おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その457

2020-08-31 21:59:35 | 
 とにかく、アヅイ日が続く。我が家にはエアコンがない。というか、これまでは、エアコンがなくても、扇風機の風、自然の風で十分に凌げた。今年も、7月までは何ともなかった。梅雨が明け、この暑さ、たまったもんじゃない。この際だから、エアコンを買うことにした。某通販で「エアコン祭り」をしているので、購入。ところが、設置は約1か月後とのことで、9月下旬。通常であれば、その時期、食欲の秋、うまい肴にうまい酒、という頃合い、団扇で仰ぎながら、気分良くしているところであるが、今年の暑さ、どうなることやら。せっかくエアコンをつけるので、それなりの気温であってほしいのだが。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、京浜東北線・蕨。蕨市といえば、日本一面積が小さい市。そして、日本で最初に成人式を行ったところである。そして、旧中山道(一日中、山道ではない)の宿場町。本陣跡は、市の歴史民俗資料館になっている。室内には再現資料が展示されており、宿場町には必ずあった「本陣」の造りも観ることができる。殿様が在する場は、一段高くなっている。江戸示談の献立表も見つかり、そのレプリカも展示されている。海のない蕨、でも、どこかから調達したのだろうか、海魚も一皿。下戸のお殿様は格別、ほかのお殿様は酒も嗜んだそうだ。

 まだまだ明るい中、類氏なじみのお店、昭和45年創業、みそ焼きの元祖「㐂よし」へ。類氏が仲間とチャリティをするときに、ここからみそ焼きの差し入れがあるそうだ。暖簾の前には、立呑みスペースもある。店内はコの字のカウンター、類氏、座して「生ビール(中)」550円、ご常連とソーシャルディスタンスで乾杯。アテは大将お勧め「みそ焼き盛り合わせ」550円、それが焼きあがるまで、「煮込み」250円。
 みそ焼きの味噌は、ニンニクが入った特製タレ。「カシラ、ハツ、ナンコツ、レバー、シロ」が盛り合わせの中身。これを「チューハイ」350円に「モヒートセット」150円で流す。呑み切って「チューハイ」おかわり。
 大女将の手作りは「ガツマリネ」250円。これを本日の地酒「明鏡止水 生原酒」600円でいただく。酒は、とてもフルーティ。追加のアテは「みそポテト」250円で〆。そして、〆の言葉は「この近くに越して来たい」
 十分満足したようだ。

 明日から9月。通常であれば年に4度のお祭りが始まる時期であるが、今年は市議会議員選挙の年。お祭りの時期がずれている。ゆえに、小生にとっては夏季休暇取得月間、ということにしたいところである。ただ、コロナ禍のなか、休みを取ってもどこに行くでもなく。とにかく、まだ残っている夏季休暇は取得しよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博物館浴(いわき市立美術館「リサ・ラーソン展  創作と出会いをめぐる旅」)

2020-08-28 20:30:40 | 博物館・美術館
 いわき市立美術館では、8月30日まで「リサ・ラーソン展  創作と出会いをめぐる旅」が開催されている。







 スウェーデンを代表する陶芸家リサ・ラーソンの展覧会。現在88歳、ご主人も陶芸家で、芸術一家という創造的な環境の中で、ユニークピース(一点もの作品)を制作している。

展覧会ではリサ・ラーソンの初期から近年に至る作品、北欧を代表するデザイナー スティグ・リンドベリをはじめとするリサ・ラーソンに影響を与えた作家たちの作品が展示されている。

 コロナの影響で、ソーシャルディスタンス。展示室の混雑状況を見ながらの入場である。土日には、入場が制限される時間帯もあるようだ。平日の昼(昼休みを利用して鑑賞した)であったが、混雑していた。しばし、美術館から教会を眺める。



 2月の上旬に、江戸に出奔して博物館浴をして以来の鑑賞。身近なところに美術館があるということは、素晴らしいことだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呑兵衛たちの月9 その456

2020-08-24 22:10:16 | 
 先週は人間ドック。昨年までは、病院内の一角に宿泊したのだが、コロナの影響か、今回は小名浜のビジネスホテルに宿泊である。当然、朝飯なしであるが、夕食は、初日が刺身定食、二日目が海鮮丼。呑兵衛の面々は、当然、欲しくなると思う。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、小田急線・経堂。マスク姿で登場した類氏、5回目の訪問。商店街の先にあるのは住宅街、火曜日と水曜日のみ営業しているのは「PEGO」、餡子とグラノーラ(シリアル食品)すべて自家製である。「デボソフト」420円はグラノーラの上にソフトクリームと餡子をのせた甘いもの。今回の餡子は「抹茶」、甘さは控えめらっしい。餡子は量り売りもしている。営業日以外は餡子を作っているとのこと。類氏、「ココナッツ餡」と「キウイ餡」を試食。

 暗がりになり、下北沢で22年、落ち着いた経堂に移って17年、長野出身の大将が営む「うまいもの割烹 北軽」へ。店内は土禁である。
 まずは、「サッポロラガー赤星」600円、ソーシャルディスタンスを踏まえながら、ご常連と乾杯。「お通し」500円はいつも3品。今回は、ツブガイ、しろえび、ポテサラ。メニューは、ドレッシングも含めすべて自家製とのことで、ビールに合うお勧めのアテ、大将がさっそく作り上げる。「ヤンキーフライドポテト」500円は、ポテトのベーコンに適度の塩コショウ。ジャーマンポテトのような感じである。
 お次のお酒は熊本の米焼酎「繊月」450円を水割りで。アテは「自家製 厚揚げ」500円、揚げるときの温度調整がみそ。「天使のエビ」の空き箱発券。おそらくブラックタイガーと思われるが、「天使のエビ3匹」800円をいただく。海老の頭の部分は、後々、サービスで「焼き」が出てくる。
 肝臓にやさしい一品、「シジミ醤油漬け」600円、サロマ湖のシジミを使っている。これ、作り方を知りたい。〆は、すし店で修業したこともある大将の握り、あわせるのは「真澄 純米吟醸」650円。

 暦の上では秋、ところが、ご承知の通りの猛暑。昼休みの「ミー散歩」(ブログアップしてませんが歩いてます)も、タオル一枚、搾れるほどの汗をかいてしまう。ただ、先日書きコしたように、まずは減量。これまでの昼テイクアウト、「自粛」して、「ミー散歩」の時間を、少しだけ長めにすることにする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いわき震災伝承みらい館

2020-08-19 20:19:40 | 博物館・美術館
 月曜日から人間ドック。いつものように、指摘事項は同じ。結果、まずは減量するしかないようだ。食生活、考えなければならない。

 今日は胃カメラ。鼻から胃カメラを入れるヤツなので、のどへの負担が少ない。小生、反射が敏感なので、すぐに「オェッ」となってしまう。鼻からやるときも、のど元から食道に入る直前当たりで、軽く「オェッ」となってしまう。看護師さんからは、体の力を抜いて、と言われるのだが、わかっているものの、やはり緊張して、体に力が入ってしまう。で、本日、脱力できる体制を発見。片腕を背中に回していると、意外と脱力できる。これから、これでやっていこう。

 ドック終了後、帰り道。5月にオープンした「いわき震災伝承みらい館」に行ってみることにした。



 この館が立地する平・薄磯地区は、南側にある豊間地区と合わせて、津波による被害者が市内で多かったところである。



 震災メモリアルの整備に向けては、被災した「豊間中学校校舎」を保存する、という案もあったが、地区住民の皆さんの意見を踏まえ、今の形になった。ちなみに、ここの館長は、小生の前任者。担当職員とは、昨年度まで職場を共にしていた。事務室をのぞいてみると館長が在席、挨拶をして、さっそく見学した。



 イントロの映像では、語り部さんたちの体験談を聴くことができる。そこから館内を巡る。基本は、地震、津波、原子力災害、復旧・復興の流れで、写真や映像による紹介である。現物は、豊間中学校3年の卒業式当日に津波被害にあった黒板、被災して修繕された豊間中学校のグランドピアノ。館長から、「ピアノは弾けないのか」と言われたが、「猫ふんじゃった、ならば・・・」。「みんな、そう言うんだ」。ピアノ演奏者を探しているようである。

 東日本大震災のみならず、令和元年東日本台風のように、あらゆる災害が押し寄せてきている。「他人事」ではなく「自分事」という気持ちを持っていき必要があるのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呑兵衛たちの月9 その455

2020-08-10 23:07:12 | 
 梅雨も明け、暑い日が続く。新型コロナウイルスの感染者も全国で1000人を超している状況だ。そんな中の3連休。報道によると、皆さん、近場で楽しんでいるようである。一方で、青森では、東京から帰省した人の家に、嫌がらせのメモを投げ込む、という事態が起きたそうだ。その方はPCR検査を受け、陰性を確認してやって来たとのこと。地方に行けば行くほど、人口構成比における高齢者の割合が高くなる。不安の中で生活しているのは否定できないが、このメモ、果たしていかがなものか。新宿では、「マスクをつけない自由」とやらで集会をしたグループもあるらしい。個人主義と利己主義は全く別物である。今、エゴイズムが拡散し始めているのかもしれない。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、京成線・勝田台。住宅街である。類氏はマスクをして、さっそく、まち歩き。住宅街の中の一軒家、「TOONBO CAFE」は姉妹で営むお店。平屋建ての住宅を改装した、紅茶とスィーツが売りのお店である。ちなみに、妹はパティシエとのこと。最初に「オレンジロール」650円がテーブルへ。オレンジの皮を摺り下ろして生地に練りこんである。紅茶は姉のおすすめ「ティンブラ クオリティシーズン デスフォード茶園(スリランカ)」600円、オレンジロールに合う紅茶である。

 まだまだ明るい中、類氏はお店を発見すると、おもむろにマスクを取り外し、年季が入った建物は、東京の下町酒場を彷彿とさせる。「角一」はもつやきのお店。ただお品書きを見ると、千葉だけあって海の幸も揃っている。
 テーブルに座ると、まずは「お通し」100円が出される。今日はマカロニサラダ。そして、「ホッピー」420円をいただく。「焼き」が売りのお店、出来上がるまでは、定番の「煮込み」390円。いわゆる、「下町3点セット(ホッピー、煮込み、焼き)」が堪能できるお店ということだ。焼きの単価は1本150円、1種類当たり2本からであるが、お初のお客には、お任せ3本セットがあるとのことで、類氏は、それをいただくことにする。「レバー」はニンニクダレで、みずみずしい味。「シロ」もニンニクダレ、ジューシー。「カシラ」は塩、旨味と甘みがある。
 ここで、海の幸をいただく。「イワシなめろう」390円、本来であれば、醤油でいただくところであるが、ここで千葉方式。酢でいただく。類氏も初めての試みである。これに合うお酒は「剣菱」400円、そして「獺祭 純米大吟醸45」600円。〆には「つけめん」580円、つけダレは煮込みを使っている。

 昨年までは、仕事柄、夏のイベントに参加していた。ある意味、季節を感じるとることができた。今年はコロナの影響で夏祭りはすべて中止。物足りなさもさることながら、地域のコミュニティが崩れていかないよう、気持ちを持たなければならない。そして、今週末はお盆。墓参して、祖父母に挨拶をして来よう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする