金曜日、久しぶりに泉町の「酒縁てる」で酒宴をした。東京から友来訪。彼が鉄道好きであることは知っていたが、吹奏楽部に在籍していたこともあり、クラシック音楽を愛している。いわきに来るまで、車内で「マーラー交響曲1番」、お気に入りの指揮者の演奏で聴いてきたとのこと。鉄道とクラシック音楽で話が弾んだ。東京も、今日から時短が撤廃されるそうだ。次回は、江戸にて一杯、としたいところだ。
ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。
今日は、京浜急行・雑色。町工場が集積している町。アーケードには昼間から赤ちょうちんが誘っている。さらに商店街を進むと、「おでん」の看板。目黒食品は、屋台から始めた50年以上愛されているお店。おでんの種は1ケ40円から。この値段であれば、子供がおやつ感覚で買い求めることができる。そういえば、以前、静岡の掛川に行ったとき、駄菓子屋で静岡おでんが売られていた。これもまた安い。鍋を持ってくれば、テイクアウト。確か、小生たちは、冷蔵庫の缶ビールも買い求めたが。類氏がいただいたのは、「糸コン」160円、「じゃがいも」70円、「はんぺん」50円、そしてトレー大10円の計290円。これで、ワンカップ一つ、いただける。
本日も、明るい中から貸し切りでのお店紹介。14:00開店、夕方にはネタ切れになるときもあるそうだ。それだけ新鮮なネタを仕入れている。
都内もつ焼きの西の雄とも呼ばれていた雑色の三平。その三平の焼き台を唯一任せられていたのが、「もつやき たろう」の大将。類氏も2006年、三平を取材していた。その時の味を思い出すことになる。
まずは、「生ビール(大)」1,040円、1リットルのジョッキである。焼き、早速お任せで注文。最初に出てきたのは「レバー」各110円、これを塩とタレで味比べ。そして、三平時代と変わったのはメニュー。「本日の小鉢」というのが出てきたらしい。「ポテサラ いぶりガッコ入り」270円、これ、小生もどこかで食したことがある。いぶりガッコの食感と風味が何とも言えなかった記憶がある。
ここで、お酒は「赤霧島」550円。焼きは「カシラ」各110円、これも塩とタレ。そして、三平時代からのメニュー「たろう割り」490円、三平時代はこの名前ではなかったそうだが、ウイスキーのウーロン茶割りとのこと。「あわぴー」各100円も塩とタレ。これは希少部位で、豚の子宮。アワビに食感が似ていることからこの名がついたそうだ。〆に「ガツ生」300円。茹でたガツに酢や練り辛子をまぶしていただく。類氏はお約束の辛子入れすぎである。
満足してお店を出ると、もう黄昏時。楽しいひと時を過ごしたのではないかと推察する。
東京では、コロナ感染者が激減。これならば、と思うのはまだ尚早。今週末には、ハロウィン。例のごとく、渋谷のスクランブル交差点では、仮想民族が舞い踊るかもしれない。これがきっかけで・・・、とは思いたくないが、ソーシャルディスタンス、当分続けた方がいいと思われる。