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博物館浴(江戸東京博物館 「戦国!井伊直虎から直政へ」)

2017-07-09 21:15:08 | パフォーマンス
 江戸東京博物館の特別展「戦国!井伊直虎から直政へ」は、8月6日まで開催されている。
 

 
 今年のNHK大河ドラマは「おんな城主 直虎」、これに関わる今川、武田、小田などに囲まれた井伊氏が生き延びてきたかを知ることができる。また、徳川四天王と称された「井伊直政」の武功や徳川との関わりを古文書などから知ることとなる。

 展示は4部構成となっている。

 「1章 動乱を超えて ~東海の戦国大名と井伊氏~」
 遠江国井伊谷の領主であった井伊氏は、生き残りを賭けて、今川や武田など周辺の戦国大名と対峙した。永禄3 年(1560)に、井伊氏存亡危機のきっかけとなった桶狭間の戦いが起こり、この章では、桶狭間の戦いまでに至る、周辺の戦国大名の動向などを、武具や古文書などを通して知ることができる。

 「2章 遠江の雄 ~井伊谷の領主として~」
 「井伊氏」のルーツと、戦国時代に井伊谷を本拠とする井伊氏が今川家の家臣となる過程を、直虎の曾祖父・直平、祖父・直宗、父・直盛やその周辺人物ゆかりの工芸や古文書などを通して知ることができる。この章では、井伊直虎の花押が入った唯一の古文書も紹介されている。
 この章では、写真撮影OKエリアもある。直虎の父「井伊直盛像」
 

 



 「3章 徳川家康と四天王」
 井伊直政の主君となる徳川家康は、桶狭間の戦いで今川家から独立を果たすと、織田信長と同盟を結び、今川家や武田家など周辺の戦国大名との戦いを経て、三河など五カ国を領する一大勢力となった。家康が飛躍した背景には、徳川四天王と称された酒井忠次・本多忠勝・榊原康政・井伊直政をはじめとする有能な家臣の存在が大きく影響した。
 この章では、直政が仕えた家康や同僚であった徳川四天王など家臣のゆかりの品々を紹介されている。

 「4章 遠江から近江へ ~直政、彦根藩創設への道程〜」
 徳川家康に仕官した井伊直政は、家康の命により、旧武田家の家臣を付属され、朱色の装備で統一された赤備え部隊を率いた。赤備えを率いた直政は、小牧・長久手の戦いや関ヶ原の戦いなどで武功をあげ、のちに「開国の元勲」と称されるほど、家康の天下統一事業に重要な役割を果たした。
 この章では、直政が彦根藩井伊家創設に到る道程を、井伊家伝来の武具・古文書などから知ることができる。

 
 現在放映されている大河ドラマ、今回の特別展を頭の片隅に置きながら観るのも、良いかもしれない。
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演劇集団風煉ダンス「まつろわぬ民」inアリオス

2017-06-11 19:51:54 | パフォーマンス
 今日は、午後から、いわき芸術文化創造館アリオス小劇場での公演、演劇集団風煉ダンス「まつろわぬ民」を鑑賞に。
 

 


 舞台は、とあるゴミ屋敷。行政代執行でゴミを片付けようとする山田町役場の職員と代執行業者、そこに、地元選出の国会議員(女性)も登場。ゴミ屋敷を撤去して、そこにショッピングセンターをつくろうとしている。この屋敷に「住む」ゴミは、1000年前に滅ぼされた鬼たち。家電に「憑依」したようだ。業者などが「ゴレンジャー」になって「ゴミ」を処理しようとすると、この屋敷の主は「ゴミじゃねぇー」。

 あとは、著作権の関係もあり、劇場でお楽しみいただきたい。


 今回の番組は、アリオス小劇場。客席はほぼ満席状態。生演奏で行われた。ミュージカル的要素、コミカル的要素、アングラ的要素、実に面白い。また、小劇場という空間が、舞台と客席の一体感を生む。観客のノリも良い。小生、小劇場のアングラ系、好きである。
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