おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

博物館浴(上野の森美術館「蜷川実花展 -虚構と現実の間に-」)

2021-10-31 19:30:23 | 博物館・美術館
 上野の森美術館では、11月14日(日)まで、「蜷川実花展 -虚構と現実の間に-」が開催されている。





 2018年から全国10会場を巡回した展覧会の集大成、いわき市立美術館でも開催された。いわき市立美術館でのオープニングの日、蜷川実花トークショーも開催された。その時の言葉がまだ頭に残っている。「桜の花、あと何年観ることができるだろうか」

 当然、いわき市立美術館で観た作品もあったが、ポラロイド写真、女性やパラスポーツ選手のポートレートなど、新たな写真も追加展示されている。

 館内の写真撮影はOK。やはり、女性の鑑賞者が多かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復活!! バスの時間まで一杯 すし屋の山崎にて(「自然郷」「会津娘」)

2021-10-27 21:03:11 | 
 まん延防止等重点措置が解除され、酒宴ができるようになった。とはいえ、人数の制限、黙食など、感染防止対策を十分施したうえでのことである。

 というわけで、バスの時間までのひと時、すし屋の山崎で盃をあおること、復活。

 最初の一杯は、矢吹町・大木代吉本店の「特別純米 自然郷 BIO」






 2杯目は、会津若松市・高橋庄作所蔵店「会津娘 芳醇純米酒 一火」、アルコール度数は17度、一口含むとマスカット。





 座席には、国のステッカーで注意喚起。福島県の「ふくしま感染防止対策認定店」にも登録されているので、感染対策はしっかりとやっている。



 次回は、バスの時間は関係なしに、じっくりといきたい。ちなみに、恒例の年末酒宴、予約しておいた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呑兵衛たちの月9 その493

2021-10-25 22:48:22 | 
 金曜日、久しぶりに泉町の「酒縁てる」で酒宴をした。東京から友来訪。彼が鉄道好きであることは知っていたが、吹奏楽部に在籍していたこともあり、クラシック音楽を愛している。いわきに来るまで、車内で「マーラー交響曲1番」、お気に入りの指揮者の演奏で聴いてきたとのこと。鉄道とクラシック音楽で話が弾んだ。東京も、今日から時短が撤廃されるそうだ。次回は、江戸にて一杯、としたいところだ。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、京浜急行・雑色。町工場が集積している町。アーケードには昼間から赤ちょうちんが誘っている。さらに商店街を進むと、「おでん」の看板。目黒食品は、屋台から始めた50年以上愛されているお店。おでんの種は1ケ40円から。この値段であれば、子供がおやつ感覚で買い求めることができる。そういえば、以前、静岡の掛川に行ったとき、駄菓子屋で静岡おでんが売られていた。これもまた安い。鍋を持ってくれば、テイクアウト。確か、小生たちは、冷蔵庫の缶ビールも買い求めたが。類氏がいただいたのは、「糸コン」160円、「じゃがいも」70円、「はんぺん」50円、そしてトレー大10円の計290円。これで、ワンカップ一つ、いただける。

 本日も、明るい中から貸し切りでのお店紹介。14:00開店、夕方にはネタ切れになるときもあるそうだ。それだけ新鮮なネタを仕入れている。

 都内もつ焼きの西の雄とも呼ばれていた雑色の三平。その三平の焼き台を唯一任せられていたのが、「もつやき たろう」の大将。類氏も2006年、三平を取材していた。その時の味を思い出すことになる。
 まずは、「生ビール(大)」1,040円、1リットルのジョッキである。焼き、早速お任せで注文。最初に出てきたのは「レバー」各110円、これを塩とタレで味比べ。そして、三平時代と変わったのはメニュー。「本日の小鉢」というのが出てきたらしい。「ポテサラ いぶりガッコ入り」270円、これ、小生もどこかで食したことがある。いぶりガッコの食感と風味が何とも言えなかった記憶がある。
 ここで、お酒は「赤霧島」550円。焼きは「カシラ」各110円、これも塩とタレ。そして、三平時代からのメニュー「たろう割り」490円、三平時代はこの名前ではなかったそうだが、ウイスキーのウーロン茶割りとのこと。「あわぴー」各100円も塩とタレ。これは希少部位で、豚の子宮。アワビに食感が似ていることからこの名がついたそうだ。〆に「ガツ生」300円。茹でたガツに酢や練り辛子をまぶしていただく。類氏はお約束の辛子入れすぎである。
 満足してお店を出ると、もう黄昏時。楽しいひと時を過ごしたのではないかと推察する。

 東京では、コロナ感染者が激減。これならば、と思うのはまだ尚早。今週末には、ハロウィン。例のごとく、渋谷のスクランブル交差点では、仮想民族が舞い踊るかもしれない。これがきっかけで・・・、とは思いたくないが、ソーシャルディスタンス、当分続けた方がいいと思われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博物館浴(東京国立博物館「最澄と天台宗のすべて」)

2021-10-24 10:05:34 | 博物館・美術館
 東京国立博物館では、11月21日(日)まで、「伝教大師1200年大遠忌記念 最澄と天台宗のすべて」が開催されている。





 コロナ禍により、江戸に出奔しての博物館浴、昨年の2月以来である。その間、諸々状況も変わってきたようだ。観覧券の発売、日時指定券で対応する館も増えてきている。小生も、早速アプリをインストール、時間を指定して購入した。そして、観覧料、全体的にアップしているようだ。これも、密を発生させないための方策なのかもしれない。

 久しぶりの上野の杜、国立西洋美術館は改修中で柵で覆われていた。遠目に動物園を眺めると、入場待ちの行列ができていた。ただ、全体として、コロナ禍前の人出は感じられなかった。そうそう、上野駅の公園口も新しくなっていた。

 「最澄と天台宗のすべて」、2021年は、天台宗の開祖・最澄の1200年の大遠忌。比叡山延暦寺から上野の東叡山寛永寺(江戸時代)までの歴史が紹介されている。



 延暦寺といえば、浅井・朝倉に組したことから織田信長による焼き討ちで一山焼かれ、僧侶や僧兵が殺された。その後、秀吉や家康の保護を受け、また、天海上人の働きもあり再興。天海上人は、江戸城の鬼門封じを目的に、上野に寛永寺を建立。

 延暦寺では、親鸞、法然、栄西、道元、日蓮など多くの名僧を輩出している。また、開山以来、燈されている「不滅の法灯」、「油」を絶やさない「断」をしない修行僧の姿勢が「油断」の語源と言われている。

 今回は、国宝、重要文化財の秘仏や曼荼羅図、最澄直筆の手紙などが展示されている。時間指定ということもあり、人込みもなく、じっくりと鑑賞することができた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博物館浴 いわき市立美術館「REVISIT(リビジット) ―コレクション+アーカイブに見る美術館のキセキ」

2021-10-20 20:21:58 | 博物館・美術館
 いわき市立美術館では、今月24日(日)まで、「REVISIT(リビジット)―コレクション+アーカイブに見る美術館のキセキ」が開催されている。




 1984年に開館した「いわき市立美術館」、現代美術、とりわけ戦後美術のコレクションは、おそらく世界に誇れるものである。今回の展覧会における作品展示では、2,000点を超えるコレクションから90点余りを選び、「写真、記録、記憶」「絵画、あそび、日常」「もの、時間、自然」「美術館を抜け出して」といった章立てで鑑賞するものだ。今回は、エントランスに横たわる「ヘンリー・ムーア」も展示作品の一つとなっている。脇にある台座
でヘンリー・ムーアを体験してみようというユニークな試みだ。

 今回の企画展では、いわき市立美術館の成り立ちも紹介されている。この館は、ある意味、市民運動から建設されたといっても過言ではない。「磐城市民ギャラリー」という団体が、美術館建設運動を進め、自ら(確か「ロダン展」だったと思うが)展覧会を開催して機運を盛り上げた。残念ながら、美術館開館後、数年で解散してしまった。「もしかして」という言葉は適当ではないが、もしかして市民ギャラリーが継続していたなら、いわき市の美術界は・・・、という思いもある。そして、開館から開催された企画展のポスターも展示されている。懐かしさの中、眺めた。

 前回の企画展を鑑賞しに行ったとき、今回の企画展を担当した学芸員と話をした。現代美術は、作品を通した作者と鑑賞者の問答を楽しむことができる。「REVISIT」改めていわき市立美術館を見つめなおし、小生も問答を楽しみたい。

 美術館の階段、ところどころに可憐な草花が顔をのぞかせている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする