケジュールなのだそうです。
 なるほど、と思いました。
 つまり登山初心者の自分はやはり朝発にするべきということですね。
 ここまでだと単純に初心者は朝発を選ぶだけだという話なのですが、実は朝発と昼発にはもう一つ違いがあって。
 朝発だとバスは新宿西口に送り届けてくれるだけですが、昼発のバスだと新宿西口だけでなく羽田空港まで送ってくれるのです。
 絶対そっちの方がいいよ。
 自分も新宿西口で降ろされたらそこからどうにかして羽田空港まで行かなくちゃいけないですからね。
 ツアーのバスが羽田空港まで送ってくれるならこんなにありがたいことはないです。
 朝発のツアーだと羽田空港までは送ってくれないのかと尋ねたところ、送っていないとのことでした。
 理由は昼発のお客さんは一泊二日で参加する人が多いからだとか。
 いやいや、朝発のお客さんだって羽田空港まで送って欲しいに決まってるだろ!

 ということで富士登山ツアー、前泊で申し込んだのはいいのですが、朝発にするか、昼発にするかで迷っています(朝発で申し込みをしましたが、変更は可能とのこと)。
 スケジュール的に楽な朝発にするか、何かと都合のいい昼発にするか。
 ほんと富士登山はわからないことだらけです。
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年始の過ごし方の続き。

2024-01-06 11:49:52 | 日常
 能登地震、最初に想像していたよりはるかに甚大な被害が出ていますね。
 地震発生当時、自分は呑気に映画を観ていました。
 気がつくと会社からの安否確認メールが20件以上来ていて(うちの会社はグループ企業なので安否確認のメールは全国の社員に送信される)、相変わらず大袈裟だなぁなんて思っていました。
 心ばかりの寄付をさせてもらいます。
 本当に少額で気恥ずかしいのですが…。

 年末年始の予定の一つにアンディ・ウィアーの『プロジェクト・ヘィル・メアリー』を読み終えることがありました。
 正月休みが終わろうとしている1月4日20時現在、上巻さえ読み終えていません。
 読まなかったから読み終えていないというのではなく、それなりに真面目に読んでいるのに読み終わっていないんです。
 どんだけ読むのが遅くなったんだ!っていう気持ちで一杯です。
 若者よ、若いうちに本を読め、と言いたい。
 youtubeなんて年を取ってからでも見ることが出来るんだから。
 とりあえず8日に返却予定で、即借り直すつもりです。
 予約が入って無ければいいんですけど…。

 休みの間はテレビを見まくりました、ということもなく、空いている時間はスーファミの『風来のシレン』(の掛け軸裏の洞窟)ばかりしていました。
 世の中、レトロゲームブームなのかもしれませんが、自分が『風来のシレン』をプレイするのは懐かしいからではなく、このゲームがすべてのテレビゲームの中で一番面白いと思っているからです。
 このゲームをプレイし始めて30年近くになりますが、未だにプレイするたびに新たな発見があります。
 先日は掛け軸裏の洞窟の6Fで「ガイコツまおう」になれることを発見しました。

   

 『風来のシレン』未プレイの方に説明すると「ガイコツまおう」は『風来のシレン』に登場するモンスターの中で最凶かつ最強のモンスターです。
 『風来のシレン』ではその肉を食べることでそのモンスターになることが出来るのですが、「ガイコツまおう」になれるのは「ガイコツまおう」が登場するようになる26F以降かと思っていました。
 が、そうじゃなかったってことですね。
 何だかんだ『風来のシレン』について語っている自分ですが、未だに『風来のシレン』は超がつくほど下手クソです。

 1月4日は新春麻雀でした。
 メンツは忘年会と同じまささん、Mくん、Kさん、それに自分を加えての4人です。
 Mくんは20年ぶりの麻雀だと言っていたのでハンデを与えないといけないかな、なんて思ってましたが普通に上手かったです。
 最終的に自分の一人勝ちでしたが、ハンデなんか与えていたら確実に負けていました。
 っていうか、20年ぶりに麻雀する人にそこそこ苦戦する自分はやっぱり弱すぎですね。
 でも楽しかったのでまた4月にしようということになりました。

 年始の過ごし方の続きは以上です。
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共感しにくい映画だと思った『市子』。

2024-01-05 21:00:12 | 新作映画
 戸田彬弘監督、杉咲花主演、『市子』、1/1、キノシネマ天神にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円)。2024年2本目。

 当初はこの映画を観る予定ではなかったんですよ。
 前日まではユナイテッド・シネマ福岡ももちで『NOCEBO ノセボ』を観るつもりでした。
 ただ、『NOCEBO ノセボ』のネットでの評判が今一つよろしくなかったのと百道まで移動するのが面倒だったので、当日になってキノシネマ天神で本作を観ることにしました。
 これで映画がつまらなかったら、やっぱり『NOCEBO ノセボ』を観とけばよかった!ってことになるのですが、幸い面白かったです(重かったですけどね)。

 いろいろ共感しにくい映画だと思います。
 ここまで生活環境が複雑で過酷な人もそうはいないでしょうからね(いるのかな?)。
 だから観る人は主人公の市子を始め、彼女を取り巻く登場人物に感情移入出来ないのではないでしょうか。

 どこが共感出来ないのか人によって異なると思いますが、自分が理解出来なかったのは市子が月子として生きることを拒絶したことでした。 
 彼女が月子として生きたとしてもいずれ生活はは破綻したと思うのですが、少なくとも映画の中の彼女よりもスムーズに社会生活を送れたはずです。
 それほどまでに彼女にとって「市子」としてのアイデンティティは重要だったということでなのでしょうか。
 その心情は戸籍を持つ者には決して理解出来るものではないのでしょう。

 あと理解出来なかったのは北に対する市子の態度ですね。
 彼女のせいで人生を狂わされてしまった北が彼女に執着するのはある意味当然だと思います。
 その彼を彼女が「うちのこと忘れて欲しい」と言うのはあまりにも身勝手というか、素っ気ないというか。
 そういう態度を取るのは(いろんな意味で)よくないということが彼女にはわからなかったんですかね…。
 まぁ、わからなかったんでしょうね。
 市子には人として備わっていて当然の心情が生まれつき欠落していたのでしょう(だから万引きしたたまごっちをプレゼントしても喜んでもらえると思っていた)。

 それと細かいことをいうようですが、北と自殺志願者の女性を乗せた車を崖から転落させ心中に見せかけて殺すことは車の運転をしたことがない彼女には到底無理だろうと思いました。
 仮に運転したことがあったとしてもあの偽装工作を女性一人でするのは無理ですよね。
 それに自殺サイトの運営(?)の知識が彼女にあるとは思えません。
 月子として生きることを拒んだ彼女が別人として生きることを選択するというのも何だか変です。
 残念ながらそういった細かい瑕がこの作品にはいくつかあります。

 とはいえ、この映画が観るべき価値のある作品であることは否定しようがなく、杉咲花の代表作になるのは間違いないと思います。
 公開から三週間が過ぎ、上映館も少なくなっているようですが、近くで上映している映画館があるのなら、観に行かれては如何でしょうか。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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ビックリするぐらい新鮮味がなかった『サンクスギビング』。

2024-01-04 08:05:47 | 新作映画
 イーライ・ロス監督、ネル・ヴェルラーク主演、『サンクスギビング』、1/1、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円)。2024年1本目。

 お正月!
 ということで、新年早々観るのに相応しい(かどうかはわからない)イーライ・ロス監督のスラッシャーホラー『サンクスギビング』を観てきました。
 
 この手の季節もののホラーを見ていつも疑問に思うのは、どうして「感謝祭(サンクスギビング)」の映画が感謝祭の時期に上映されないのかってことです。
 感謝祭は毎年11月の第4木曜日なんだから、その時期に上映すればいいのにって思います。
 まぁ感謝祭は日本にはなじみのない祝日なので、いつ上映しても一緒ってことなのかもしれませんが、クリスマスを舞台にした、サンタクロースが主人公の映画でも日本では10月や2月に公開されることがありますからね。
 もう少し季節感を大事にして欲しいものです。

 さて、イーライ・ロス監督の『サンクスギビング』ですが、ビックリするぐらい新鮮味のないホラーでした。
 90年代に作られた『スクリーム』や『ラストサマー』と中身はまるきり一緒で、マスクをかぶった殺人鬼がよくわからない動機で次から次に殺人を繰り返すというだけ。
 イーライ・ロス監督もそれは意識しているのだと思います。
 ただ、90年代のホラーを現代に復活させるのであれば、何かしらの新機軸が必須だと思うのですが、本作にはそれがないんですよ。
 これならまだ90年代のホラーをDVDで見た方がマシってものですよね。
 細かいところまでは忘れてしまったけれどたぶん『スクリーム』の第一作の方が本作よりも面白かった気がします。

 新鮮味がないことにも驚きましたが、もっと驚いたのが殺人鬼の正体ですね。
 マスクをかぶった殺人鬼の正体は誰なのか、というところも本作の見所の一つだと思うのですが、そいつが(マスクをせずに)登場した時点で、あ、コイツが犯人だと思いました。
 これだけ怪しいんだから、逆にコイツは犯人ではないのかもしれないなと思わせて実はそのまんま犯人だったという、、、逆に驚きますよ。
 一応ミスリードらしきものもありますが、それがミスリードになってなくて。
 まぁスラッシャー映画に犯人の意外性を求める自分が間違っているのかもしれませんが…。

 オチも正直パッとしなかったですね。
 自分が監督だったら、剛腕投手として期待され、一年前のサンクスギビングの惨劇でその夢を絶たれたヒロインの元カレが、殺人鬼に石礫を見事に命中させ、また野球が出来るようになった、みたいな感じにするかな。
 そういうオチなら観終わった後、それなりにスカッとしたと思うのだけど。
 まぁスラッシャー映画を観てスカッとしたい自分が間違っているのかもしれませんが…。

 お気に入り度★★☆、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。 
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年始の過ごし方。

2024-01-03 01:33:16 | 日常
 1月1日は元日!
 ということで映画を観に行きました。
 あ、元日はあまり関係ないかな、毎月1日映画サービスデーなので映画を少しだけ安く観ることが出来るのです。
 一本目の『サンクスギビング』をキャナルシティ13で観た後、親不孝通りの駐車場に車を移動させました。
 12時をとっくに過ぎていたのでお昼を食べることにしたのですが、問題は1月1日に開いている店があるのかどうかです。
 実際1月1日の親不孝通りの飲食店は8割方店を閉めていたのですが、残りの2割のうちの一軒のラーメン屋さんで無事お昼を食べることが出来ました。
 めでたしめでたし♪
 お腹を満たした後は二本目の映画を観るためにキノシネマ天神へ。
 映画を観終わった後、大名にある【mipig cafe 福岡店】に行きました。
 この日天神のメイドカフェ、コンカフェは9割方店休日だったと思うのですが、豚さんのお世話をしないといけないブタカフェは正月だからといって休みにするわけにはいかなかったみたいです。

   

 本当は子豚ちゃんを可愛がりたかったのですが、この日はなぜかナンバー2のサムくんに懐かれてしまい、終始ひざの上に抱えてました。
 自分のタイプではなかったとはいえ、懐いてくれる子をキャンセルする気にはなれなかったのです。

 ブタカフェを退店後、夕食をサイゼリヤで頂きました。
 久々のサイゼリヤでしたが美味しかったです。

 19時から【ニコバー天神店】に行きました。
 お正月でどれぐらいお客さんがいるんだろうと思っていたのですが、自分が行った時お客さんはゼロでした。
 スタッフのにーちゃんが「正月は皆さん、忙しいんですかねー」とぼやいていましたが、いや、忙しいというのもあるんだろうけれど、お店のHPで正月に営業するかどうか、告知してないのもお客さんが来ていない理由だと思うよ(自分は前日電話で確認した)。
 お店では自分が考案した積み木ゲーム「カプラス」をスタッフさんとプレイしました。
 スタッフさんには「面白い」と言ってもらえました。
 確かにこの「カプラス」は面白いんですよ。
 ルールはシンプルで初心者にもわかりやすく、初心者と上級者が対等にプレイ出来て、運の要素はあるが実力も必要で、最後はスリルが味わえる。
 面白いゲームですが、自分が考案したので流行することはないでしょう。
 1時間ほどお店にいて、この日は帰宅しました。

 1月2日はお袋を連れて三社参りをしました。
 いつもの年だったら三社参りは市内の神社を三社回るのですが、今年は二社を市内で残る一社は久留米の《高良大社》に行くことにしました。

   

 なかなかの人出、なかなかの石段、なかなかの眺めでした。
 そんな感じの年始でした。
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年末の過ごし方。

2024-01-02 17:55:15 | 日常
 能登地震、思っていたより被害が甚大みたいですね。
 これ以上、被害が多くならなければよいのですが…。

 年末は29日から正月休みでした。
 29日は大掃除というわけではないですが、ジャ〇ネットたかたで購入した高圧洗浄機を開梱して、家の窓や壁、後は車などを洗浄しました。
 高圧洗浄機を購入して初めて知ったのは、高圧洗浄機はどの水道の蛇口にでも取り付けられるわけではない、ということです。
 基本のアダプターだと一番シンプルな蛇口にしか取り付けられないのです。
 幸い、うちの庭の蛇口はシンプルなタイプのものでしたが、これから高圧洗浄機の購入をご検討されている方はご注意ください。
 まぁ蛇口とアダプターが合わなければ、専用のアダプターをオプションで購入するか、貯め水を使えばよいのですが。

 29日は夜から【SASUKE】を見ました。
 夏の【鳥人間コンテスト】と冬の【SASUKE】は欠かさず見ています。
 【鳥人間コンテスト】の方は出場する機体が行きつくところまで行ってしまった感があるのに対し、【SASUKE】の方はアトラクションが毎年微妙に違うので飽きない、、、というか、あのサードステージ、えげつなくないですか?
 あれをクリア出来る超人が現れることを期待せずにはいられません。

 30日は麻雀の打ち納めをしました。
 打ち納めというか、翌年の1月4日に仲間内で麻雀をするので雀卓の使い方を確認しておいた方がいいだろうと思って雀荘に行ったのです。
 雀卓の使い方を確認したいんだけど、とスタッフに言ったら、確認するほどのことはないですよ、のスタッフの一言で確認作業は終わりました(終わってない)。
 そのままフリーで麻雀を打ちました。
 超久しぶりに勝ちましたね。
 こんなの絶対上がれるわけないだろうというような手をいくつか上がりました。
 例えば14万待ちの4万フリテンで1万高目三色のリーチピンフ三色ツモドラ一の親の跳満ツモ上りとか、カンした発がカンドラもろ乗りの親の跳満の出上りとか、気持ちよかったです。

 30日の夜は【クイズ☆正解は一年後 2023】を見ました。
 このクイズ、好きなんですよねー。
 どれぐらい好きなのかというと普段は画面に映っただけで即チャンネルを変える野生爆弾のクッキーが出ていても見るぐらい好きです。
 例年通りのゆる~い内容でしたが、驚いたのは番組内で本格的な推理アドベンチャーのゲームソフトを製作していたこと(こちら)。
 バラエティ番組でゲームソフトを開発するのってテレビ史上初なんじゃないだろうか、、、知らないけど。笑。
 自分はプレイ環境が整っていないので購入しませんでしたが、誰か購入した人、いるのかな?

 31日はNHKの【紅白歌合戦】を見ました、、、ということもなく、富野由悠季監督がまだ人間の心を持っていた(ひどい言い草だな!)頃のテレビアニメを見ました。
 年末に見る、冨野監督が人間の心を持っていたころの作品といえばわかりますね、そう、『ペリーヌ物語』です。

   

 毎年年末になると『ペリーヌ物語』の49話を見ています。
 『ペリーヌ物語』の49話を見ると自分のすさみきった心が癒されるような気がします。
 あ、紛らわしい書き方をしましたが、『ペリーヌ物語』の監督は富野由悠季監督ではありません。
 富野由悠季監督の担当は写真にもあるように絵コンテです。
 でも富野由悠季監督に敬称をつけるとしたら「監督」以外思いつかないからね。

 そんな感じの年末でした。
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