おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

新宿・思い出横丁「カブト」

2021-12-31 19:20:38 | 
 先日、久しぶりの新宿。SOMPO美術館での鑑賞終了後、ぶらりと西口界隈を散策、東口方面に行ってみようと思い、思い出横丁方面へ。訪れた時間、界隈は、まだ開店前。開いているお店は、ランチ系。外国語を話す女子組は、スマホで写メしあっていた。
 
 少し歩くと、何と、「カブト」が開いている。これは、久しぶりに参戦するしかない。



 早速、「一通り」と「焼酎」を注文。



 「一通り」とは、えり焼2本、



 ひれ焼2本、



 きも焼1本、



 蒲焼1本、



 れば焼き1本



の計7本。

 焼酎は「キンミヤ」、梅シロップを入れていただく。



 ここでまず目にしなければいけないのは、焼きの上にある電球の傘。炭火のススが積み重なっている。前回来た時よりは、若干、薄くなっている。削ったのだろうか。

 ちなみに、類氏も来店したお店。今日は、年またぎ酒場放浪記。類氏とともに、年を越そう。

 皆様、よいお年をお迎えください。
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博物館浴(SOMPO美術館「川瀬巴水 旅と旅愁の風景」)

2021-12-30 23:21:01 | 博物館・美術館
 SOMPO美術館で、今月26日まで「川瀬巴水 旅と旅愁の風景」が開催されていた。



 久しぶりの新宿。大江戸線で出向いた。SOMPO美術館での鑑賞はお初。駅近くではあったが、ちょっと遠回りしてしまった。

 さて、今回の展覧会。この美術館のホームページで、恐らく、増上寺の三門と思しき版画がトップページとなっていた。この版画が脳裏に焼き付いた。ぜひ行ってみたいと思っていた。

 川瀬巴水、初めて聴く名である。大正から昭和にかけて活躍した版画家で、北斎を彷彿とさせるような、旅をモチーフとした版画や四季折々の風景が展示されていた。スティーブ・ジョブズも巴水の作品を愛し、何点か購入している。その中の一点が、アップルコンピュータのCMに使われていたそうだ。

 巴水を見出したのは、新しい時代の版画「新版画」を推進した版元の渡邊庄三郎。巴水を風景版画に方向転換させた人だ。

 作品に見入ってしまい、あっという間に時が流れた。

 出口付近には、ゴッホの「ひまわり」が展示されている。撮影OKにつき、撮った。

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博物館浴(サントリー美術館「聖徳太子 日出づる処の天子」)

2021-12-29 22:41:10 | 博物館・美術館
 サントリー美術館では、1月10日まで「聖徳太子 日出づる処の天子」が開催されている。



 「聖徳太子」といえば、我々の世代は一万円札。2021年は聖徳太子の1400年遠忌とのこと。

 聖徳太子は推古天皇の摂政として、冠位十二階や十七条憲法の制定、小野妹子の遣隋使など、歴史で習った。ただ、最近、聖徳太子は後の世にいわれた呼称で、厩戸皇子というのが正しいと、何かの雑誌か本で読んだ。

 今回の展覧会では、太子の生い立ちや聖徳太子信仰、太子が建立した四天王寺のあゆみなどを知ることができる。

 久しぶりのサントリー美術館。開館時刻すぐに現地に到着。中は密状態にはなっておらず、ゆとりをもって鑑賞することができた。
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呑兵衛たちの月9 その501

2021-12-28 20:57:50 | 
 ものすごい寒波。日本海側では、1mを超える積雪。ニュース映像では、雪化粧した彦根城を観ることができたが、彦根の皆さんにとっては、生活していくうえで大変な状況になっているのではないか。ニュースでは「例年の3000%」と言っていたような気がしたが。
 雪見酒も、世の中がうっすらと白くなる、ほどほどの状態がいいのかもしれない。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、京浜東北線・東京メトロ南北線・都電荒川線の3路線が乗り入れる王子。駅近くの飛鳥山は、徳川吉宗が整備した桜の名所。確か、新幹線の車窓から、モノレールと思しき乗り物を見ることができたような。
 駅から徒歩5分、創業して43年になる「武蔵野楽器」。ここは雅楽の楽器専門店。店内に入ると、琵琶が自己主張している。そのほかに、和音を奏でる笙や主旋律を担う篳篥など。竹製の篳篥は、京都の職人に製作をゆだねている。類氏は、笙を体験。なかなかいい音色を発した。

 駅から徒歩3分、店頭にはユニークな招き猫。「大衆酒場 宝泉」の店内は、「コ」の字と「ロ」の字のカウンター2つがある珍しい造りのお店。昭和の名残で、省力化をねらったもの。まずは「生ホッピー」550円からいただく。ジョッキがでかい。アテは「ポテトサラダ」330円。ポテサラで店を評価する類氏である。冬場の目玉は「おでん」480円、そこに「牛すじ」180円を添える。味は出汁と醤油の関西風。これに合わせて日本酒へ。辛口の「白鹿」350円を熱燗でいただく。燗にすることにより、まろやかになる。
 壁に貼られた短冊を見ていると、「やわりめ」480円というメニュー。アタリメを醤油やみりんで漬け込んで柔らかくしたものを焼いてマヨネーズでいただく。宝泉の名物とのこと。ただ、小生も自宅でこれ、やったことがある。確かに、これ、旨いんだ。「黒霧島(お湯割り)」350円で流し込む。
 大将に〆の一品を確認。「肉豆腐」380円は飾らない味。「いいちこ(お湯割り)」350円を添えて、終了。

 大晦日から元日にかけて、また寒波が来るようだ。大晦日は、恒例の年またぎ酒場放浪記。今年は類氏のふるさと、高知。酔鯨か、司牡丹か、それとも亀泉か。嗜む酒にも注目したい。
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呑兵衛たちの月9 その500

2021-12-20 22:31:51 | 
 急に冬将軍がやってきたようだ。日本海側からは大雪の映像が届く。土曜日には、いわきの南部でも雪がうっすらと積もったようだ。小生は山間部の小川町に水汲み。水場周辺では、はじかれた水が氷となり、芸術作品のごとく、輝いていた。自然のなせる業である。来週頭にも寒気が来る模様。予想気温は氷点下3度の予報。防寒対策をして通勤せねばならない。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、京王線・芦花公園駅。芦花公園は、徳富蘆花の住まいを公園にしたところ。周辺は閑静な住宅街である。世田谷界隈には、畑も残っているようだ。「はやとうり」が実っている農家は1628年から続く。ほぼ趣味でやっているようで、無農薬の野菜を無償で配っているそうだ。土日には、友人が手伝いにやってくる。商店会長は本屋さん。ここで、生ビールのうまい店情報をゲット。

 そのお店は、昭和40年ころ創業の「ふるさと」。看板には「福島の地酒」の文字も。まずは、紹介された「生ビール(中)」450円。きめ細やかな泡が炭酸の放出を抑えている。「お通し」200円は切り干し大根の煮物。カウンターには、先ほどの農家からいただいたと思われる「はやとうり」ほか。確認すると、やはりそうであった。柚子も農家からのいただきもの。それを使った「世田谷産生ゆずサワー」400円。これに合わせるアテは、「八ツ頭とめんたいこのチーズ焼」400円。八ツ頭がホクホクしている。
 このお店、先代がなくなったとき、49日にご常連が集まって、手揚げで店を引き継いだそうな。先代主人と女将を交えた写真が微笑ましい。今の大将は、もともと大工。店の内装も自前でやってしまったらしい。
 看板にある「福島の地酒」、今は出していないらしい。「本マグロ」800円に合わせる酒は、「立山 特別本醸造」500円。食感を楽しむのは「自家製つくね」500円、「白隠正宗」500円で流し込む。
 「とうがん汁」450円で〆。お値段も手ごろのお店だ。

 世の中では、オミクロンがじわりじわりと広がりを見せている。感染力は強いが、症状は重篤にならない、との報もある。今のところ市中感染はないらしいが、引き続き、感染防止対策に心掛けなければならない。そのうえで、今週は江戸に出奔し、博物館浴をする。
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