三井記念美術館では、11月12日まで「文明の十字路 バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰 ―ガンダーラから日本へ―」が開催されている。
何年前だっただろう、テレビで衝撃的な映像を観た。石窟の大仏が爆破される映像だ。
バーミヤン遺跡
中央アジアに位置するバーミヤンは、文明の十字路とも呼ばれ、その中に数多くの石窟が彫られ、東西にそれぞれ大仏がそびえていた。爆破前に調査された際のスケッチ、写真、壁画の描き起こし図が展示されている。
東西二体の大仏を原点とする太陽神と弥勒の世界に迫り、未来仏である弥勒信仰の流れを、インド・ガンダーラの彫刻と日本の法隆寺など奈良の古寺をはじめ各所に伝わる仏像、仏画等で確かめる。
展示構成
東西二体の大仏と壁画の描き起こし図
玄奘三蔵と『大唐西域記』
太陽神の信仰
アジアの弥勒信仰
弥勒に関する経典と図像
展示品の中に、「半蔵門ミュージアム」所蔵の作品も展示されていた。
引き続き、半蔵門ミュージアムに足を運び、「小川晴暘と飛鳥園 一〇〇年の旅 」を鑑賞することにした。
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