前回(→こちら)の続き。
この正月は、『球辞苑 ~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~』を楽しんだ。
こういう番組を見せられると、やはりテニスファンとしては、ぜひとも『テニス球辞苑』を作ってもらいたいという気になる。
どの局でだれが出てなどもさることながら、毎回のテーマを妄想するのが、とにかく楽しい。
夜、ひとりであれこれ考えていたら、どんどんテンションが上がってきて、ついテニスファンの友人たちに連絡してしまった。
そしたら、むこうも「あー、それおもしろそう」となって、つい皆で朝まで「あれやってほしいな」「いや、こっちの方が」と、盛り上がってしまったのだ。
どいつもこいつも、ヒマ……もとい、テニス好きだなあ。
侃々諤々の末出てきたテーマというのが、まず第1シーズンでは比較的とっつきやすいものがよかろうと(当然、長寿番組にする予定である)、ふつうのテニス中継でもおなじみのワードから。
たとえば、
「5セットマッチ」
「片手打ちバックハンド」
「セカンドサービス」
「サウスポー」
「バックハンドのスライス」
「サーブ&ボレー」
「ダブルス」
「アプローチ・ショット」
「クレーコートのスペシャリスト」
「ダウン・ザ・ライン」
などなど。
ゲストはだれがいいかな。「スライス」は鈴木貴男選手、「サウスポー」なら岩渕聡さん、「ダブルス」は青山修子選手で、「ダウン・ザ・ライン」の回では錦織選手が出てくれるといいなあ。
これが好評で第2シーズンがはじまると、ここからグンとマニアックになる。
当然、われわれのバカ話もこっちが激論になり、出てきたものといえば、
「フォア、バックともに両手打ち」
「ハーフボレー」
「チャレンジャーやフューチャーズの運営」
「ガット」
「全日本選手権」
「スプリット・ステップ」
「団体戦」
「両手打ちバックボレー」
「ノーアドバンテージ方式」
「グランドスラムの予選」
「ミックスダブルス」
「ドリンクと補給食」
「大学テニス」
などなど、視聴率とかニーズなどふっ飛ばして、「それ、おまえが聞きたいだけや!」なテーマが目白押し。
でも拾っていけば、「試合中、選手が飲んでいるもの」はたしかに気になるし、「両手打ちボレー」は男子プロの試合でまず見ないけど、日本の女性プレーヤーはプロアマ問わず、ほとんどがこれで打っている。
こういったあたりは、意外と掘ってみる甲斐があるかもしれない。
司会はフローラン・ダバディさんかな。
ただ問題なのは、それ以外の出演者が思いつかない。
この番組は単なるテニス好きじゃなくて、
「テニスという競技をロジカルな視点で語っても、話にのってこれる」
というスタンスでないとダメだから、「高校時代テニス部でした」みたいなアイドルとか、体育会系的ノリを押すタレントさんも、ちょっと合わない。
となると、ただでさえ「テニス好き」な芸能人といってもパッと浮かんでこないのに、そこにさらに「理屈好き」がのっかるとなると、これは相当にチョイスがむずかしい。
錦織圭選手が活躍しても、アメトークで「テニス芸人」がないのは、やはり人材不足が原因なのだろうか。
もし似たような番組がWOWOWあたりで実現するなら、『スマッシュ』誌でダバディさんが「この打ち方から抜け出せない」とボヤいていた
「90年代的オープンスタンスからのトップスピン」
の回には、ぜひゲスト出演したいものだ。
この正月は、『球辞苑 ~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~』を楽しんだ。
こういう番組を見せられると、やはりテニスファンとしては、ぜひとも『テニス球辞苑』を作ってもらいたいという気になる。
どの局でだれが出てなどもさることながら、毎回のテーマを妄想するのが、とにかく楽しい。
夜、ひとりであれこれ考えていたら、どんどんテンションが上がってきて、ついテニスファンの友人たちに連絡してしまった。
そしたら、むこうも「あー、それおもしろそう」となって、つい皆で朝まで「あれやってほしいな」「いや、こっちの方が」と、盛り上がってしまったのだ。
どいつもこいつも、ヒマ……もとい、テニス好きだなあ。
侃々諤々の末出てきたテーマというのが、まず第1シーズンでは比較的とっつきやすいものがよかろうと(当然、長寿番組にする予定である)、ふつうのテニス中継でもおなじみのワードから。
たとえば、
「5セットマッチ」
「片手打ちバックハンド」
「セカンドサービス」
「サウスポー」
「バックハンドのスライス」
「サーブ&ボレー」
「ダブルス」
「アプローチ・ショット」
「クレーコートのスペシャリスト」
「ダウン・ザ・ライン」
などなど。
ゲストはだれがいいかな。「スライス」は鈴木貴男選手、「サウスポー」なら岩渕聡さん、「ダブルス」は青山修子選手で、「ダウン・ザ・ライン」の回では錦織選手が出てくれるといいなあ。
これが好評で第2シーズンがはじまると、ここからグンとマニアックになる。
当然、われわれのバカ話もこっちが激論になり、出てきたものといえば、
「フォア、バックともに両手打ち」
「ハーフボレー」
「チャレンジャーやフューチャーズの運営」
「ガット」
「全日本選手権」
「スプリット・ステップ」
「団体戦」
「両手打ちバックボレー」
「ノーアドバンテージ方式」
「グランドスラムの予選」
「ミックスダブルス」
「ドリンクと補給食」
「大学テニス」
などなど、視聴率とかニーズなどふっ飛ばして、「それ、おまえが聞きたいだけや!」なテーマが目白押し。
でも拾っていけば、「試合中、選手が飲んでいるもの」はたしかに気になるし、「両手打ちボレー」は男子プロの試合でまず見ないけど、日本の女性プレーヤーはプロアマ問わず、ほとんどがこれで打っている。
こういったあたりは、意外と掘ってみる甲斐があるかもしれない。
司会はフローラン・ダバディさんかな。
ただ問題なのは、それ以外の出演者が思いつかない。
この番組は単なるテニス好きじゃなくて、
「テニスという競技をロジカルな視点で語っても、話にのってこれる」
というスタンスでないとダメだから、「高校時代テニス部でした」みたいなアイドルとか、体育会系的ノリを押すタレントさんも、ちょっと合わない。
となると、ただでさえ「テニス好き」な芸能人といってもパッと浮かんでこないのに、そこにさらに「理屈好き」がのっかるとなると、これは相当にチョイスがむずかしい。
錦織圭選手が活躍しても、アメトークで「テニス芸人」がないのは、やはり人材不足が原因なのだろうか。
もし似たような番組がWOWOWあたりで実現するなら、『スマッシュ』誌でダバディさんが「この打ち方から抜け出せない」とボヤいていた
「90年代的オープンスタンスからのトップスピン」
の回には、ぜひゲスト出演したいものだ。