東京都現代美術館では、本日(11月10日)まで、「日本現代美術私感 ひとりの精神科医が集めた日本の戦後 高橋龍太郎コレクション」が開催されていた。
1946年に生まれた高橋龍太郎は、慶応大学医学部に在籍するも全共闘運動に参加し同大学を退学。草間彌生の前衛的なパフォーマンスビデオに衝撃を受け、再び医学の道に戻り精神科医となった。自分のクリニックに展示用として草間彌生の作品を購入し、その後、「若いアーテイストたちの叫び、生きた証明を、未来の世代に届けたい」という理念のもと、コレクターという役割で約3,500点の作品を集めた。
展示構成
1 胎内記憶
2 戦後の終わりとはじまり
3 新しい人類たち
4 崩壊と再生
5 「私」の定義
6 路上に還る
草間彌生、村上隆、奈良美智など、現代美術を先導する作品、廃材を使い何かを問いかける作品などが展示されていた。作者が投げかけている問いを理解するにはまだまだ十分な鑑賞力が備わっていない。もしかすると、小生が作品に問いかけなければならないかもしれない。
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