おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

博物館浴(三井記念美術館「三井高利と越後屋ー三井家創業期の事業と文化ー」)

2023-08-29 21:01:07 | 博物館・美術館
 三井記念美術館では、8月31日まで「三井高利と越後屋ー三井家創業期の事業と文化ー」展が開催されている。





 三井高利は、三井グループの創設者。呉服店「越後屋」を開き、「現金掛け値なし」商法でそれまでの商慣習を打ち破った。展示では、高利直筆の帳簿など、当時の経済の一端を垣間見ることができる。

 また、宗教とのかかわり、絵画や工芸など、様々な資料で三井家を知ることができる。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博物館浴(東京国立博物館「古代メキシコ マヤ、アウテカ、テオティワカン」)

2023-08-27 19:42:43 | 博物館・美術館
 東京国立博物館では、9月3日まで「古代メキシコ マヤ、アウテカ、テオティワカン」が開催されている。





 メキシコには古代都市に関する世界遺産がある。BC15CからAD16Cにスペインに侵攻されるまで、メキシコの古代文明が繁栄。「マヤ」、「アウテカ」、「テオティワカン」の3文明に焦点を当てて古代メキシコの至宝が展示されている。





 中でも、マヤの都市国家パレンケのパカル王の妃、通称「赤の女王」、赤い辰砂に覆われて発見。その墓の出土品は必見。







 展示構成
Ⅰ 古代メキシコへのいざない
Ⅱ テオティワカン 神々の都
 Ⅱ-1 太陽のピラミッド
 Ⅱ-2 月のピラミッド
 Ⅱ-3 羽毛の蛇ピラミッド
 Ⅱ-4 都市の広がりと多様性
Ⅲ マヤ 都市国家の興亡
 Ⅲ-1 世界観と知識
 Ⅲ-2 マヤ世界に生きた人々
 Ⅲ-3 都市の交流 交易と戦争
 Ⅲ-4 バカル王と赤の女王 バレンケの黄金時代
 Ⅲ-5 チチェン・イツァ マヤ北部の国際都市
Ⅳ アステカ テノチティトランの大神殿
 Ⅳ-1 大国への道
 Ⅳ-2 神々と儀礼
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博物館浴(国立西洋美術館「スペインのイメージ 版画を通じて写し伝わるすがた」)

2023-08-20 20:59:34 | 遺跡・史跡
 国立西洋美術館では、9月3日まで「スペインのイメージ 版画を通じて写し伝わるすがた」が開催されている。





 ナポレオンの侵攻以前、スペインは未知の国だった。我々が思い浮かべるスペインの典型的な「イメージ」の多くは、19世紀にこの国を訪れた外国人旅行者たちによって確立されたものだった。そのイメージ形成に活用されたのが版画。

 今回の展示では、17世紀初頭から20世紀後半まで、リベーラからゴヤ、フォルトゥーニ、ピカソ、ミロ、ダリら巨匠たちの仕事を観ることができる。



 作品の写真撮影は、基本的にはOK。ピカソを撮ってしまった。




 展示構成
0 導入
1 黄金世紀への照射:ドン・キホーテとベラスケス
 1-ⅰ ドン・キホーテ
 1-ⅱ ベラスケス
2 スペインの「発見」
 2-ⅰ 旅行者の見たスペイン
 2-ⅱ 人物タイプ
 2-ⅲ ゴヤの影響:ドタクロワ、マネ
3 闘牛、生と死の祭典
4 19世紀カタルーニャにおける革新
 4-ⅰ フォルトゥーニ
 4-ⅱ バルセロナからパリへ:世紀末の光と影
5 ゴヤを超えて:スペイン20世紀美術の水脈を探る
 5-ⅰ 「エスパーニャ・ネグラ」
 5-ⅱ 叫びと抵抗:20世紀スペインにおける政治と美術
6 日本とスペイン:20世紀スペイン版画の受容

 約240点の展示
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博物館浴(世田谷美術館「マルク・シャガール 版にしるした光の詩」)

2023-08-14 10:02:48 | 遺跡・史跡
 世田谷美術館では、8月27日まで「マルク・シャガール 版にしるした光の詩」(神奈川県立近代美術館コレクションから)が開催されている。





 マルク・シャガールは、帝政ロシア領で生を受けたユダヤ人。パリ、ベルリン、ニューヨークと活動の場を移し、それが作品にも影響されているという。
 絵画のみならず版画制作にも取り組み、今回の企画展では、神奈川県立近代美術館のコレクションのうち、6つの版画集から焼く140点が展示されている。

 展示構成
「ラ・フォンテーヌ寓話集」-1927-30年制作 1952年刊 エッチング
「馬の日記」-1952年刊 リトグラフ、エッチング
「悪童たち」-1958年刊 エッチング、アクアティント
「ダフニスとクロエ」-1957―60年制作 1961年刊 リトグラフ
「サーカス」-1967年刊 リトグラフ
「ポエム」-1962-67年刊 1968年刊 木版

 「ダフニスとクロエ」では、ラベル作曲の「ダフニスとクロエ」を流しながら鑑賞した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博物館浴(国立新美術館「蔡國強 宇宙遊-<原初火球>から始まる」)

2023-08-10 21:48:04 | 博物館・美術館
 国立新美術館では、8月21日まで「蔡國強 宇宙遊-<原初火球>から始まる」が開催されている。









 蔡國強といえば、若かりしひと時、1993年いわき市に居を構え、地平線プロジェクトやいわき市立美術館での個展開催など、彼を応援するいわき市民とともに芸術活動を行った。
 2015年に横浜美術館で開催された「蔡國強展 帰去来」も鑑賞した。2015年といえば東日本大震災から4年が経過。随所に映像コーナーがあり、蔡が震災後にいわきを訪れた様子などが放映されていた。また、蔡の作品をオークションにかけ、その益を被災したいわきの友人に贈ろうとしたところ、それを、桜の植樹「万本桜」のプロジェクトに回し、蔡も「回廊美術館」構想を練り上げ、着々と進んでいる。

 この企画展でも、いわきにかかわるコーナーが設けられている。今年3月まで、いわき市立美術館の特任学芸員だったHさんの若かりしときの写真も発見した。



 この企画展の開催に先立ち、6月26日に、いわき市四倉海岸で、国内初の白天花火プロジェクト「満点の桜が咲く日」が開催された。その映像が、この企画展で放映されている。実は、市立美術会館の館長が小生のところに来て、「まだ内緒だけど、蔡國強の花火、四倉でやるんですよ」という情報は入っていた。















 展示構成
Ⅰ <原初火球>以前:何がビッグバンを生んだのか?
Ⅱ ビッグバン<原初火球>1991.2.26~4.20
Ⅲ <原初火球>以後
Ⅳ <原初火球>の精神は いまだ健在か?
Ⅴ 蔡國強といわき
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする