博物館浴（とみおかアーカイブ・ミュージアム）

　この時期、東京都写真美術館では、恒例の「世界報道写真展」が開催されている。まん延防止が終われば、江戸に出奔し、鑑賞してきたかったのだが、緊急事態宣言が発令。やむなく断念した。

　県内移動ということで、先日、富岡町にできた「とみおかアーカイブ・ミュージアム」に行ってみることにした。当然、常磐線で。

　富岡町出身の職場の同僚が、駅からバスが出ているとの情報を教えてくれたが、ちょうどいい時間帯のバスがない。歩いて行ってみることにした。約30分、富岡町役場の近くに新しい施設が見える。





　この施設では、震災遺産の保全を宣言している。そういえば、3月に行った福島県立博物館でも、震災遺産の収集やその意味づけを実践していた。

　富岡町は、東日本大震災と福島第一原発事故により、全町避難となった。駅周辺は津波により大破。国道6号が再開通した時に、その姿を見た。まだ、被災した自家用車も取り残されていた。当時の妻帯本部の様子も再現されている。





　避難を呼びかけていた警察官、お二方が殉職された。その時に乗車していたパトカーも展示されている。



　震災前の街の様子がジオラマに。この家は誰の家なのか、それぞれ名前が記載されていた。



　次の電車の時間もあり、ちょっと駆け足気味での鑑賞。富岡町出身の人だろうか、映像をじっくりと観ていた。

　この遺産をとおして、東日本大震災を忘れることなく、命を守る行動に繋げていかなければならない。

呑兵衛たちの月９ その４９１

　梅雨も明けて、暑い日が続く。昨日、今日と福島県に熱中症アラートが発表された。いわき市内でこの暑さ、中通りや会津では、いわきの比にあらず、ではなかろうか。だからといって、目標歩数8,000歩の散歩を欠かすわけにはいかない。土曜、日曜とタオルを首に巻き、黙々と歩いた。当然、タオルを絞ることができた。まめな水分補給、通常の場合も必要である。

　ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月９、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

　今日は、JR中央線・中野。緊急事態宣言前のロケである。類氏、何気に白髪が増えているような・・・。
　類氏は、新井薬師の参道をを歩く。硝子工房　Rainbou Union Art Studioへ。球体のガラスの中に、惑星が浮いている。「宇宙ガラス」は6,000円～9,000円、なかなか美しい。これを作る体験コースは5,000円から。類氏、トライしてみる。要所は店のオーナーにやってもらうのだが、実に美しい宇宙球体が出来上がった。

　まだまだ明るい中、五番街商店会。呑み屋が連なる一画。「やきとり　大雅」で使う肉は東京食肉市場直送。創業40年を超えるお店である。今回も貸し切りでのロケ。
　まずは、のどを潤すため「生ビール（小）」300円から。「お通し」300円、今回はタコの酢味噌和え。「金目鯛刺」800円はきれいに赤みがかっている。「菊正宗　樽酒」550円を升でいただく。隅には、お約束の塩。樽の香りが伝わる。やきとりは女将のおすすめ。「レバー」130円、「鳥ねぎ」160円を菊正宗で流し込む。女将の出身地は函館。名物のジャンボシイタケを取り寄せている。バターでソテーした「ジャンボシイタケ焼」500円、流し込む酒は「ねのひ　辛口」370円。ジャンボシイタケの食感は肉のよう。「ねのひ」を口に含んで類氏ガッツポーズ。
　市場直送につき、内臓肉も新鮮。「ハラミたたき」900円は絶妙の焼き具合。これに合わせて「鬼ころし」340円をぬる燗でいただく。ハラミはニンニクとショウガでいただく。

　梅雨が終わり、これからは台風の時期となる。すでに、7号まで発生している。フィリピンの東方には、台風の卵と思しきものも見受けられる。先日発生した熱海の土砂災害や中国地方での線状降水帯。地球温暖化の影響であることは確かであろう。2050年のカーボンニュートラル達成目標。一人一人の積み重ねが大切かもしれない。

呑兵衛たちの月９ その４９０

　全国的に大気の状態が不安定。今日も、秋田や中国地方で豪雨。避難情報も飛び交っていた。いわき市も、午後、大雨警報。雨雲レーダーでは、赤い帯が上空に停滞しているようだ。小生の職場付近は、というと、黒い雲は確認できるものの、雨の気配はなかった。局地的な雨である。そのエリアでは、土砂災害警戒情報も発表された。これも、地球温暖化のなせる業なのかもしれない。

　ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月９、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

　今日は、総武線・下総中山。下総中山で思い出すのは、学生時代、船橋在住の同級生が、駅の近くに魚屋直営の安いすし屋があるとのことで、何回か行ったことがある。学生の身分であったが、その安さでちょっとした贅沢を味わうことができた。久しぶりに食べログで確認してみると、相変わらず安い。また、行ってみたいところである。で、類氏が向かったのは、「和菓子　いち月」。総武線から京成線を超え、法華経寺の参道。どちらかといえば、京成・鬼越駅が最寄りかもしれない。ここでは、季節のフルーツを使った餅菓子が名物。「メロンもち」330円は、北海道産の赤肉メロンを使用。「青梅」260円は、甘露煮した青梅をもちでコーティングしている。おしゃれな逸品である。

　まだまだ明るい中、南口方面の「やきとり　鳥春」へ。類氏、「以前来たことがあるような」といっていたが、このお店の大将の兄が市川で同名のお店をやっており、そこに行ったことがあるようだ。ここの大将も、そこで修業したそうだ。
　まずは、「生ビール（中）」720円、「お通し」440円は煮物。本命のやきとり、ここでは2本セットが基本。最初は「やきとり」440円、ネギマになっており、タレでいただく。大振りだ。このお店は日本酒も揃っている。「浦霞　純米辛口」720円で合わせる。「骨なし手羽先」660円は、手羽先から骨を抜いたもの。塩でいただく。「刺身盛り合わせ」1,200円は、本マグロ、カツオ、〆サバ、カンパチなど。盛もよい。お勧めのお酒は「酔鯨　純米吟醸　吟麗」720円。これにはガッツポーズ。
　つくねの「たたきポン酢」560円には、もみじおろしと自家製ポン酢、青ネギが豪快にトッピング。このお店にはワインもある。ポン酢に合わせるのは白ワイン「カッシェロ　デル　ディアブロ　シャトルネ」1,760円、おそらくハーフボトル。涼しい風がのどから吹き抜けてくる感じのワイン、とは類氏談。

　天気予報によれば、今週後半は、雨マークは無し。そろそろ、梅雨明けとなるかもしれない。これが終わると、次は、台風の襲来。海水温が大きく影響する。何事もないことを、祈るのみ。

バスのの時間まで一杯 すし屋の山崎にて（「伊根町 夏の思い出」「伯楽星」）

　大気の状態が不安定。全国各地で線状降水帯が発生し、被害が発生している。天気予報を眺めていると、今週末あたりには梅雨が明けそうな感じもする。引き続いての台風シーズン。コロナとともに、気を抜くことはできない。

　ということで、雨降りの日の通勤はバス。一杯ひっかけていくことにした。

　まず、京都府伊根町・向井酒造の「伊根町　夏の思い出」、30BYで昨年瓶詰。





　この酒蔵特有の、酸味と甘みが引き立つ酒である。

　アテをいただきながら



　お次は、宮城県大崎市・新澤醸造店「伯楽星　純米大吟醸」、山田錦を29％まで磨き上げている。





　食中酒を意識しており、香りは抑え気味で、スゥーっと入ってくる。

バスの時間まで一杯 久しぶり、すし屋の山崎にて（「山本」「楽器正宗」「男山」）」

　コロナ禍の制限も、6月末でいったん終了。ただ、福島、郡山では、接待を伴う飲食店でクラスターが発生している。他山の石。改めて、気のゆるみが感染につながってしまうことを自覚しなければならない。

　そんな中、今日は雨降りにて、久しぶりに、すし屋の山崎で、一杯ひっかけてから帰宅することにした。

　山崎に行くと、商店街の旦那衆、小生の同級生たちが、来店しているとのこと。小生も含め、同級生は、今年、還暦。一堂に会して、酒宴をしたいという話もあったようだ。コロナが落ち着けば、是非是非。

　で、今日は、銀ちゃんお勧めの3酒。

　まずは、秋田県・山本酒造店「山本」





　お次は、福島・矢吹町「楽器正宗」





　最後に、福島・南会津町「開当　男山」






　アテに、和風ピクルスをいただいた。



　また、雨の日は、立ち寄らなければならない。