先週、福島から叔母と従弟がやってきた。おそらく、年末ジャンボ宝くじを買いながら、いわきの名産を買って帰る、という行動パターン。従弟は、いつも旨き日本酒を買って来てくれる。今回は「王録」、要冷蔵につき、物置に入れておくことにした。今度は、いわきの地酒をプレゼントすると、約束した。
ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。
類氏が下車したのは、西武新宿線・狭山市駅。狭山といえば、日本三大茶所。そういえば、思い出した。「東村山 庭さきゃ 多摩湖 狭山茶どころ 情けが厚い 東村山四丁目」、これだ。お茶畑では、お茶の花を観ることができる。創業明治2年の「宮野園」、茶匠の宮野さんの話によると、お茶はツバキ科なので、椿に似ているそうだ。狭山は冷涼な地、茶葉は厚く、甘く濃厚でコクがある。早速、お茶を入れていただく。「150周年記念狭山茶100g」1,080円は甘みと苦みがコラボしている。お茶を使ったスィーツも扱っている。宮野園オリジナルの「狭山茶ロールケーキ400g」1,620円、煎茶のパウダーを使っているので濃い味を楽しめる。何やら酒のボトルのようなもの、「プレミアムボトリングティー狭山本玉露375ml」は、なんと16,200円、ギューッと濃縮してあるのだろうか。特別にこれをいただく。ワイングラスに入れられたティー、ブランディーのように手で温めていただく。
暗がりになり、駅の東口にある呑み屋街、この界隈の最古参、創業して40年の「やきとり天国 狭山1号店」へ。大将と女将、夫婦で営む。大将は築地で和食を修行。忙しい時には二十歳の孫娘が手伝いに来る。
まずは、「瓶ビール(大)」650円でご常連と乾杯。「お通し」300円はボラの白子煮。やきとり屋といえばもつ煮。40年愛された「もつ煮」550円をいただく。看板はやきとり。「タン」150円、「かしら」150円、「レバー」130円、「若どり」150円は、見る限り塩仕立て。ここから日本酒に。「麒麟山」800円、ご常連は、刺身を食している。目移りした類氏は、「刺身盛り合わせ」1,000円を注文。マコカレイ、真ダコ、まぐろの3点盛。次の日本酒は、「銀住吉+5」750円、これに合わせるアテは、「珍味いか丸干」500円、レモンを絞っていただく。このアテ、大将がお客に酒を進めるために(呑ませるため)に出しているそうだ。見るからに、酒が進みそうである。
今週は、日本列島、寒気団がやってくる。いわきの最低気温も、氷点下になる予報。通勤がマイチャリゆえに、手足の指先が痛くなる。寒さ対策、本格的にしなければならない。