おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その465

2020-10-26 22:44:54 | 
 金曜日、平中央公園で開催された「秋の喰酒祭」、若い連中に誘われて行ってきた。当日は、あいにくの雨。公園の芝生の上での催しで、靴には泥がびっしり。ただ、天気のわりに、賑わいは感じた。小生、もっぱら日本酒をいただいたが、どれくらい呑んだかは不明。ただ、記憶はしっかりしているので、程よい酒呑み出会ったことは間違いない。この手の催し、イベント疲れにならない程度に開催してくれるとありがたい。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、小田急線・代々木八幡。番組ではお初の場所である。
 商店街を歩いていると、文房具とコーヒーの看板。18年前に開いた「深町遠藤文房具」、3年半前に店主の弟が店の半分を改装してコーヒーショップを開店させた。ちなみに、入り口は一緒である。「深町」は、もともとこの通り、深町商店街と言っていたことが由来とのこと。早速コーヒーをいただく。「マンデリン」450円、程よい酸味。このお店では、生豆から自家焙煎を行っている。焙煎のにおいに誘われてお店に来る面々もいるのでは。

 黄昏時、駅から歩いて5分、「縁家 とりつぎ」へ。15歳で料理の道に入り、京料理で20年以上修業した大将が営む。まずは、「生ビール(中)」600円でご常連と乾杯。「お通し」400円は、ハマグリの酒蒸し。このスープが何とも言えない。お勧めはホワイトボード。類氏が懐かしむ高知の地酒「酔鯨 純米吟醸」850円、アテはお勧めの「ふろふき大根」700円、お店の冬の定番である。京料理を修業したからか、目でも楽しむことができる大根である。続くアテ、「刺身3種盛り」1,000円、酔鯨で流し込む。大将が「馬刺し 3種盛り」1,800円をお勧め。「水神 純米大辛口」650円がお相手だ。馬刺しは、「タテガミ」、バラ肉の「フタエゴ」、そして「赤身」。企業秘密の自家製合わせ醤油でいただく。更なる日本酒「出雲月山 特別純米酒」850円、ここに、大将お勧め「お肉屋さんのコロッケ」550円、お持ち帰りと思しき、ヒョウギに包んで出される。
 ところで、お店の名前「とりつぎ」、類氏は鶏料理をイメージしたようであるが、実は、大将の苗字であった。

 今週で10月は終了。軽装ディも終わり、首が苦しくなる季節がやってくる。頸椎椎間板ヘルニア、体幹運動をしていたら、一時、しびれはなくなったが、ここ数日、痛みが出てきている。ヘルニアによるものか、それとも、単なる筋肉痛か。とりあえず、湿布を張っておく。
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会津若松で「ミー散歩」

2020-10-25 15:17:23 | 散策
 福島県立博物館を後にし、修学旅行の小学生を見習って? 七日町方面まで歩いてみることにした。「寫楽」で有名な酒蔵を左手に見て、右手には、スマートシティのオフィス棟・交流棟「スマートシティAiCT」。例の施設は、ここにあった。まだ、人気を感じなかったので、スルーしてしまった。さらに北上すると、街中に石垣。


 
 甲賀町口門跡、国指定の史跡である。ここを境に、武家エリアと町人エリアに分かれていた。



 途中、泉町・酒縁てるの大将から聞いておいた酒屋・植木屋に立ち寄り、泉川を購入。神明通り方面を目指した。神明通りから少し入ったところに、あるのは「興徳寺」、地図情報では、蒲生氏郷記念公園にもなっている。ここは、会津の開祖、蒲生氏郷の墓所があるところである。











 ここは、十数年前、会津の師を訪問した時に、最初に案内された場所。改めて訪れてみた。その時よりも、案内板は充実したような気がする。







 参拝も忘れずに行った。

 それから七日町へ。ここでは、酒蔵2軒





 電車の時間も無くなってきたので、ざっくりと観て、駅方面へと向かった。
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博物館浴(福島県立博物館「発掘された日本列島 新発見考古速報2020」)

2020-10-22 21:02:12 | 博物館・美術館
 福島県立博物館では、11月15日まで、「発掘された日本列島 新発見考古速報2020」が開催されている。







 例年、小生はこのシリーズ、江戸東京博物館で鑑賞している。今年は、コロナ禍につき、江戸への出奔は控えていた。すると、県博でも開催するとのこと。行かねばならず。
 磐越東西線で会津若松まで、駅前から市内循環バス「あかべえ」に乗車、最初は数人であったが、途中、観光地を巡るうちに満車状態。「密」である。Go Toの利用者や修学旅行と思しき面々だ。そんな中、小生は「鶴ヶ城三の丸口」で下車。早速、入館した。

 新発見考古速報は7つの遺跡。縄文から近世にわたる約200点の展示である。



 「縄文人のアクセサリー」では、ブツはなかったが、大畑貝塚のものが紹介されていた。





 県博では「地域展 ふくしま古墳発掘フロンティア」というコーナー。そういえば、江戸博にも、東京のコーナーがあった。博物館ごとに地域性を出しているようだ。



「はじめに」のボード、、3月まで席を同じくした同僚の名前が掲載されていた。



 いわき市内の遺跡も紹介されている。



 東北最大級の前方後円墳ではないか、といわれる「塚前古墳」





 国の重要文化財「天冠埴輪」が発見された「神谷作101号墳」





 いわき市に数か所ある装飾古墳の一つ「餓鬼堂横穴」









 非常に見ごたえがあった。

 会津若松でのもう一つの目的は、酒蔵。散策しながら歴史を堪能し、七日町方面へと歩いた。
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呑兵衛たちの月9 その464

2020-10-19 22:11:40 | 
 土曜日、久しぶりに蕎麦打ちをした。夏場にやろうと思ったのだが、暑さ厳しく、その気になかなかならなかった。天気もいい具合になってきた。新そば粉を入手した、という知らせもあり、仲間内と日程調整、すぐに決まった。そば粉500gにつなぎ125g、「二八」である。久しぶりにそば粉に触れ、感触を思い出しながら、水回し。この塩梅が難しい。これが終わると、練り、へそ出し、丸出し、のし、たたみ、切り、と続く。水加減、若干少なかったので、茹でるときに切れてしまうのではないかと心配したが、大丈夫であった。反省事項といえば、蕎麦打ちが終わった後の酒宴、少し呑みすぎた。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、西武池袋線・石神井公園。マスクで登場した類氏、2年前に訪れたことがあるそうだ。再開発が進む北口、南口は道が狭い商店街、人間味を感じる。その一角で、「地元練馬のブルーベリーで作った発泡酒」の看板。伊勢屋鈴木商店は、角打ちができる酒屋である。まずは、ブルーベリー。「ネリマーレン ブルーベリーブロイ」700円、香りがよくさわやかな味。店内には、練馬の無農薬野菜や全国の無添加食材が並ぶ。その中から、「なら漬」650円をいただく。奥を覗くと、高知の酒「司牡丹」ポスター。「ハナトコイシテ」920円は、日本植物学の父・牧野富太郎を記念して、ゆかりの司牡丹酒造が醸し出した酒である。ここでの角打ち、なかなか楽しそうである。

 暗がりになり、「スナック とき」、看板には「自家製ピザパイお土産承ります」。創業から51年、もともとはスナックであったが、店内に入ると居酒屋仕様。ご常連で賑わっている。まずは、ご常連が呑んでいる「三宝寺割り」400円、焼酎を抹茶と煎茶で割ったもの。メニューは、日替わりはホワイトボードに、定番は短冊が壁に張り付いている。ご常連がうまそうに刺身を食している。「刺身二点盛(タコ、マグロ)」1,500円、仕入れは創業以来同じところ、とてもうまい刺身とのこと。次のお酒は「ハイボール」500円、大根おろしと小麦粉を混ぜて揚げた「おろし天」600円は、もちもち感があり、とてもヘルシー。
 先代は、米軍のコックをしており、店ではグラタンやピザを提供していた。ここでは、グラタンのホワイトソースは粉から作る。材料は、小麦粉、牛乳、バターの代わりにサラダオイル。女将から、焼く前のグラタンを味見するよう勧められる類氏、醤油をかけていただく。「グラタン」800円は大盛、器からはみ出している。酒は「I.W.ハーパー」500円をロックで。ピザはテイクアウトもできる。「ピザパイ」900円は、このお店の代名詞でもある。ハーパーで半分流し込み、半分はお持ち帰り。

 福島県立博物館では、企画展「発掘された日本列島」が開催されている。このシリーズ、小生、いつもは江戸東京博物館で観ていたが、コロナ禍の昨今、今年は見送っていた。そんな中、県博でも開かれるとのことで、行ってみることにした。磐越東線と磐越西線で。その時に、酒縁てるの大将お勧めの酒屋「植木屋」に寄ってみようと考えている。日本酒の新たな発見があるかもしれない。
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博物館浴(いわき市立美術館「メスキータ展」)

2020-10-14 21:54:53 | 博物館・美術館
 いわき市立美術館では、10月25日まで「メスキータ展」が開催されている。



 サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ(1868-1944)は、19世紀末から20世紀前半にかけて、オランダで活躍した画家、版画家、デザイナー。明暗のコントラストとシャープな線が特徴的な木版画をはじめ多様な技法による版画を制作したほか、シュルレアリスムに通じる自由な発想に満ちたドローイングや、デザインの仕事も手がけた。ユダヤ人の家系に生まれたメスキータは、1944年に家族とともにナチスに逮捕され、ほどなくアウシュヴィッツ強制収容所で亡くなる。






 遠近画などを使った「だまし絵」で有名なエッシャーは、メスキータの教え子。メスキータがナチスに連行された後も、作品を救い出した。今回の展覧会では、最後のコーナーにエッシャーの作品が展示されている。

 メスキータの魅力は、鋭い切れ味の線描。白と黒のコントラストが何とも言えない。展示構成は次の通り。









 メスキータの作品は、写真撮影OK。ただし、エッシャーの作品は不可。

 実は、昨年の夏、東京ステーションギャラリーでメスキータ展が開催され、観に行きたかったのだが、残念ながら目的を達せず。ただ、上野の森美術館で開催されたエッシャー展は観ることができた。

 終期までまだ時間がある。もう一度行ってみたい。

 今年度に入り、コロナ禍により、3月下旬から江戸に出奔していない。博物館・美術館も休館状態だった。再開されると、時間制の入館。チケットもネット購入が基本となっている。そして、東京の陽性者数もかなりの数になっている。もう少し落ち着きを見せたら、江戸の博物館浴、再開しよう。
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